アシスタントに就任したサミー・リーと、ラファのコメントです。
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●サミー・リー
(公式HP)「私はしばらくこのクラブから離れていたが、このクラブが私にとって何を意味するかは誰もが知っているし、戻って来たのは大きな喜びだよ。リバプールのような規模のクラブから招かれ、ラファエル・ベニテスのような第一級の監督から望まれたら、NOとは言えない。彼らが私に興味を持っていると知らされた時は、本当にゾクゾクしたよ。
英気を養っていた後で、私は明日からでもシーズンがスタートして欲しい気分だが、選手たちは、長く、困難で激しいシーズンを戦い、彼らはフットボールから離れて充電する期間が必要だ。
私は今朝メルウッドに行き、大勢の懐かしい顔と、新しい顔にも会ったよ。全員と握手をして自己紹介した。ここには何人かすばらしい人々がおり、彼らと共に働くのが待ち切れないね。戻って来たことは本当にすばらしいよ。
ボルトンの監督という仕事を得られたことには、非常に名誉だし光栄に思ったよ。彼らの監督であることに私が感じたプライドと名誉は、そこでうまく行かなかった大きな失望に取って代わってしまった。
ボルトンファンの、私に対する態度はすばらしかったと言っておかなくてはならない。以前にそれを言うチャンスがなかったが、彼らにありがとうと言いたい。結果がうまく出ていない時でさえ、彼らは私を良く支えてくれたし、最も重要なのは、選手たちを支えてくれた。
私は、このクラブはここ数年間すばらしい成長をして来たと思うし、彼らは今回、すばらしいシーズンまであと少しのところまで迫っていた。うまくいけば、我々はこの成長を続け、全員が望んでいる場所までたどり着けるだろう。」
●ラファ
(Liverpool Echo)「私たちは、サミーをリバプールに連れ戻せたことを非常に喜んでいます。彼はクラブを熟知している人物ですからね。彼はクラブの情熱と、私たちがここに設定しているスタンダードを知っている人物でもありますから、新しい役割に慣れるのは、彼にとって非常にたやすいでしょう。
しかし私たちは、彼が単にこのクラブでプレーし、コーチとして働いていたからと理由だけで彼を連れて来たわけではありません。彼は非常に経験豊かで、その能力で非常に尊敬されているコーチです。私たちが新しいコーチングスタッフのメンバーを探すに当たって、彼のフットボールにおける評判が、彼を際立った候補者にしました。
彼は私たちがすでに持っているものに違う何かを加えてくれるでしょうし、彼と一緒に働くのはすばらしいでしょう。私は既に彼と良い関係ですし、これからの数週間、数ヶ月でそれをさらに育てて行くつもりです。」
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サミー・リーは2004年6月までレッズのコーチを勤めていましたから、知り合いは多いでしょう。今日はシーズン最後のトレーニングがあり、サミー・リーもそこに加わったそうです。シーズン前に選手たちと顔合わせをして、それからプレシーズンまでじっくりとスタッフ同士で意思の疎通ができる、ちょうといいタイミングですね。ラファもこれで一安心して短い休暇に入れるでしょう。
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