グレン・ジョンソン獲得と共に移籍のうわさが出ているアルベロアですが、
スペインのAS紙にインタビューに答えています。移籍に関する部分を英国のファンが訳してくれていますので、それをさらに日本語訳してみました。
-----------------------------------------------
AS:あなたはスペインに戻りたいと思っていますか?
Arbeloa:それは常に僕の心の底にあるものなんだ。リバプールで楽しくやっているけど、戻りたい気持ちはある。ラ・リーガのトップレベルを僕は本当に経験したことがないからね。いつかは間違いなく戻るだろう。フットボール以外のことでは、僕は故郷に残して来た全てが恋しいんだ。
AS:あなたの名前が、レアル・マドリーの獲得予想リストの中に入っています。
Arbeloa:ビッグクラブのターゲットになっているというのはいつでも嬉しいし、それが、今チームを築きつつあるこのレアル・マドリーなら特にだね。僕はリバプールでの契約をあと1年残しているけど、何が起きるかは誰にもわからないよ。
AS:リバプールとの契約を延長することは考えていないんですか?
Arbeloa:宙に浮いた状態なんだ。僕はあと1年だけ留まるような感じだね。それはどういうことかと言うと、もしもオファーが来たら、彼らは僕を今売却することが彼らにとってベストかどうか検討しなくてはならないだろう。全部代理人に任せているよ。僕は代表チームに集中している。」
-----------------------------------------------
このインタビューは他にもいろいろ興味深い話をしているようなんですが、残念ながら英訳があるのはこの部分だけでした。これを読む限り、彼自身移籍について前向きな気持ちがあるようです。
テレグラフ紙は、ラファは彼に契約延長を持ちかけたが、アルベロアはサインしなかったと報じています。昨年の夏も、彼がスペインに帰りたがっているといううわさが出ていました。そういう状況を踏まえた上での、今回のグレン・ジョンソンの獲得なのかもしれません。
グレン・ジョンソンの獲得に関して、報道では金額は£17m~19m、対してクラウチの移籍金の未払い分が£7m、アルベロアの移籍金は£8m、ドッセーナは£6mほどとしています。ラファが真剣に電卓を叩く姿が眼に浮かぶようです。それが本当ならグレン・ジョンソンの移籍金はそれで賄え、もう1人ビッグネームを獲得する余裕があります。しかしそれでも、アルベロアには残って欲しい・・・!グレン・ジョンソンが来たとしても、彼が大舞台で世界のウィンガーを相手にどこまでやれるか、それは未知数です。アルベロアが積んで来た経験は早々に埋められないでしょう。彼は今シーズン本当に成長を見せたと思うし、その力を来季もタイトル獲得に向けて発揮して欲しいです。
しかし、もしもアルベロアが移籍を望むなら、それは仕方ありません。その時は彼の成功を祈って送り出します。マドリーにはセルヒオ・ラモスがいるのに何で右SBが欲しいのか疑問に思っていましたが、一部報道では彼らはセルヒオ・ラモスをCBにコンバートしたいんだそうです。しかしどんな具体的な話があるのかと思いきや、
エコー紙は「ドッセーナとアルベロアの二人共オファーはどこからも来ていない。」と書いています。
PR
無題
二人ともいてやっと右SBは磐石になるのに、これじゃ意味がありません。二人はまったく違うタイプなので相手によってスタメンも変えれるし。。
ジョンソンもまだ全幅の信頼を置ける守備力ってわけでもなさそうなので、アルベロアには是非契約延長をお願いしたいです。
Re:無題
本当にその通りです!イングランド代表とスペイン代表が右SBの座を争うことになれば、層の薄さが心配されていたポジションが、一気に世界屈指のレベルになりますね。来季にはそれを期待したいです。デゲンもいるんですけどね・・・。