ケニー・ダルグリッシュがSETANTA SPORTSに、ブラックバーン戦を観戦した後の感想を語りました。
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●ケニー・ダルグリッシュ
(SETANTA SPORTS)「彼(ラファ)は認めたくはないだろうが、彼らはお粗末だった。リーグ優勝を狙えるようなパフォーマンスではなかったね。
確かに最後の20~25分は良いチャンスがあったが、いつも残り20~25分を0-0で入るわけにはいかない。順位表で7位というのが、多くの疑問を投げかけている。
今日のアーセナル対マンチェスター・ユナイテッドが2-2の引き分けだったのは理論上ではチャンスだったが、自分たちの試合も引き分けていては差を縮めることはできない。彼らは依然として同じポイント数を離されている。
チェルシーは勝利を続けて3位におり、リバプールが今やらなくてはならないのは、もうほんのちょっとポジティブになって、今日の終盤20から25分のようなプレーを試合開始からやることだ。彼らは前に出るのがほんのちょっと遅いんだと私は思う。早い時間にまずは仕掛け、それから引く。リバプールをサポートしている人々が慣れ親しんで来たのは、そういうプレーなんだ。
ラファはここで非常に成功した期間を過ごして来たが、彼らは今ちょっと自信を失っているんだと思う。ダービー戦後、7試合で5引き分けと彼らは少し静かになってしまったようだ。それはチャンピオンシップの調子とは言えないね。彼らは難局に勇敢に立ち向かい、もっと攻撃的になってポジティブに前に出て行かなくてはならない。
アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドは、彼らのパスの動き、オフザボールの走りで見ていてすばらしいチームだよ。本当に見ていて楽しいフットボールだ。彼らはリバプールとは異なる哲学を持っている。それはラファの望むプレーのやり方ではない。
ラファは自分の考えについて明らかにしており、シーズン終盤の追い込みの時期まで、自分の選手たちをフィットさせてフレッシュな状態にしておかなくてはならないと言っている。私はそれが、彼がじっと動かず、試合を手堅く進めて残り25分の時点で前に出て勝ちに行く理由ではないかと思う。いいだろう、それは彼の哲学だ。彼は引き分けのためにプレーしているわけではなく、手堅く行って試合を勝とうとしている。それは彼のキャリアを通じての哲学であり、彼はスペインのバレンシアでものすごい成功を収めている。彼はあそこで成功しており、リバプールではそれまでの成績を向上させているんだから、あの男のやり方に賛成しなくてはならないね。」
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ダルグリッシュの言っていることは、まさにファンが感じていることそのものですね。もっと積極的に攻撃に出て、早い時間に得点をして試合を決めて欲しい。後半の怒涛の攻めが、なんでもっと早い時間に出来ないんだ?ということです。
しかし「それがラファのやり方だから」と言われるとそれもその通りで、「それで結果を出しているんだからついていくしかないね。」と言われればその通りで・・・。低調なパフォーマンスを叩かれつつも、それでも絶賛されている首位アーセナルとは十分射程圏内の6ポイント差ですし、消化の少ない1試合を勝てばポイントでチェルシーと並びます。しかしこういう試合が続くとフラストレーションが溜まるんですよ~。
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無題
無題
無題
ディフェンスから入るならせめてCL優勝した年のような怒涛のプレスで、ディフェンスという名のオフェンスを仕掛けてほしいものです
無題
バレンシアでもラファはずいぶん「つまらん!」と叩かれていて、あれだけ結果を残していたのに、それで追われてしまったような面もありました。カペッロが辞めたりフローレスが辞めたり、ラ・リーガの特殊事情っていうのもあるとは思いますが。
そういう哲学の監督とわかっていてクラブはラファを招聘したんでしょうから、クラブがそういうフットボールをやろうとしているということなんでしょう。それで勝ってくれればファンとしては何も文句はないんですが、勝てないとストレスたまりますし、批判も出てきますよねえ・・・。アタッキングフットボールは例え思うように結果が出なくても賞賛される傾向がありますし、実はラファがやろうとしているフットボールは、監督にとって一番厳しいのかもしれません。
>ガーミーさん
そうですよね、あきらめてないですよね、大変失礼いたしました(汗)。おっしゃる通りラファのコメントは、まるで社用文書のように定型があって、そこからちょっと手直ししているかのように同じですね(苦笑)。聞き飽きたわっ!と言いたくなる時があります。
>じぇいそんさん
はじめまして、コメントありがとうございます^^。
「ディフェンスという名のオフェンス」いい言葉ですねえ~。強烈プレスからのショートカウンター。そういうプレーをもっともっと見せて欲しいんですが、なかなか前で早いパスが繋がらないんですよね・・・。