カーソンについて、クラウチのコメントです。
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●クラウチ
(TEAM TALK)「スコットはすばらしいキーパーで、まだ若いキーパーでもある。水曜の試合で彼は落ち込んでいるだろうけど、僕は毎日彼と一緒に練習やプレーをして来て、彼がそんなに優れているかを良く知っているよ。彼はこれから数年のうちにイングランドNo.1キーパーになると僕は確信している。
人々が彼をあまり悩ませ過ぎないことを願うよ。ファンが彼を非難して欲しくない。彼はすばらしい奴だし、とても優れたキーパーなんだ。彼一人だけじゃない。この予選の戦い全般を通じてミスは何度もあったし、全てをチーム全体として見なくてはならない。
彼がプレーすることにリスクがあったとは、僕は言わないよ。さっき言ったように僕は彼と一緒にトレーニングをして来て、彼がどんなに優れているかを見てきたし、彼はすばらしいキーパーだ。ミスはしたけど、彼はまだ若いんだよ。
予選を通過できなかったことには、ものすごく落胆している。試合の後のドレッシングルームもものすごく落ち込んでいた。これから起き上がらなくてはならないんだけど、まだ実感がないんだよね。
2-2の同点に追いついた時、僕たちがやったと思ったのは僕のゴール後のリアクションからもわかると思う。あのまま行って試合に勝利することを願っていたんだけど、そうはならなかった。
僕たちは試合を終わらせるべきだった。ああいう状況は以前にも経験したことがある。2-2に戻すために本当に懸命に頑張ったのに、その後それをふいにしてしまったのは、あの夜で最もフラストレーションを感じたことだった。
イングランドはこの予選の戦いで十分に強かったのか?僕たちが通過できなかった、その事実からそう問われるのは当然だ。それが最も落胆することだよ。
いったん水曜の試合のことを忘れ去れば、僕たちは他の試合で自分たちのどこが悪かったのか、見直すことが出来るだろうと思う。しかし今の時点では、水曜に起こったことが一番の苦しみだ。僕のキャリアを通じて一番の落胆だよ。今まで落胆したことはものすごくたくさんあったけどね。少なくともチャンピオンズリーグの決勝で負けた時も、僕たちはそうだった。
僕たちは予選通過を予想されていたのにそれが出来なかった、それが最も落胆することだよ。」
●キャプテン
(Liverpool Daily Post)「スコットはもちろん落胆している。彼は自分がミスをしたとわかっている。でも彼はまだ若く、これから輝く未来があるんだ。スコットは出来るだけ早くこのことを忘れ去らなくてはならない。彼は良い友人だし、本当に彼のことを思っている。」
●ベッカム(TEAM TALK)
「スコットは若いキーパーで、才能豊かなキーパーだ。今までのこの国で最も才能ある若手キーパーの一人で、彼は毎週の試合でそれを証明している。
水曜は難しかった。難しい試合だったよ。一人の選手だけを非難することはできない。過去に僕自身がそういう経験をした。物を投げつけられたその時、どういう反応をするかが大事なんだ。」
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ベッカムの言葉には重みがある・・・華やかなところばかりがクローズアップされがちの彼ですが、さまざまな重圧を潜り抜けてきた超一流のサッカー選手ですね。それは水曜の試合を見ても実感しました。
カーソンは少し元気になったでしょうか。土曜はアウェイの試合ですから心無い野次も飛んでくるでしょうが、それを跳ね返す良いプレーを見せて欲しいです。水曜の試合でも、あのミスの後で気持ちを立て直して後半に好セーブをし、気持ちの強さを見せてくれましたから大丈夫でしょう!
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無題
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