FAカップ3回戦、アーセナル戦は1-3での敗戦でした。試合後の両監督のコメントです。
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●ラファ
「(公式HPより)私たちのサポーター全て、そして私たちにとって悪い日でした。致命的なミスを犯してしまったことについては失望を感じざるを得ません。
最初の35分間は私たちは試合をコントロールしていましたが、それから二つのミスを犯して、ハーフタイムには2-0でリードされることになりました。それから試合の中で1点は返しましたが、またミスを犯してしまいました。しかし、前に出てゴールを狙っているときには常にリスクはつきものです。
接戦となりましたが、ミスを犯したときには通常は罰が科せられるものです。シャビ・アロンソは自分がペナルティキックを与えられてしかるべきと考えましたが、私はそのリプレイをまだ見てはいませんし、終わったことは変えられません。彼がイエローカードを受けるべきだったとは私は思いませんが。
(SKY Sportsより)サポーターにとっていい試合だったと思います。私たちは前半は試合をコントロールしていました。彼らは2つの攻撃をしかけ、2つのゴールを決めたと思います。あの前半終了間際の2点目が後半の試合を非常に難しくしました。
我々は1点が必要だということをわかっており、そのゴールを決めました。それからの私たちは相手を押し込み、前に出てチャンスを造っていたと思います。しかし彼らが3点目を決めた時に試合は終わりました。
私たちは昨シーズンFAカップで優勝し、今シーズンも同じ事を望んでいました。しかし結果は変えられませんし、これからの敗北を止める策を考えなくてはなりません。」
●ベンゲル監督
「
(SKY Sportsより)私たちは強い精神力、規律と決意を必要とし、それら全てを持ち合わせていた。そして忍耐と集中力も持っていた。前半に前に出たときは全て得点に繋がったからね。
その後は、その形をキープすることが大事だった。私たちはリバプールからの大きなプレッシャーをこらえなくてはならず、それを良くやったよ。そして2-1にされた後に、すばらしいゴールで試合を決定付けることができた。
アンリのゴールはすばらしかったね。いい走りを見せ、彼の力は戻りつつある。リバプールのディフェンダー二人を置き去りにし、試合の終盤の時間にそれだけの足を持っていることで、彼はそれを見せてくれた。
しばらく休んでいたことが彼のためになったと思う。このレベルでは、このような試合で全てのボールにファイトできるだけの力と、それができるだけの精神力が必要とされる。
(リバプール公式HPより)リバプールファンには感嘆の言葉しかない。彼らは90分間ずっとチームの後押しを続け、ただ信じられないとしか言えないね。ここでクラブはすばらしいサポートを受けている。」
●ティエリ・アンリ(リバプール公式HPより)
「試合の初めにファンが何を歌っていたのかはよくわからなかったけど、彼らの歌が止まるまでは、誰もピッチでの音が聞こえないくらいだったよ。
僕はこのスタジアムと彼らサポーターをとても尊敬している。フットボールをプレーするにはこんなにすばらしい場所だ。」
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FAカップは早々に敗退となりました・・・。一発で相手を沈める破壊力のあるチームを相手にああいうミスをしていては、いくらアンフィールドでも勝利を得るのは難しいですね。デュデクは久しぶりの試合で勘が鈍っていたのか、GKとしては止めて欲しいボールもゴールに繋がってしまいました。
ホームで同じ相手に2連敗をするなんてことは、サポーターたちのためにもできません!次の試合は立て直してくれることを期待します。アーセナルは若手主体で来るでしょうが、ラファはどういうメンバーを使ってくるのか、その采配に注目したいと思います。
試合でサポーターたちが紙を掲げてスタンドに作っていた文字"THE TRUTH"と歌っていたチャント"Justice for the 96" は、FAカップ準決勝で起こった
ヒルズボロの悲劇についてのメッセージです。一部のメディアに掲載されたリバプールサポーターに対する報道について、「真実ではない」という抗議の意味がこめられたものです。
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