「はねつけました」byヴィラ

リバプールが、バリーについてヴィラに￡15m＋リーグ成績に応じて￡2mの最終オファーを出したと報じられていましたが、金額は違っていたようで、オファーは拒否されました。また、7月3日からのプレシーズンスタートに伴い、バリーは監督と話し合いを持つと報じられていましたが、オニール監督は公式にそれを否定しています。
元アストン･ヴィラの選手で現在はアカデミーのコーチを務めているマーク・ディレイニーが、この移籍問題についてコメントをしています。
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●アストン･ヴィラ公式ステートメント（ヴィラ公式HP）
「今日（水曜）の新聞で報道されていた、ギャレス･バリーについての￡17mのオファーは不正確です。
クラブは当該選手についてリバプールから新しいオファーを受け取りましたが、それはまだアストン･ヴィラの評価額を満たしておらず、引き続き拒否しました。」

●オニール監督（ガーディアン紙）
「ギャレスは明日のトレーニングに戻る予定はないし、彼はNews of the Worldに無許可のインタビューを受けたことで処分を受けた。今朝（水曜）の報道は事実ではなく、状況は同じままだ。」

●マーク・ディレイニー（Liverpool Daily Post）
「マーティン･オニールはリバプールがヴィラよりも大きなクラブであることを知っている。
生粋のヴィラの一サポーターとしてこういうことを言うのは本当に辛いし、クラブは僕にとってものすごく大きな意味を持っている。もしもマーティンが、彼が1人の選手として自分も同じ事を言わないと言ったら、それは嘘をついていることになる。誰であろうと同じだ。
マーティンが最近のような反応をしている理由は、おそらくギャレスが代えのきかない選手であるということを知っているからだろう。ヴィラにとっては不幸なことだが、そういうことは起こるんだ。

ギャレスは他のどのヴィラの選手に劣らず忠実だ。でも問題なのは、僕は彼の現役中に彼らがトップ4に割って入れるとは思えないことだ。彼らは昨シーズンあらゆる予想を超えるプレーをしたけど、それがもう一度出来るだろうか？僕にはわからない。
ギャレスは2月には28歳になる。移籍すれば、彼はトロフィーを勝ち取れるだろう。移籍しなければ、それは彼のキャリアにとってクレイジーなことになるだろう。
彼は挑戦しなくてはならない。このチャンスを逃せば、それはもう2度と来ないかもしれない。リバプールはもうオファーは出さないかもしれない。
彼はこのチャンスを両手で掴み取らなくてはならないんだ。選択肢は、リバプールでのチャンピオンズリーグとイングランド代表か、それともヴィラでのインタートトかだ。

ランディ･ラーナーは、リバプールがギャレスにオファー出来るものについて、金銭的に一致できるかもしれない。しかし金の問題じゃない。彼はアストン･ヴィラを愛している、僕と同じようにね。しかし彼のキャリアにとっては、これは正しい移籍なんだ。」

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マーク・ディレイニーは昨年の夏にケガで引退するまで、バリーと共にヴィラで9年間一緒にやって来た選手です。おそらく彼のコメントはバリーの気持ちの代弁でしょう。ううう、こういうコメントを読むと胸が痛くなる･･･アロンソの移籍が関わってくるとなるとなおさらです。誰もが満足するような結末はないんでしょうか？