「もう1人」byラファ

ラツィオ戦は1-0の勝利でした。試合後のラファのコメントです。
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●ラファ（公式HP）
「良いチームを相手に、非常に良い試合をしたと思います。相手は非常にシャープで、ボール扱いに自信を持ち、カウンターアタックに優れていました。私たちは2度か3度本当に良いチャンスがあり、試合に勝利しました。特にチームの中に大勢の若手を起用してですから、総体的にポジティブな内容でしたね。

若い選手たちも良くやりました。シニアの選手たちについては全てもうわかっていますが、若手たち全員が良いプレーをしましたね。ナビル･エル･ザハル、ジェイ･スピーリング、ダミアン･プレシ、そしてネメト･･･彼ら全員が良かったです。

（アロンソについて）彼は良いプレーをしていました。それは私たちにとってポジティブなことです。彼は優れた選手であり、上手く行けば、もう1人優れた選手がすぐにやって来るでしょう。私たちはまだまだ強化できますから、強化するよう努力しますよ。

明らかに、私たちの左サイドには問題があります。リーセを売却しキューウェルが去り、ファビオ･アウレリオは負傷しています。レトはワークパーミットが降りず、バベルはオリンピックの試合で不在ですから、私たちはこのエリアに強化が可能だと私は考えています。

（BBCより）状況は金の問題ではありません。彼（※獲得を目指している選手）は英国人で、3つの違うポジションでプレーできます。しかし私は左サイドでプレーできる人間について話をしています。

私たちには優れた選手（アロンソ）がおり、もう1人優れた選手がまもなく来るでしょう。私たちは選手層の強化が可能ですから、それをやるつもりです。可能ならもう1人選手を連れて来るつもりです。それがいつになるかはわかりませんが、私たちは左サイドに問題を抱えています。キューウェルが去り、ファビオ･アウレリオは負傷しており、レトはワークパーミットが降りません。バベルはオリンピックの試合で不在です。おそらく彼が戻って来ればその役割を埋めるでしょうが、私はこのエリアはもっと強化が可能だと知っています。

誰が入るかですか？それはセントラル･ミッドフィールダーというよりもむしろ、左サイドの選手かもしれません。おそらくその選手は3つの異なるポジションでプレーでき、それはポジティブなことです。私はある1人の選手について話していますが、その名前は言わないでおきましょう。」

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スタメンを見て前の試合と同じフォーメーションかな、と思ったら、今日はトーレスとキーンの2トップでベナユンが左という4-4-2でした。ベナユンはホールに置いてこそ、と思っていたら左のベナユンも良かったですね～。ドッセーナとの連携が良く、彼のサイドからチャンスを作っていました。キーンもこの形の方がやりやすそうで、いくつか良いワンツーも見せていました。しかし前線の全体の連携は、まだまだこれから改善の余地がありますね。そして前半途中からベナユンとキーンが位置を代えて1トップの形に。ラファはいろいろ試してきます（笑）。
今日のアロンソはまたまたすばらしかったですが、アッガーも良かった！ドッセーナの上がったスペースはきっちりフォローして、いい守備を見せていました。彼が戻ってきてくれたことは、チームにとって本当に大きいと感じさせられました。
そしてゴールは、スピーリングのダイレクトなパスをボロニンが豪快に決めました。アシストもゴールもお見事！しかし非常～～～に気になったのは、KOPサイドにゴールを決めたボロニンに全く笑顔がなく、口に指を当てて「静かに」のサインをしたことです。スタンドから彼にブーイングがあったんだとは思いたくないですが･･･。

ラファのこの「もう1人優秀な選手」発言はバリーでしょうね。敢えてこういう発言をしたのは、おそらくは金曜の「オーナーがバリーの資金を出し渋っており、獲得に暗雲」という報道を受けてのことだと思います。やはり彼はバリー左サイドでの起用を想定しているようですね。早くすんなりと決まって欲しいもんです。もうすでにすんなりとは言えないか･･･（苦笑）。

（追記）BBCにもラファのコメントが出たので追加しました。これまた意味深な･･･。