今日はカーリングカップのバーミンガム戦。ペナントにとっては古巣との対戦です。ラファとペナントがコメントをしています。
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●ラファ
「
(Daily Post1)ジャーメイン・ペナントは最高のクロッサーの一人です。彼はディフェンスするのが難しいクロスボールを上げることができますが、今はもうちょっと自己中心的になっていいですね。
彼はボールをキープし、ドリブルで突破し、得点を狙うことがもっとできますし、このエリアでもっといいプレーができるはずです。時には、選手がもうちょっと自己中心的になる方が、選手自身やチームにとっていいこともあります。普通は監督というのは選手に自己中心的になるなと言いますから、奇妙に聞こえるでしょうが、この場合、得点を狙うべき場面で彼はアシストを選択していることがあります。
彼がもっと自己中心的になるように、私は彼にゴール目標を与えています。彼にプレッシャーをかけているんですが、これはポジティブなプレッシャーですよ。
プレミアでプレーしている選手の中で、ペナントよりもいい右ウィンガーを私は大勢は知りません。ジャーメインが懸命な努力を続けて成長すれば、彼はイングランド代表に入れると私は思います。彼に必要なのは、成長するためには努力あるのみだと理解することだけですよ。
ジャーメインのような能力を持つ右ウィンガーは、多くはありません。しかし彼が代表チームでプレーしたいと思うなら、所属チームで出場している必要があります。トップチームの中では毎試合プレーするというのは簡単なことではありません。特に、右サイドはスティーブン・ジェラードもプレーしているポジションですからね。
同じ選手を、1シーズン全部に使うことはできません。この試合(バーミンガム戦)では私たちは年長の選手たちを大勢と、数人の若い選手たちで挑むつもりです。それでも私は強いチームになると思っています。
(Daily Post2)私はジャーメインと彼のプレーについて話し、自分自身をもっと信じなくてはならないと言いました。彼はおそらく最高の選手の一人であり、小さなクラブではおそらく一番の選手でしょう。しかし、トップチームの中ではそれを証明する必要があります。トップチームでは、選手に要求するレベルも少し高くなります。しかし、私は彼が十分なプレーができれば、我々にとってすばらしい選手になると信じています。
シャビやスティービーがいいプレーをすれば、相手チームに大きな問題を起こすことができます。ディフェンダーは全員をカバーして彼ら全てを抑えることはできませんから、ジャーメインはチャンスを得られます。
しかし確かに、彼にはもっと強い個性を発揮して試合で印象を与える必要があります。もっと右サイドで自己中心的になる必要があり、もしそうすれば彼は相手ディフェンダーの難問になるでしょう。我々の中心選手である、ペペ、スティービー、シャビ、キャラとサミがいいプレーをすれば、ペナントのような選手は絶対にもっといいプレーができますよ。
私は彼に、バーミンガムのプレーのやり方、選手について、私たちが知ってはいるけれども、彼がもっと良く知っていることについて聞きました。彼は私に、バーミンガムは私たちにプレスをかけてフィジカルな試合を挑んでくるから、非常に難しい試合になるだろうと言っていました。」
●ペナント(Daily Post2)
「スティーブ・ブルースは俺とサインしたけど、もししていなかったら俺はどこにいたかわからない。アーセナルは俺に興味がなくて、チャンスをくれたのはバーミンガムだった。もしブルースが俺を拾ってくれなかったら、いったい何が起こっていたか言うのは難しいな。
しかし、俺がバーミンガムを去った時はちょっとばたばたしていて、スティーブに感謝の言葉を言う暇もなかったんだ。それで、何週間か前に俺は彼にメールを送って、彼が俺にしてくれたこと全てにどんなに感謝しているかを伝えたよ。"Thank you"ってだけのメッセージなんだけど、本当にそれが言いたかったんだ。
チャンピオンズリーグでプレーできるようなチャンスが来れば、そりゃあ掴むしかないよ。俺の望みだったからね。でもバーミンガムが俺と契約してくれなかったら、そんなことが起こるチャンスもなかっただろう。俺はあのクラブで楽しんでプレーできたし、D・J・キャンベルやニール・ダンスのような何人かとはまだ連絡を取り合っている。
昨シーズンの7-0で負けた試合は、一回きりの・・・選手にとっては悪い夜だったし、ファンにとっては悲しい夜だったよ。サポーターが俺たちの負けっぷりに腹を立てていたのを知ってるし、ドレッシングルームはまるで通夜みたいだった。
だからこそ、俺たちは警戒しなくてはならないと思っている。スティーブ・ブルースは同じことが起こるのを望んではいないはずだからね。今は彼は違うチームを作っているけど、彼らに昨シーズンのような恥ずかしい試合はできないと言っているだろう。俺はまたあんな結果が起こるのを見られるとは思えない。スティーブがそんなことはさせないよ。
俺は彼らの成績を見守り続けているし、今シーズンプレミアシップに昇格を決めて欲しいと心から願っているよ。ちょっと悪い結果が続いた後にチームはすごく強さを見せているし、俺たちの方は調子がいい。彼らはいい方へがらっと変わっているね。」
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週末のリーグ戦に備えて、キャプテン、レイナ、ヒーピア、ルイス・ガルシアはチームに帯同していません。ペナント、ベラミー、アッガー、マルク・ゴンザレス、パレッタ、ファウラーがスタメンに入ると予想されています。
ペナントは古巣との対戦です。ラファは批判が出ている彼を擁護し、その能力をコメントしていますが、残念ながらまだその能力を試合でしっかり見せてもらったことはないですね・・・。カーリングカップは前の試合で調子が良かったようですし、それをまた見せてくれて、そのままリーグに持ち込んでくれると嬉しいです。
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