トーレスが、自伝の発表会見でメディアに語った内容です。また、カイトが彼についてコメントをしています。
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●トーレス
(タイムズ紙)「得点を決めることが、いつでも最良の答えだね。僕はフットボールに集中を保たなくてはならない。この目の周りのあざは代表チームで受けたものでイングランドでではないんだけど、フットボールはこんな感じだ。こういうことは起こる。カーリングカップのレディング戦のような試合から、僕は学ばなくてはならない。
僕は学ばなくてはならない。順応して僕自身を守らなくてはならない。レフェリーは3人か4人の選手だけを守るのではなく、チームの全員を守らなくてならないんだと思うからね。
イングランドはフィジカルなリーグで、僕たちは学び、安全を確保しなくてはならない。もちろん、ディフェンダーたちが僕をよりマークしていることはわかっていなくてはならない。
僕は成長し、自分の強さを生かしてプレーしなくてはならない。僕の1年目ののシーズンも半ばを過ぎたころには、ディフェンダーたちは僕のことを良く知っていた。それを言い訳には使えない。しっかりと備えておかなくてはならない。僕は、今は人が僕のことをわかっていることを知っている。努力して、さらにもう少し成長しなくてはならないんだ。
僕はいつもラファと話をしている。彼は、レフェリーのことを非難するのは止めなさい、彼らは自分の仕事をしているだけなんだと言った。僕の1シーズン目と2シーズン目のパフォーマンスのビデオを、ラファと一緒に見ていたよ。僕は成長を続けるために努力し、あの時にやっていたことをやるだけだ。
僕はこういうプレーをすることを学ばなくてはならない。毎シーズン成長を続けなくてはならない。ファーストシーズンが良かったとしても、それは関係ない。僕は初シーズンよりももっといいシーズンにしたいと思っている。5試合で3ゴールは悪くはないけど、さらに成長したい。苛立っていたら、その試合に勝つことは出来ないんだ。
チームのためには、僕が覚悟してディフェンダーを破らなくてはならないということはわかっている。それが僕の仕事だ。ディフェンダーたちはとても強力だから、試合の中でプレーが難しい時もある・・・トップチームだけではなく、あらゆるチームがそうだ。僕は、相手ディフェンダーのことをわかろうとしているよ。
ラファはそれぞれの試合前に、個々の選手について話し、彼らの弱点を探してくれる。僕たちはそこを狙っているんだ。」
●カイト
(ガーティアン紙)「僕たちは、トーレスが得点していないと話したことなんかない。彼はトップストライカーで、一流の選手で、ゴールを決めることだけが全てというわけじゃないんだ。
バーンリーに4-0で勝った時とデブレツェニに勝った時、彼は得点は決めなかった。しかし、次の2、3試合の中で彼は決める、僕はそう言えるよ。彼は世界最高の選手だからね。
トーレスやジェラードについて言えば、彼らは僕たちのチームのベストプレーヤーだ。僕や、ヨッシ・ベナユン、アルベルト・リエラのような選手、前線の選手たちは、出来る限りゴールを決めるための助けになりたいと思っている。今はそういう風にやれているから、とてもポジティブだよ。」
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トーレスのコメントの内容からすると、彼の調子が今ひとつのことに対して、記者からきつい質問が飛んだと思われます。コメントの中で「have to」という言葉がこれでもかというぐらい出ており、彼自身も危機感を持っているんでしょう。レフェリーに不満を見せていることも言われていましたが、自分自身でそれをわかっているようで、安心しました。
ストーク戦では左目をぶちかまされ、代表戦では右目、タイムズ紙の記事はプロボクサー並みと言っています。試合では常に複数のディフェンダーにつかれて蹴られ殴られ、ゴールできなければすかさず批判を受け、悪者にもヒーローにもあっという間というのはストライカーの宿命です。
彼がディフェンダーからきついマークを受けることで他の選手たちにはスペースが出来るし、つぶれ役に徹することもできるでしょうが、やはりストライカーは決めてなんぼです。ラファもいろいろ考えているようだし、もうすぐ本来の調子を取り戻すでしょう。初速で相手ディフェンダーをがっと置き去りにするような、彼らしいプレーを待っています。
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無題
トーレスのことはほとんど心配してません。確かに相手のトーレスへのチェックはえげつないですし、彼自身も例年になく厳しさは感じてるでしょう。でも、だからだめでしただったら、毎年10ゴール以上決めている選手の説明がつきませんからね!成長するのはこっちも同じですから、そのうち、「あれ、前は止めれたのに(汗)」と相手をトーレスが見れますよ!彼がやってきてチェルシー戦であのゴールを決めた時、こいつは違うなとすぐに分かった時のように、またやっぱ違うなって思うはずです!
