公式HPより、カイトのインタビューです。
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Liverpoolfc.tv:先週末、最大のライバルの一つにホームで勝利しましたが、その時のお気持ちはどうでしたか?
Dirk Kuyt:ダービーに勝つというのは、いつだっていいものだよ。誰もが昨年に起こったことを知っていて、今回は違う結果が欲しいと切実に思っていた。2点ともPKだったけど、チャンスの回数を見てみれば僕たちがもっと得点できるのに十分だったよ。
Liv.tv:あなたが赤いシャツを着るようになってから最高の瞬間でしたか?
Kuyt:そう思うよ。ロスタイムに得点を決めるのは本当に重要で、間違いなく僕がこれまでで感じた最高の気分の一つだった。
Liv.tv:あの日はあなたがPKを蹴る予定になっていたんですか?
Kuyt:僕はアンドリー・ボロニンと共にそのリストに入っていて、僕が蹴るというのは二人で話して決めたんだ。僕は決められるという自信があったよ。強い気持ちを感じていて、それをアンドリーに言い、彼は「OK、それならお前が蹴れ。」と言ってくれた。
Liv.tv:2回目のPKを蹴りに歩いていく時は、プレッシャーを感じましたか?
Kuyt:PKを蹴る時はいつだってプレッシャーがある。こういう本当に重要な試合では特にだ。2本目はおまけにすごく奇妙で難しいものだった。ゴールキーパーが、僕は2本目のPKをどちらに蹴るかと考えていることがわかったよ。1本目は良いシュートだったから僕は同じ方に蹴ったんだけど、2本目の方がほんのちょっとだけ良かったかもしれない。あれが入ったのを見た時は本当に嬉しかったよ。
Liv.tv:リーグ戦のシーズン初ゴールを決められたことも、ほっとしたに違いないですね。
Kuyt:ストライカーにとって、ゴールを決めることはいつだって重要だし、リーグ戦では特にだ。君が言ったように、僕はまだ得点を決めていなかったから、無得点から脱したのは良かったよ。これからはそれを続けなくてはね。
Liv.tv:これからは全てのPKを蹴るつもりですか?
Kuyt:シャビやスティービーのような、良いPKを蹴る選手はチームに大勢いるからね。他の選手たちが蹴る場合もあるだろう。全部自分で独占したいとは思うけど、最も重要なのは得点を決めることで、いつも同じ選手がPKを蹴ったら相手ゴールキーパーにはやりやすくなってしまうからね。
Liv.tv:フィル・ネビルに対するあなたのチャレンジを振り返って、後ほどの反応には驚きましたか?
Kuyt:TVで見直して、あれが悪質なチャレンジだったことがわかったよ。僕は空中を飛んでいて体を引くのが遅すぎたけど、彼に触ろうという意図は決してなかった。それはTVでもわかると思う。あれは本当に悪質に見えるけど、彼に触ろうという意図は本当になかった・・・もしそうなら触っていたよ。
Liv.tv:あの後に彼には話しかけましたか?
Kuyt:いや、セレブレーションに忙しすぎて!
Liv.tv:あなたは大きな自信を持ってベジクタシュ戦に挑んだはずですが・・・あそこで何が悪かったんでしょうか?
Kuyt:僕たちは本当に不運だったと思う。プレーは十分に良かった。僕たちの失点は不運なものだったけど、おそらく3-1か4-1で勝てるくらいのチャンスは十分作っていた。僕たちは試合を支配していた。90分間ずっとというわけではなかったかもしれないけど、支配していたよ。これまでで最高のパフォーマンスだった。今僕たちに出来るただ一つのことは、あの結果は忘れて次のアーセナル戦に気持ちを向けることだ。僕たちにとって本当に重要な一戦だからね。
Liv.tv:あの夜、リバプールは28回のチャンスを作りました。ストライカーとしてそれを振り返って見れば、失望を感じますか?
Kuyt:もちろん僕たちは失望を感じているけど、相手ゴールキーパーがいい仕事をしたと言わなくてはならないと思うよ。彼はスティーブン・ジェラードのシュートを2度すばらしいセーブをした。幸運な時もあれば不運な時もある・・・それがフットボールだよ。でも振り返ってばかりいても良いことはない。僕たちはまだチャンピオンズリーグの次のラウンドに進める可能性があるんだから、前を見なくてはならない。僕たちは優れたチームで、自分たちは次に進めるという自信と信頼を持っているよ。
Liv.tv:現在は最下位ですが、そこからグループを勝ち上がるチャンスはどれくらいだと見積もりますか?
