Liverpool Daily Postに、LFCマガジンに掲載されたトーレスのインタビューの一部が紹介されています。
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●トーレス
(Liverpool Daily Post)「(6試合ノーゴールだったことについて)あれがリバプールでゴールできなかった、僕の最悪の連続記録になることを願うよ。もうあんなに長くなりたくはないね。
僕はこれまでの自分の無得点が最長どれだけだったか、正確にはわからないんだけど、間違いなく6試合よりは長かったね。マドリードでは時々僕にとって難しいことがあったよ。最初の年は僕たちは順位表の真ん中あたりで、得点を決めるのは厳しかったから、ゴールのない時期が長かった。ここは本当にビッグクラブで、こっちでは話が違う。僕たちは順位表のトップに挑戦し、トロフィーを競い合っているんだから、6試合はちょっと長すぎる。
僕とEuroから戻って来た選手たちは、他のみんなよりも遅れてプレシーズンをスタートした。結果として、僕たちはベストのフィジカルコンディションでシーズンに入れなかった。
昨シーズンは僕にとってとても長かったよ。リバプールで50試合近くをプレーし、それからすぐにEuroに入って、一番最後まで大会に留まった。でも、僕、ペペ、シャビ、アルベロアは日ごとに調子を上げていて、僕はもうすぐ100%に戻るだろう。
(ユナイテッド戦について)あの試合で最も重要だったことは、僕かスティービーを欠いていても僕たちが勝利できたという事実だ。それは、このチームが今どれだけ強力かの証明だよ。僕たちは、2人、3人や4人の選手だけじゃないんだ。本物の一つのチームなんだよ。僕たちはユナイテッドを倒すことでそれを証明した。どんなチームが相手でも同じことをやれると、僕たちはわかっている。
(Euro2008は)すばらしい経験だったし、僕が初めて獲得した大きな栄誉だった。今は僕は、ああいうものを勝ち取ることがどんな気持ちか知っているし、それは僕に、リバプールでトロフィーを獲得したいという飢えをさらに一層強くさせている。僕はそのためにここに来たんだし、今シーズンは昨シーズンよりも良い年になることを願っているよ。僕は自分たちがプレミアリーグかチャンピオンズリーグで優勝できると信じているし、それを達成したらすばらしいだろうね。
全てのチームがそれぞれ違うスタイルを持っているけど、その有効性に関しては同じだ。そしてイングランドの4つのビッグチームは、今はヨーロッパで最強だと思う。僕たちは良い結果を出すチャンスを得ているけど、他の3チーム(ユナイテッド、アーセナル、チェルシー)よりも上でフィニッシュするのは簡単ではないだろう。でも、僕は自分が20ゴールだけで終ったとしても、プレミアリーグかチャンピオンズリーグで優勝できれば幸せだよ。」
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100%でなくても5ゴールでランク2位、さすがレッズのエースです。今シーズンはまだ「昨年だったら決めていたのに!」というシーンがちらほら見受けられますね。相手DFを交わそうとしてひっかかることが多いのも、さすがに2年目で研究されてきたのかもしれません。しかしその分、カイトやキーンが前線で動いてくれるおかげでスペースが生まれてゴール、という、彼一人の力ではなくチームで決めた得点が目につきます。彼個人の突破力、チームでの得点、キャプテンやアロンソなど中盤からの連携、いろんなパターンの得点がこれから増えて行けば、2年目のジンクスなどものともせず、きっと昨年の33ゴールを上回る得点を決めてくれると思います。
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