公式HPより、ファン投票で歴代4位に選ばれたロビー・ファウラーのインタビューです。
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Liverpoolfc.tv:ファンがあなたにこんなに投票した理由について語りましょう。あなたの名前を有名にしたフルハム戦の5ゴールから始めましょうか・・・
Robbie Fowler:あれはデビューしてから長くはなかったし、そして、一人の若造にとって・・・どんな試合でも5点もあげるっていうのはすごいことだ。しかし、俺が地元出身で、デビュー2試合目で5ゴールを決めたことで、おそらくファンは一直線に俺のことを認めてくれたんだと思う。
Liv:そして、あなたはその時からスーパースターになったんですよね?
Fowler:正直言って、俺は今自分がスーパースターフットボーラーの部類に入るとは思っていない。でも俺は若造で、全くもってうぶだった。リバプールでプレーするということはものすごい名誉で、しかも世界で最も偉大なチームのために1試合で5ゴールもあげて、それに勝ることはなかったと思うよ。
Liv:アーセナル戦で、記録的な時間で成し遂げたハットトリックはどうですか?
Fowler:ああ、自画自賛は抜きで、俺はあの記録が今のプレミアシップで破られたら驚くだろうな。試合の相手がどこだろうと、ゴールを決めるっていうのは骨の折れることだ。あの時のアーセナルはディフェンスがお粗末なことで知られていたから、彼らから3ゴールを奪うのは・・・彼らが非常にいいチームだったってほかに何を言っていいかわからないな。彼らはアンフィールドにやって来て、俺たちは3ゴールを決めた。あっという間の3ゴールをね!
Liv:あなたはあの頃、ホームに居る限りすべてがうまく行くと感じていましたか?
Fowler:あの時は俺にとって超現実的だったと思う。俺のキャリアの早い段階で やったと思われることすべてがパーフェクトだったし、何物にも代えがたい。思うに、おれはものすごく運に恵まれていたんだよ。
Liv:ある試合で、リバプール は勝てませんでしたが、あなたはエリック・カントナのカムバックの時に大きな役割を果たしました。彼の出場停止からのカムバックをかすませてしまったことを覚えていますか?
Fowler:うん、あれは2ゴールがあって、公平に見て俺たちは試合に勝つべきだったと思う。あの時はグラウンドには一人としてリバプールファンはいないような雰囲気だったけど、俺はどっちのゴールを決めたときにも小さな応援の声を聞いたよ。あれを目撃した数人のサポーターがいたことは良かったな。
Liv:ファンの声を聞くと、あなたが彼らに愛されたことのひとつは、あなたがゴールをあげたときにシャツを持ち上げて港湾労働者への支持を示したことです。あれはどんな風にして起こったんです?
Fowler:あれはスティーブ・マクマナマンが言い出したんだと思う。彼には、港湾労働者の苦境に巻き込まれた家族がいて、試合の前に「彼らへの支持を示すためにこのTシャツを着よう」と言ったんだ。さらに、俺はちょっとばかりうぶで、スティーブが俺たちにそのことを話してくれるまで、何が起こっているのかさえ良く知らなかった。
俺たちは、 彼らがあの時当然受けるべき認識を受けていないと感じ、もしも俺たちにチャンスがあれば、ヨーロッパのビッグゲームでああいう風に支持を示そうと思ったんだ。俺はゴールを決めてユニフォームをめくり上げ、人々が何を必要としているかが大きく知れ渡ったよ。
Liv:港湾労働者たちからの反応のようなものは?
Fowler:みんな最高だったよ。俺はUEFAから罰金を食らい、彼らはある試合で募金を集めてくれた。俺はもちろん罰金は自分で払ったんだけど、彼らは募金をすることで俺が罰金を払う助けをしてくれたんだ。それがすべてを物語っていると思う。彼らは俺が彼らを支持していることを知って、俺を支持することで彼らにできることをやってくれたんだ。
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