スペイン対ロシア戦について、トーレスと両監督のコメントです。
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●トーレス
(Goal.com)「この試合は、僕たちが望んでいるエンディングを迎えるすばらしい大会の始まりだ。良いスタートを切るためには僕たち選手全員が必要だった。そして今日、僕たちはすばらしい試合をしたよ。これを続けられることを願っている。
(早い時間の交代について)その時点ではいつだって気分が悪いものだけど、もうそれは過ぎたよ。僕たち全員が一分でも長くプレーしたいと思っているけど、重要なのはチームだ。僕たちは、監督が常にチームにとってベストを選択していることを知っている。そして交代の後で、後半にはカウンターアタックを使うことでチームの状況が良くなった。重要なのは、交代で陣容が良くなったということだよ。
(ビジャがハットトリックをトーレスに捧げたことについて)すばらしい選手のすばらしい行動だったね。彼と言う選手を雄弁に語っている。
僕たちはパートナーで、僕たちの間に競争意識はない。僕たちは同じ目標を持っていて、肝心なのは大会の最後にカップを掲げられるかどうかということなんだ。」
●アラゴネス監督
(SKY Sports)「楽勝に見えたかもしれないが、そうではなかったよ。彼らはフィジカル的に非常に強力なチームで、前半は我々にハードなプレスをかけて来た。我々は少しラッキーだったと思う。
我々は一瞬の隙にゴールを決め、2点目は厳しいプレッシャーを彼らがかけて来ていた、ちょうどその時に決まった。しかし、我々が試合をコントロールしていた時にはとても良くボールを廻すことが出来ていたし、私はグループ全体にとても満足しているよ。
この勝利は、心理的に我々の力になるだろう。4-1の勝利は勢いをつけ、我々の助けになるばかりではなく、次の対戦相手の気持ちにも影響する。彼らは我々にもっと敬意を払ってくることになる。
しかし、これで有頂天になるわけにはいかないね。4日後にはスウェーデンという難しいチームとの試合が待っている。」
●ヒディンク監督
(SKY Sports)「2点目のゴール、そして4点目のゴールは、学校の子どものチームでもやらないようなミスだった。ディフェンスの選手だけでなく、チーム全体の問題だ。いつ火が起こるか、いつ火消し役になるべきかをわかっていなくてはならない。正直言って、私はこのナイーブなプレーに、むしろハーフタイムの方が腹を立てていたよ。我々は様々な状況でナイーブさを露呈した。(2点目の)カウンターアタックでやられたことから、我々は学んだよ。
試合終了後のロッカールームで、私はこれは3試合の大会なんだと言った。我々は、ナイーブにならないということを数時間で学ばなくてはならない。素早く学ぶことが出来れば、これからの2試合にチャンスはある。
(スペインが大会の最後まで行くチャンスはと聞かれて)他の相手と対戦する時に、スペインがどう戦うか見てみようじゃないか・・・国際大会のやり方を知っているチームを相手にね。今日は我々の方が、彼らに十分過ぎるほど手を貸したよ。」
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大勝ではあったものの、個人的には「スペインこれでいいのか?」と若干不安を感じさせた試合でした。右サイドの広々としたスペースはあれでいいんでしょうか。そしていちおう守りに入っているはずが、時々中盤がぽかっと空くのも気になりました。これが強力な決定力を持つチームだったら・・・と、ズラタンの一瞬でのゴールを見てしみじみ思ってしまいました(苦笑)。どよーんと守るくらいなら、いっそのこと最後まで突貫で攻め続けた方がいいのではと、あまりスペイン代表を詳しくない人間としては思うんですが、どうなんでしょうね?
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無題
無題
なるほど、ああいう風に高い位置からフィジカルでごりごり来られるのが、スペインは一番やりにくいんでしょうかね?おかげで押し込まれ、期せずカウンターになってしまったということでしょうか。
中盤がスコーンと空くのも、あれはあれでスペインの華かもしれませんね(笑)。ドキドキさせてくれるチームです。
無題
たしかに、スペインの右サイドはガラガラでしたね。イニエスタが内へ絞りすぎていたのでしょうか。
ラモスがハーフウェイライン辺りまでボールを運ぶものの、前に誰もいないので、結局内や後ろへパスを回すシーンが印象的でした。
話題のシルバはさほど目立ちませんでしたが……来てくれませんかねぇ。
無題
こんにちは、はじめまして^^。
イニエスタよりセルヒオ・ラモスの上がりっぷりが凄まじかったような・・・これは織り込み済み?(笑)。
各国代表のプレーを見るとそれぞれカラーがあって面白いですが、やはりスペインはスペイン、カウンターを使っていても、他のどのチームもまねの出来ない彼ららしいフットボールという印象を受けました。中盤の選手が狭い中に中に入ってくるところも、自陣でボールをこれでもかってくらい廻すところも、なんだかいいなあ、と。そこにプレミアの選手たちがまた違うスパイスとなってくれれば本当に嬉しいです。