現在絶好調のベナユンのコメントです。
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●ベナユン
(Liverpool Daily Post)「あのゴールは嬉しいけど、一番重要なのはポイントだ。ミドルズブラ戦の敗北の後で、勝利の道に立ち返ることが重要だった。今は僕たちはレアル・マドリー戦のことを考える時間がある。
僕たちは本当に落胆したよ。ミドルズブラを破ることを期待していたからね・・・でも今夜はしっかりと仕事をやった。サポーターにそれを見せることが全員にとって重要なんだ・・・たとえリーグ優勝が出来なくても、2位でフィニッシュするために全力を尽くす。
(テレグラフ氏より、マドリー戦後について)僕たちのドレッシングルームは熱狂していて、家族に電話するのに僕はトイレに携帯を持っていかなくてはならなかったよ。それじゃないと僕の声を聞かせられなかったんだ。全員が叫んでわめいていたよ、もちろん監督以外がね。彼はいつもどおり静かだった。
彼はセレブレーションも、握手さえしなかった。皆がハグしたり背中をたたき合ったりしているのに加わることを、全く意に介していなかったね。それがまさに彼なんだよ。とてもプロフェッショナルで、僕たちも常に同じであって欲しいと思っている。
僕たちが図に乗ったり、他のどこよりも自分たちが上なんだと感じるようなことを、彼は許さないだろうね。僕の妻と小さな子は家で試合を見ていて興奮して飛び上がっていたけど、彼はあのゴールについて僕に一言も言わなかった。
彼は僕たちを常に気を張り詰めさせておくのが好きなんだ。でもリバプールのようなクラブでは保証されていることは何もないんだと、十分にわかって僕はここに来た。ここで物事がどう動くかを僕は学んでいるよ。
とても有名なゴール、まさに決定的なゴールを決めることは出来る。そして監督について言えば、そういうことは全部翌日には忘れ去られるんだ。彼は次の挑戦のことだけを考えている。そしてそうであるべきなんだよ。
それは、栄誉に甘んじていることは出来ないんだということを僕に教えてくれた。僕はもう、あの日のマドリーでのゴールをそんな風に見ているよ。僕にとっては、自分たちが最後まで勝ち進んでチャンピオンズリーグで優勝できるかどうか、それだけが大事なんだ。そうでなければゴールを決めても意味はない。」
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ラファはあのマドリー戦のゴールにも何も言わなかったのか・・・少しぐらい誉めてあげればいいのに。熱狂したドレッシングルームでラファが一人どんな顔をしているのか、ちょっと覗き見してみたいです。
ベナユンは賢い選手ですね。彼は現在絶好調、シーズン前半は出場機会があまりなかっただけに、コンディションもきっと良好なんでしょう。今のところ2009年のMOTMは彼ですね。相手によって試合の中で消えてしまうところがなくなって、安定した良いパフォーマンスを見せてくれています。それにここのところは守備でもすごく利いていますね。
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