「きっと誰かが」byキャラ

チェルシーがKakutaの獲得でFIFAから次の移籍市場2回に渡って新規登録禁止処分を受けた件について、キャラガーがコメントをしています。
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●キャラガー（SKY SPORTS）
「クラブがルールを破っていない限り、言えることはそれほどない。ルールというものがあって、海外からとても優秀な選手をとても安い値段で獲得できたら、それがファーストチームの未来を発展させるなら駄目とは言えない。
しかし、クラブがルールを破っていない限りだ。もしFIFAやUEFAがルールを変えたいならそうすればいいが、クラブが何も間違ったことはしていないと正々堂々としている、それが一番肝心なことなんだ。

（海外から）選手を連れて来れば、もちろんちょっと難しくはなるだろう。しかしここリバプールで俺たちが持っている精神と能力を考えれば、最終的には誰かが上がって来ると俺は確信している。今の俺たちはそれ（スカウスの核）を持っている。そうでありたいと思っているよ。俺たちは現在、今まで通りにそれを保っている。上手く行けばあと何年かは、そして俺とスティービーが引退した時には、他の誰かが上がって来るだろう。」

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その「誰か」は果たして誰か？スピーリングやケリーはマージーサイド出身ですから、キャラ的には「スカウスの核」として合格なんでしょうか。ダービーやアーウィンにも頑張ってもらいたいですね。ハミルが帰って来る可能性だってあるし。ちなみに、このSKY SPORTSの記事ではキャラが熱く語っている様子がビデオでも見られますが、例によって全く聞き取れませんでした。

FIFAのチェルシーに対する処分については、チェルシーはCASに提訴する意向のようです。BBCによると、チェルシーが提訴できる期限21日間を目いっぱい使えば、最終的な判決が出るのは1月までずれ込み、冬のマーケットは処分保留のまま通常通り動ける可能性もあるそうです。このニュースを最初に聞いたときは、「提訴したら半分の処分あたりで落ち着くんだろうなあ」と思っていたんですが、仮にそうなったとしたら、夏よりも冬の処分になる方が都合がいいでしょう。チェルシーはどう判断するんでしょうか。彼らは選手層が厚いし、移籍市場一回ぐらいの処分ならばそれほど大きな打撃にはならないと思いますが･･･。

正直言って、似たようなことをやっているクラブは多いだろと思うのに、なぜチェルシーだけ？と感じます。早速ユナイテッドが獲得したル･アーブルの選手はどうなんだとか、チェルシーがASPTTマルセイユから11歳で獲得した別の選手についても提訴とか、今度はレンヌがシティを提訴とか、いろいろと報道されています。どうやらフランスのクラブが張り切っている様子です。UEFAの会長はFIFAの副会長でもあるんだよなあ、と穿った考えが思わず頭をよぎってしまいました。
特定のクラブをスケープゴートにするより、ずっと言われ続けていた若手獲得の問題について、ルールを整備するほうがずっとすっきりとするし誰もが納得できると思うんですが、これは素人考えなんでしょうか。