CL準決勝について、正副キャプテンのコメントです。
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●キャプテン
(Liverpool Echo)「思うようにはならなかった。両手を上げて、自分たちの夜ではなかったことを認めなくてはならない時もあるよ。
僕たちは間違いなく全力を尽くした。僕はこれまでと同じように、昨夜もこのチームのキャプテンであることを誇りに思ったよ。ビハインドになった後でさえ、僕たちは戦い続け、試合を取り戻すことを狙っていた。そしてそれをもぎ取った時は、このまま行って勝てるようにさえ見えた。
さっき言ったとおり、そうはならなかった、しかし努力が足りなかったわけじゃない。チェルシーを認めなくてはならない、彼らは優れたチームだ・・・そうでなければ、ヨーロピアンカップの決勝までは勝ち進めない。
僕たち全員が前を向かなくてはならない。こういう試合を落とすというのは決して簡単なことではないからね。僕たち全員が、再びヨーロピアンカップを勝ち取ることを熱望していたよ。特に僕たちのファンがね。彼らは昨夜もまた本当にすばらしかった。決勝に勝ち進んで彼らのサポートに応えられなかったことだけが、僕たちは悔しい。
上手く行けば、この敗退が大きな違いを生んで、僕たちはもっと強力なチームになって来シーズンに挑めるだろう。」
●キャラガー
(Liverpool Daily post)「俺たちはチャンピオンズリーグで良くやってはいるが、クラブの全員が、自分たちとリーグトップとの差を埋めなくてはならないことを認識している。今からそれを考え、次のシーズンには俺たちが改善を目指していかなくてはならないことだ。
決勝戦はあまりにも近いから、楽しくは見られないだろうな。しかしもちろん俺は見るよ。
リバプールにいるからにはトロフィーを勝ち取らなくてはならない、俺たちはそのことを知っている。しかし、国内の二つのカップ戦敗退の後で、俺たちに残されていたのはチャンピオンズリーグだった。リーグ戦では、人は俺たちが挑戦者になると予想していたよ。しかし、稼いだポイントに関しては、今シーズンはそれでも俺たちのベストシーズンの一つになるだろう。
このチームの中にある精神力と信念については疑いの余地はない。そして来シーズンは、俺たちはユナイテッド、チェルシー、アーセナルに挑戦したい。
フットボールのカップ戦で最も重要なのは、結果だ。そしてそれはチェルシーが達成した。俺たちは、自分たちは毎年決勝まで行けるだけの力があるんだと言い続けることはできない。準決勝まで本当に良くやってきたにせよ、それは常にタフだよ。ヨーロッパ中にすばらしいチームがあり、ここまで来るのでさえ難しいんだ。グループステージのある段階では、俺たちはほとんど敗退決定に見えたよ。しかしすばらしいチームはすばらしい精神力を見せる。チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドはそれをやり、俺たちもそれをやり遂げなくてはならなかった。
俺たちは、自分たちが反撃できるところを何年もに渡って証明して来た。イスタンブールで、それからウェストハムとのFAカップ決勝のようにね。俺たちはいつだって逆転できる気配があり、ここ(ブリッジ)でも最後のゴールでもう少しでそうなりそうだったよ。」
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正副キャプテン、本当にお疲れ様でした。クラブが今までには決してなかったようなピッチ外のごたごたに悩まされるという異常なこのシーズン、良くチームをまとめてここまで勝ち進んでくれたと思います。彼らがおそらくは払ってくれた、ものすごい努力に感謝します。
エコー紙によると、トーレスがハムストリングの張り、シュクルテルは膝を痛めて、木曜にメディカルの検査を受けたそうです。
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