「ギブアップはしない」byキャラ&レイナ

フルハム戦を終えて、キャラとレイナのコメントです。
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●キャラガー（公式HP）
「今は、俺たちより上にいる他のチームがトップ4に入ると予想されるだろう。しかし彼らはそういうプレッシャーに対処できないかもしれない。だから俺たちはギブアップはしない。フットボールでは何が起きるか誰にもわからない。だからプレッシャーはかかる。俺たちはどうなるか見守るつもりだ。

（フルハム戦では）俺たちはできることを全てやったが、得点できなかった。多くのチームが、アンフィールドに来る時にはこういう戦術を使う。全員がボールの後ろに引いて来るんだ。フルハムはそれをとても上手くやり、しっかりと組織されていたと思う。マーク・シュウォーツァーは一級のゴールキーパーで、あの日の彼はいくつか好セーブをした。しかし残念ながら、俺たちにはペナルティボックス付近で彼らを破る十分な力がなかった。

普通は俺たちはホームではとても好調だから、3ポイントを獲得できなかったのは不運だったよ。しかしアウェイでの調子はずっと問題で、それは俺たちが今からシーズンの終わりまでに改善できることだ。
順位表を見ると、俺たちはウルヴズよりもリーグでアウェイの負け数がたった一つ少ないだけだ。それには本当にがっかりだ。これからアウェイの試合は残り3つある。そのうち2つがリーグ戦で、上手く行けば俺たちはそこで変えられるだろう。

（トーレスの不在について）最高の選手を失えば、どんなチームでも痛いさ。そしておそらく彼は俺たちの最高の選手の1人というだけでなく、世界最高の選手の1人でもある。どんなチームでも、そういう力のある選手を失えば痛い。今シーズンの俺たちは彼を欠いてきつい思いをしている。

（TEAMTALKより）俺たちが（CL出場権を）獲得できないとしても、それは今に始まったことじゃない。前にもそういうことはあった。人が忘れているんだ。もし俺たちが4位になれなくても、次のシーズンにはきっと戻って来る。
人は、俺たちがCLに行けなかったら、もう2度と戻れないかのような口ぶりだ。馬鹿げた話だ。今年それができなくても、来シーズンの俺たちがこれほどは悪いことはありえないと俺は確信している。
チャンピオンズリーグはでかい。そこで戦いたいと思うし、生み出す収入は巨額だ。しかし先のことを誰がわかる？俺たちは巨大なクラブで、来シーズンは巻き返す。俺はそれを確信している。

（ヨーロッパリーグについて）シーズンの初めに俺たちが期待していたものではなかった。ヨーロッパリーグよりも、チャンピオンズリーグで戦いたかったよ。しかし俺にとっては、トロフィーを獲ることがこの競技の全てだ。昨シーズンは俺たちはリーグ優勝の初めてのチャンスを手にしたと、人は言うかもしれない。しかし10年経ったら誰がそんなことを覚えている？10年後には、俺たちは振り返って、自分たちはヨーロッパリーグで優勝したと言っているさ。そう、ヨーロッパリーグはいつでも俺にとってとても大きなものだ。大会に入った直後からね。
俺たちは今準決勝まで勝ち進み、俺は少しでも優勝カップを手に入れたくてたまらないんだ･･･俺たちが最後にそれを手にしてから、もう数年が経っている。別にトップ4に入れそうになくなったから、それが重みを増したわけじゃない。俺にとっては常にそれは重いものなんだ。」

●レイナ（Liverpool Daily Post）
「この試合（フルハム戦）の前に、もう自分たちがミスを犯せないことはわかっていた。僕たちは出て行って2ポイントを落とした。今は4位を取ることはさらに難しさを増した。
でも僕たちは最後まで闘い続け、できる限りポイントを取りに行くつもりだ。何があろうと、努力を続けなければならない。

フルハムを称えなければならないよ。彼らは良く組織され、本当に上手く守った。結果は十分に公平なものだったし、僕たちがたくさんのチャンスを外したような、他の試合とは違っていた。
僕たちは全力を尽くした。しかしそれでも十分じゃなかった。月曜には、残留を賭けて戦っているウェストハムとのタフな試合がまた待っている。僕たちは前進を続けなければならない。」

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そのキャラが「痛い」と言っているトーレスについて、公式HPからステートメントが出ています。また、他の選手たちの負傷の状況についてもラファのコメントが出ています。
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●リバプールFC広報（公式HP）
「フェルナンド･トーレスは今日（月曜）の午後、スペインで専門医の診断を受けました。彼は治療を受け、それは今後数日続く見込みで、負傷に関しては今週の終わりごろに再度診断を受けることになります。」

●ラファ（公式HP）
「エミリアーノは良く頑張っていますが怪我は重傷で、私たちは待たなければなりません。彼は治療に取り組んでいます。彼は大腿四頭筋に肉離れを起こしました。治療が上手く行けば、今シーズンに復帰できるかもしれません。難しいでしょうが、経過を見守ります･･･懸命に治療に取り組んでいます。
ファビオも頑張っています。おそらく1週間か10日のうちには、チームのトレーニングに合流する準備ができると思います。ファビオが準備できれば、それは非常に重要なものになるでしょう。」

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トーレスの公式の発表は何も言っていないも同然ですが、スペイン人ジャーナリストGuillem Balagueのサイトにはもうちょっと詳しい情報が出ています。それによると、彼は膝の関節の半月板部分に痛みを感じており、それは以前にクガート医師の手術を受けた箇所だそうです。これから数日間（マルカ紙によれば木曜まで）スペインでクガート医師の治療を受けて経過を観察する予定。リバプールとスペインの検査では、どちらも大きな問題は見つかっていないそうです。短い休みを取ることで良くなれば、彼はぜひアウェイのアトレティコ戦に出たいと思っているが、ワールドカップを控えた今リスクを犯せないこともまた理解しているとのこと。マルカ紙の方は、上手く行けば月曜のウェストハム戦にも間に合うかも？と楽観的なことを言っています。いずれにせよ手術の必要がなさそうなのは朗報で、治療を受けてその経過待ちのようですね。上手く痛みが取れてくれればいいですが、今シーズンの残りは彼については気を配りながらの起用となりそうです。

インスーアは思いのほか重傷でした。彼は感心するぐらいフル稼働で頑張ってくれましたから、とうとうここに来て体が悲鳴を上げてしまったようです。ありがとう、よくやったと言いたいですね。しかし最終ラインはちょっと困ったことになって来ました。
とりあえず先発はフルハム戦のメンバーで行くとして、控えがいません。右はマスチェラーノあるいはデゲン、CBはアジャラ、左は？？？今の4人の1人でもどこか痛めたら、恐ろしいことになりそうです。アウレリオがラファの言う期間で戻って来られれば非常に大きいんですが、彼の場合はわからないからなあ･･･。シュクルテルは3月23日に「あと2週間」なんてびっくりするような話が出ていましたが、その後復帰見込みを聞かないところをみると、彼も人間だったようです。