Kuyt:すごく難しいだろうけど、これからまだ3試合ある・・・まだ10ポイントは取れるんだし、それが出来れば勝ち上がれると僕は信じている。
Liv.tv:それでは、UEFAカップについての考えはまだないですか?
Kuyt:ない。チャンピオンズリーグにいられるということを信じなくてはならない。困難な試合は続くけど、ホームでやれるんだからベジクタシュとポルトに勝てるはずだ。その時にマルセイユの状況がどうなっているかを見なくてはならないね。
Liv.tv:大会のスタート時点での予想を考えれば、勝ち進めなかった時の打撃は大きいでしょうね。
Kuyt:選手全員にとって大きな打撃になるだろうね。僕たちは本当に懸命に努力しているし、プレミアリーグだけが勝ちたい目標ではなく、チャンピオンズリーグも欲しい。僕たち全員、昨シーズンの決勝でのことは良くわかっているし、もう一度同じことは絶対にしたくない。僕たちは自分を信じなくてはならない。
Liv.tv:アーセナルが日曜にアンフィールドにやって来る時に、あの結果を忘れているというのは簡単でしょうか?
Kuyt:とにかく努力を続けるしかないけど、僕は水曜の試合が一部の人が言うほど悪かったとは思わない。僕たちはアーセナルを倒せるという自信を持っている。なんと言っても観客が僕たちを支えてくれるしね。
Liv.tv:この厳しいタイトル争いを勝つためには、日曜の試合に勝つことがどれほど重要になるでしょうか?
Kuyt:本当に重要だよ。シーズンはまだ長いけど、この試合次第で僕たちは先頭と3ポイント差まで詰め寄ることが出来る。
Liv.tv:アーセナルはちょうど今、驚異的なフットボールをやっています・・・どうやって彼らを止めに行きますか?
Kuyt:彼らをどうやったら止められるか、その方法を考えなくてはならないと思う。そう、彼らは若い才能ある選手たちを擁する、本当に良いチームだ。かなり難しい試合になるだろうけど、僕たちもまた強力なチームだし、彼らがアンフィールドに来るのを嬉しく思っていないのは間違いない。エバートン戦で、自分たちが調子を取り戻しつつあることを証明したと僕は思うよ。チームの能力を見せ始めたところだ。
Liv.tv:セスク・ファブレガスについていろいろといわれていますが、あなたたちが警戒しなくてはならない選手は他に誰でしょうか?
Kuyt:ファン・ペルシーは危険な男だけど、運悪く彼は負傷している。彼はファブレガスのように彼らの中で本当に危険な存在だけど、彼らには他にも大勢良い選手がいる。
Liv.tv:ファン・ペルシーはあなたの友人ですが、この試合について彼とは話をしましたか?
Kuyt:まだだよ。彼は今負傷していて、落胆しているからね。たぶん僕は彼に電話して、彼のケガの具合と、この試合についてどう考えているか聞くだろうね。おそらく彼は、僕にアーセナルの秘密を2、3教えてくれるかも知れないね!
Liv.tv:我々が勝ったら、あなたは彼にあてこすりを言ったりしますか?
Kuyt:どうなるかな、でも僕は勝てるという自信を持っているよ。
Liv.tv:前回アンフィールドに彼らが来た時は、4-1で勝利しました。それは今回対戦するにあたって自信となるでしょうか?
Kuyt:僕たちは良いプレーをしたし、アーセナルとホームで対戦する時はいつでも、僕たちは良いプレーができる傾向があると思う。でもまた違う年だ。
Liv.tv:あなたたちは未だリーグ無敗です。それをキープしたいという気持ちは、選手たちの間でどれ位強いでしょうか?
Kuyt:個人的に、一人のリバプール選手として、僕は絶対に負けたくない。敗北はいつでも痛いよ。僕たちは勝利を続けなくてはならないし、うまく行けば日曜には彼らに初めての敗北をさせることができるだろう。
Liv.tv:これまでの経過を見て、あなたは我々のタイトルチャンスはどの位と見ていますか?
Kuyt:アーセナルは良い仕事をしているし、マンチェスター・ユナイテッドは今年は本当に強い。彼らに勝てるチームは少ししかないだろう。僕たちは一つ一つの試合を勝たなくてはならないけど、僕たちが彼らに迫れるという自信が僕にはある。誰もが僕たちはやれると信じているし、それは毎日のトレーニングでも見られるよ。シーズンの終わりには僕たちがそこいられるように、全員が本当に懸命に頑張っている。選手たちは自信を持っている・・・自分たちにそれだけの力があると信じているんだ。
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