Re:無題
調子が悪くても、それでもチームのリーディングスコアラーなのはさすがです。mikoさんのおっしゃるように、すぐにトップフォームのトーレスが見られますね!
こんにちは!
キャプテン編はほんとにこれまでの集大成ですよね(笑)でも実際の本にはもっといろんな事が書かれてるかもしれない・と思い早く読みたくて仕方ないです(笑)
今シーズンまだこれだ!というようなトーレスらしいプレーが見られないのは気にはしていますが、きっと大丈夫だと私も心配はしていません。
トーレスの様な、支えてくれる人のために、キャプテンのために・と常に誰かのために頑張ろうとする人は必ず成長すると思います。
Re:こんにちは!
誰かのために頑張ろうとする人間は成長する・・・いい言葉ですね、本当にその通りだと思いました。それはカイトにもあてはまることですね。
おつかれさまです。
Re:おつかれさまです。
無題
トーレスとキャプテンの熱い抱擁を「もう止めて」と言いたくなる位見せ付けてほしいですね(笑)
Re:無題
想像したら笑ってしまいました。ウェストハム戦でも、いちおうカイトのゴールなのに2人で抱擁しているし(笑)。しかしあれは9割キャプテンのゴールでしたからね~。
お時間がない中でコメントをわざわざいただいて、本当にありがとうございます!
はじめまして!
今回のトーレス本の名訳 嬉しいです。フニクラさんの訳を読んで購入決めました。自力でどこまで読めるやら…きっと写真を眺めて終わりそうですが。
トーレスは決して調子が悪いわけではないと思うのですが、DFのマークの厳しさ倍増とシーズン始まって間もないこととで、FWは点取ってナンボですからマスコミからもたたかれちゃうのですね。スペイン代表のように、つぶれ役ではファンは満足しないでしょうね。プロボクサー並みの傷跡を見ると、これ以上、顔は狙わないでとお願いしたくなります(足を狙われたらもっと困りますが…)
これからもレアな記事の更新楽しみにしていますが、お体にも気をつけてください。
Re:はじめまして!
おっしゃる通り、トーレスはスペイン代表では本当につぶれ役に徹していますよね。一レッズファンとしてはそれは少し不満で、クラブでは彼自身がガンガンゴールを狙って欲しいと思っています。3人4人とディフェンダーのいる中を突っ込んでいく姿を見ると、周りを使えと思う反面、その意気込みを買いたい気持ちもあり・・・だからこそ、ハマーズ戦での1点目は本当に嬉しかったです!
これからもよろしくお願いいたします^^。
拝啓トーレス様
あなたの決定力素敵すぎます!本当に助かりました!!!皆さんおっしゃるとおり心配無用でしたね。CB二人はラファから大目玉でしょうか?それともC.コールが良すぎたのかな?まぁ勝てて良かったです。
バベル・・・覚醒!?(笑)
Re:拝啓トーレス様
バベルは、まだ信用しきれていない自分がいます(笑)。しかしあの出来は嬉しかった!この調子で頑張れっ!