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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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「イングランドのライオンには歩き回る自由が必要」と題したTIMES紙の記事によると、キャプテンを中盤の底で使うのは「得点能力の無駄遣い」だそうです。多くのフットボール関係者が同じ事を言っているそうで、何人かのコメントを紹介しています。
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ライオンと言うより・・・テリー・ ヴェナブルス - 前イングランド代表監督 スティーブ・マクラーレンと共に次期代表監督候補だった1人

「ジェラードは、クラブではもっと攻撃的な役割を担っている。彼がワールドカップのイングランド代表でも同じことができるということを、私は全く疑っていない。
FAカップ決勝での彼のパフォーマンスを見たら、他の何が言える?あれが驚くべきものではなかったと言うなら、それはばか者だな。あの試合で彼はさらに大きな自信を得たに違いない。

人は、あれは国民全体を高揚させたと言う。しかし、もっと重要なのは、あれは彼自身にとっても起爆剤になっただろうということだ。誰も、彼があの遅い時間帯に、ゲームを延長に導く同点ゴールを挙げるとは予想していなかった。しかし彼は、自分に何が出来るかを示し、ひとたび彼に火がつけば、穴に落ちたリバプールをどのように引っ張り出すことができるかを示した。」

スチュワート・ピアース - マンチェスター・シティ監督 1990年ワールドカップのイングランド代表

「ジェラードは彼が望むどんな場所でもプレーするべきだ。彼は我々にとってのキープレーヤーだからね。4バックの前に置いて守備的役割をさせたら、彼のベストを引き出すことはできない。

スティービーはFAカップ決勝で証明したようなシュート能力を備えているのだから、彼はもっと前目のポジションでプレーする必要がある。ゴールから35ヤードの場所ならどこでも、彼にとってはシュートレンジなんだからね。」
ジョン・バーンズ - 元リバプール選手 2度のリーグタイトルと1度のFAカップを獲得

「実際、スティーブンは守備的役割でも攻撃的役割でも、どこでもプレーできる。しかし、トップ下に彼を押し上げてプレーさせれば、非常に可能性が広がると思う。リバプールでもそのやり方で彼は良く前に出ているからだ。

そのためには、アンカーの役割を担うマイケル・キャリックを彼の後ろに置く必要があるだろう。しかし、それはおもしろいオプションだよ。スベンは決断をする必要があるだろうが、そのオプションはスティーブンにより自由を与えるだろう。」

スティーブ・フィナン - ジェラードのリバプールチームメート

「僕は、スティーブンは中盤でプレーしてボールを扱う方が好きだと思う。でも、もし必要ならトップ下でプレーできるのは間違いない。
彼は様々なポジションでプレーでき、どんな所でも与えられた以上の仕事ができる。彼は世界最高の選手の1人で、リバプールにとってもイングランド代表にとっても鍵となる存在だ。
彼はいいキャプテンでもある。いつでも他の選手のためにプレーしようとし、彼がすることは周囲に影響を与えるんだ。

勝とうとする意思と、クラブへの野心が彼の行動の全てだよ。昨年の夏にクラブを離れる事だって簡単にできたはずなんだからね。
彼のプレーの仕方っていうのは、どんな試合にも100%全力を尽くすんだ。それは見ればわかるよね。他の選手の助けになっているよ。」

デイビッド・フェアクラフ - 元リバプール選手 2度のリーグタイトルとヨーロピアン・カップ、UEFAカップを獲得

「スティーブンは、もしも彼が自由を与えられたら並外れたことをやってのけるということを、幾度となく証明してきた。彼は非常に順応性があり、頼れる存在で、他のこともできる選手だ。
彼を一つの役割に制限するのは、能力の無駄遣いだ。もしそうしたなら、彼はクラブの時のような傑出した存在にはならず、彼のベストを引き出すことはできない。

彼に前に出る自由を与えよう。FAカップの決勝で我々全てが見たような、特別なことをやってのける能力が彼にはあるんだ。」

クリス・バーチャル - ポートベールFC選手 トリニダード・トバゴ代表

「僕たちは、ジェラードがプレーに自由を与えられたら何を達成できる能力があるかを、全て見てきた。彼はどこでもプレーできるんだ。
僕が初めて彼を見た時は、右サイドバックでプレーしていた。彼はどんどんうまくなっているよ。
僕たち(トリニダード・トバゴ)にしたら、彼は自由を与えられないで欲しいよ。僕たちみんな、彼がどんなダメージを僕たちに加えられるか知っているからね。」

エリクソン監督(TIMES紙)

「(昨日キャプテンと話をして)まず彼にFAカップの勝利をおめでとうと言いました。それから、彼はミッドフィルダーなのかセンターフォワードなのかと尋ねましたよ・・・・・・冗談です。」

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FAカップの2得点はものすごいインパクトがあったようですね。みなさん同じようなコメントを(笑)。
個人的には、中盤を3人にしてチェルシー式の4-3-3が一番イングランドの戦力を生かせると思うんですが、問題は、以前それを試してうまく機能しなかなかったのと、ワントップを任せられるフィジカルの強い選手がいないということです。クラウチの覚醒はあり得るのか・・・?
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