ハル戦について、ラファのコメントです。
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●ラファ
(Liverpool Daily Post)「(夏に大金で獲得したキーンをハル戦で起用しなかったことを問われて)こういうことは考えていません、私はチームのことを考えます。来季は彼ら(オーナーたち)は、また別の£20mの価値のある選手が毎週ベンチを暖めていることを、本当に心配しているかもしれませんね。
(ハル戦の交代策について)私たちは、中盤をコントロールするためにその位置にアロンソを留めておきたいと考えました。ハビエルがとてもハードなプレーしており、ルーカスはペナルティエリアに実にうまく入って行ける選手だからです。彼はラストパスを供給する能力を持っています。
私は中盤にもっと力が欲しいと考えました。マスチェラーノは守備的なミッドフィールダーで、ルーカスは攻撃的です。彼はパスを出せますし、より正確性があります。
勝利することを考えなくてはなりません。私にとって最善策は、ウィンガーと、パスをもっとうまく供給できる攻撃的なミッドフィールダーを一人起用することでした。試合の残り数分という状況で、落ち着いてパスをもっと良く廻せる選手が必要だったからです。ペナルティボックスの中に人数を増やしてロングボールを使い始めることが解決策ではありません。
今日は全員が落胆しているはずです。通常ならば誰もが3ポイントを期待しているホームの試合で、私たちは引き分けてしまいました。しかし(交代の)決断は戦術的なものでした。エル・ザールは良くやりましたし、バベルもです。相手チームが非常に深く引いていたので、私たちは攻撃的なミッドフィールダーが必要でした。
(キーンがリバプールにコミットしているという発言は)ポジティブなものでした。こういうクラブでは、選手全員が、自分たちはチャンスを得られるということを知っています。彼は熱心にトレーニングをしていますが、私たちはそれぞれの試合でそれぞれ違う解決策を必要とします。
選手なら誰でもプレーしたがっています。先日の試合で本当に良いプレーをしたもう一人のストライカー、エンゴグと同じことを彼も考えているでしょう。エンゴグは1ゴールを決め、こう考えるでしょう、「何で自分は入らないんだ?」
しかしそれは当たり前のことです。彼らは自分たちがこの選手の集団の中で努力する必要があることを、理解しなくてはなりません。
(ドッセーナについて)彼は本当に良く前に出ていました。2つか3つ非常に良いクロスを供給しましたね。前回の試合では彼は良いプレーをしていました。彼ははるかに良かったですよ。そして今日は攻撃に関しては本当に良くやりました。
チームとしての守備で、私たちは何度かキャラガーのやったようなミスをしました。どちらの失点についても、2、3人の選手が関わっていたと言えるでしょう。」
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ドッセーナをかばうラファのコメントは、さすがにちょっと苦しいものがありますね・・・しかしここで自信をさらに失わせるわけにはいきませんから、こういうコメントになったんでしょう。ドッセーナ負けるなよ、頑張れ!
公式HPによると、ラファは日曜に腎臓結石で入院し、簡単な手術を受けることになったそうです。広報はこうコメントしています。
「ラファは昨夜、腎臓結石に関する問題があって病院に入院しました。今日の午後に簡単な手術を受ける予定で、2、3日後には仕事に復帰できる見込みです。彼は元気ですし、リバプールの誰もが彼の一刻も早い回復を祈っています。」
実はチェルシーのスコラーリ監督も、土曜に腎臓結石で病院に行っています。彼はクラブにいる時にひどい痛みを感じて心臓発作と思ったそうですが、病院に担ぎ込まれて診断を受けた結果、腎臓結石でした。日曜の試合に元気に指揮を執っていましたから、フェリポンの方は手術の必要はなかったようですね。ラファの早い回復を祈ります。
それにしても、こんなことまでお付き合いしなくてもいいと思うんですが、なんだか今シーズンはチェルシーとリバプールはぴったりとくっついて、不思議な縁でもあるんでしょうか(苦笑)。
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