「もったいない」byルート･フーリット

オランダ対イングランドの試合は1－1のドローでした。試合の後、ルート･フーリットがジェラードについてtalkSPORTにこんなコメントを語ったそうです。
------------------------------------------------------------------------------
●ルート･フーリット（Sporting Life）
「彼ほどの資質を持つ選手が、サイドでプレーしなくてはならないとは残念なことだ。難しいね。もし彼がチェルシーでプレーしていたなら、マケレレとエッシェンが彼のために守備的な役割をこなし、彼は攻撃の才能を存分に発揮できただろう。はるかにいいプレーができただろうと思う。
（彼が代表でいいプレーができていたと思いますか、という質問に）いいや。なぜかと言えば、人は彼に対して常に、彼ならもっとやれるという気持ちを持つからね。彼は自分の好きな、またはしっくり合っていると感じるポジションでプレーしていないと私は思うよ。」

●ジェラード（Daily Post）
「ベニテスと話をしたんだけど、今はシソコが怪我をしているから、僕が真ん中でプレーする機会がずっと増えるだろうと彼は言っていた。僕たちはリバプールのために、パフォーマンスをしっかりあるべき道に戻さなくちゃならない。まずは土曜だ。」

------------------------------------------------------------------------------
チームの成績が振るわないと、とたんに「キャプテンは真ん中！」という声があちこちから出てきます。個人的にも真ん中でやるキャプテンが見たいのはもちろんなんですが、あんまり攻撃力のことばかりを言われると、「いや、守備だって強いですから」と、恐れ多くも反論したくなってしまいます（苦笑）。CLの決勝では、延長の時には右サイドバックに入ってすばらしい守備を見せてくれていたんですけどね。昨シーズンは多くの印象的なゴールを上げたせいか、攻撃力ばかりがクローズアップされてしまうんですが、イングランド代表でエリクソンさんのもとでは下がり目のポジションで使われていたのも、その守備力を買われていたためだと思うんですが･･･。本人は時々不満そうでしたけど。