アーセナル戦で得点を決めた、カイトのコメントです。
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●カイト
(Liverpool Daily Post)「僕は難しいシーズンを過ごしてきたし、自分の気持ちの強さを証明しなくてはならなかった。シーズンの序盤には僕はいくつか問題を抱えていて、それが何だったかは誰もがわかっている。
僕はそれを乗り越えようと努力したし、シーズンの後半は違うポジションでプレーして、ただ自分のできる全力を尽くそうとだけして来たよ。それは上手く行っている。いくつかアシストもしたし、ゴールも決めている。
監督は、僕を右のポジションに移すのに、僕を説得する必要はなかったよ。オランダ代表ではもう何年もそのポジションでやって来たし、ユトレヒトでキャリアをスタートさせたときも、僕はそのポジションだった。
僕は外に外にと開く右ウィンガーではなく、自分のやり方でやっているよ。そして、それは僕がゴールを決め続ける力になって来た。
昨年は僕はリーグ戦で13ゴールを決め、ヨーロッパでは1点だけだった。今シーズンはリーグ戦では3ゴール、そしてカップ戦で1、ヨーロッパ戦で6だ。どうしてそうなっているのか、自分でも本当にわからないんだよ。でもそれに満足は出来ないね。前進して、リバプールの良い時に自分も加われることだけを願っている。
(フレブとの接触プレーについて)PKについての判断は正しかったと思う。僕はフレブに触ったけど、決して彼のシャツを引っ張ってはいない。だから、彼がPKを得るようなプレーだったとは思わない。客観的に見てきわどいプレーではあったけど、PKじゃない。
(カイトと主審のPieter Vinkが同じオランダ人で、二人の出身地が5マイルしか離れていないということが話題になっていることについて)僕はあのレフェリーは知っているよ。オランダでは何度も彼の吹く試合でプレーしたからね。僕たちがプレシーズンにフェイエノールトとやった時も、彼がレフェリーだった。だから僕は彼を知っている。
彼は僕が育った町から近い場所の出身だ。しかし、僕が彼を知っているから彼がひいきしたと言うのは間違っている。僕はオランダでは彼と数回やっただけだ。彼は良い試合さばきをしたし、公平に言えば彼はロビン・ファンペルシーのことも知っているよ。
(
Liverpool Daily Postより、セカンドレグについて)僕たちが勝ち上がる本命だとは言えないと思う。まだ、本当に、本当にきわどい戦いになるだろう。チャンピオンズリーグがこれだけ特別である理由はそこなんだ。何が起こるか、決してわからないんだよ。
ACミランはアーセナルを相手のファーストレグで、アウェイで0-0というすばらしい結果を出したけど、サンシーロで誰もが予想しなかった2-0で破れた。僕たちもまだ待たないと。しかし望んでいたことはやれたよ。負けないで、ゴールを奪うことだ。
おそらく、僕たちはアンフィールドでも得点をしなくてはならないだろう。全ての試合を勝ちに行くし、僕たちにはそれだけの力がある。タフな試合になるだろうけど、僕たちには自信がある。
(アーセナル戦の得点は)重要なゴールだった。スティービーからのすばらしいプレーで、僕はボールに触るために全力を尽くしたよ。得点できたことは嬉しかった。アンフィールドに何かを持ち帰ることは、本当に重要だったよ。
アーセナルは本当に良いプレーをした、僕たちはそれについては正直にならなくてはいけないね。彼らはすばらしいパフォーマンスをしたけど、僕たちはわずかのチャンスでゴールを決めた。僕たちは喜んでいるし、今度はアンフィールドでの試合だ。僕たちがアンフィールドで何をやれるか、それは誰もが知っている。
僕たちは誰も恐れないし、相手に敬意を表するよ。インテルはすばらしいチームだったけど、僕たちは彼らを前回のラウンドで倒した。アーセナルはすばらしいチームで、本当にすばらしいプレーをする。おそらく現時点でヨーロッパ最高のフットボールだろう。しかしそれでも、僕たちは彼らを倒せる。」
●Pieter Vink主審
(Liverpool Echo)私がオランダ人だからあの判定をしたというのは馬鹿げている。最近ではどの試合にも大勢の異なる国籍の選手たちがプレーしている・・・スペイン人、フランス人、イタリア人、ブラジル人・・・それが問題になったことはない。完全に馬鹿げた考えだ。」
●Mario van der End(FIFAレフェリングアドバイザー)
「このレベルのオフィシャルならば、正しい判定をしなくてはならないことは自明だ・・・そして彼はそれをしなかった。」
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うーん、確かに手はかかっていましたが、フレブちょっと簡単に倒れすぎだったと思うんですが・・・カイトは得点だけでなく、あの試合にはいろいろと話題を提供しましたね。今日の試合はさすがの彼も休養でしょうか。
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