「このままでは」byベナユン

ベナユンがイスラエルのChannel Five TV stationに語った内容が、Daily Mailに紹介されています。
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●ベナユン（Daily Mail）
「もしも状況がこれから数ヶ月間同じままで、僕が中盤でもっとプレーの時間を得られないなら、リバプールの選手として続けたくはなくなるだろう。僕がベンチでこれだけ多くの時間を過ごし、一方でピッチの上では勝利の方程式ができている。それが全てを物語っているよ。
僕はクラブに残って自分自身を証明したいから、そういう事態が変わってくれることを願っている。でも簡単なことではないだろうね。自分が世界最大のクラブの一つに在籍していて、ライアン･バベルやペナントのような大勢の優れた選手たちがメンバーにさえ入れないことがあるというのはわかっているよ。しかし終始ベンチに座っているというのは、あんまり楽しいことじゃない。

僕は、自分がリバプールでやっていく十分な力があることを証明したいといつも思っているし、昨シーズンは多くのゴールとアシストをして、良いプレーで貢献していたと思う。でも、今シーズンはポジション争いがさらに厳しくなっているようだし、もしもこのままベンチに座っていることが続くなら、僕は留まりたいとは思わない。たとえそれがリバプールであってもね。

おそらく、僕は他の言葉を学び始めることを受け入れなくてはならないだろう。イタリア語かフランス語か、ひょっとしたらロシア語かもしれない。」

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シーズン前は、移籍の噂があった時にも「リバプールにいたいし、他に移るつもりはない」と明言していたベナユンですが、地元メディアにこういう言葉が出て来てしまいましたね･･･。記事では、アヤックス、スパルタク･モスクワ、マンチェスター･シティが興味を持っているとしていますが、彼が学ぶ言葉として挙げているものを見ると、他のクラブもあるのかもしれません。
彼はテクニックがあって賢くゴール前でのアイディアが豊富で、ベンチからスタートして短い時間で試合を変えることのできる選手です。しかしスタメンとなると消えてしまうことが多いんですよね･･･。ゴール前の狭いところで仕事ができる貴重な戦力ですから、ぜひ残って欲しいと思うんですが、ウェストハムに在籍していた時の輝き、特にあのFAカップ決勝でのプレーを思い出せば、コンスタントにプレーしてその能力を存分に発揮したいという彼の気持ちも理解できるのが辛いところです。