トッテナム 4-2 リバプール

･･･。ふぅ。メンバーを落として臨んだ試合とはいえ、スパーズにもベントリー、ウッドゲイト、モドリッチ、ジェナス、ベントがいませんでしたからね･･･ちょっとこの負け方はあとを引かなければいいんですが。ホワイトハートレーンにはレッズサポたちのチャントが大きく響いていただけに、敵地に赴いてこんなパフォーマンスを見せられた彼らが気の毒に思えてしまう、そういう試合でした。

実質前半の3-0で試合は終了。リーグカップなんだから、と片付けられないぐらい、とにかく両SBが悲惨でした。右サイドをやられてヒーピアがカバーに入り、最終ラインが右に引っ張られたところでドッセーナが競り負けるか、競りさえできずにやられる。攻撃に関しては中盤のプレスで負けてボールをさらわれ、前線まで届きません。バベルは立ち上がり何度か良い突破を見せていましたが、ボールを持つと常に2、3人で囲まれ、徹底的にケアされていました。
後半はもう攻めるしかなく、両SBも守りはいいから上がって行けという感じで、アッガーも上がる上がる、そしてプレシに代わってアロンソが入って試合が変わりました。かなり前線の高い位置でパスが繋がるようになり得点のにおいがしたんですが、結局流れの中からの得点が生まれるまでは至らず、後半の2得点はどちらもセットプレーからでした。
エル･ザールは攻撃で随所に良いプレーを見せていたし、インスーアはLMFとLSBをドッセーナとポジションチェンジしながらプレーし、なかなかの出来だったと思います。好材料はそれぐらいか（泣）。トーレスが56分に交代したのはおそらく最初からの予定通りでしょう。残り時間わずかでダービーが出てきましたが、その前にデゲンがペナルティエリアで倒されており、交代の時に足をちょっとひきずっていたので、怪我の交代でなければいいんですが。その倒されたプレーは明らかにPKに見えましたが、とってもらえませんでした。
ボルトン戦はアルベロアが出られませんが、今日の出来ではデゲンを代わりに使うわけにはちょっと行かないと思います。これはキャラが入るしかないか。

スパーズのゴメスが接触で意識を失い、そのまま担架での交代となりました。治療にずいぶん時間がかかりましたが、その間カメラがアップで抜かずに交代して行ったのが非常に気になります。深刻な怪我ではないことを祈ります。