これは誰が見ても2ポイントを落とした試合でした。バベルがもう少しサイドで機能すれば、マスチェラーノにもう少し展開力があれば、ボロニンがもう少し攻撃に有効に機能すれば、など個々の面でひとつひとつを言えばきりがありませんが、そういう問題ではないな、というのが感想です。アロンソとアッガーの後方からの有効なフィードがない、そういう状況に対応して攻撃を組み立てる引き出しがまだチームにないというのが現状ではないでしょうか。個々の能力が劣っているわけではないのですから、あのメンバーで有効な攻撃ができないわけがありません。しかしまだほんのちょっとお互いが合っていない、そのわずかのずれがチャンスの目を詰んでいるように見えました。
ローテーションについていろいろと言われていますが、その影響はあると思います。序盤は少々試合を落としても、シーズンが進むに連れて試合の重要度が増して相手もきつくなって行くカップ戦ではローテーションがうまく働いても、序盤も終盤も全くポイントは同等のリーグ戦では不利に働くのかも知れません。しかしシーズン全体を通して見た時には、選手の入れ替えはどうしても必須だと思います。
トーレスのオーバーヘッドは決まっていたら伝説のゴールになっていましたね!残念。
●SKY Sportsのレーティングレイナ:6 テストなし
リーセ:8 良く前に出ていた
キャラガー:7 トラブルなし
アルベロア:6 OK
ヒーピア:6 いつも通り
ジェラード:6 彼のベストではなかった
マスチェラーノ:6 ハードにトライ
バベル:5 目立たない
ボロニン:5 落胆の出来
カイト:6 チャンスなし
ペナント:7 生き生き
(SUB)フィナン:5 時間なし
(SUB)クラウチ:6 脅威を加える
(SUB)トーレス:7 狡猾さを加える
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