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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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ジェイミー・キャラガーインタビュー Vol.1の続きです。
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Liv.tv:あなたはミドルズブラとのアウェイの試合で、リバプールファンと一緒にアウェイサイドに座っていたことがありましたね。他の選手たちもそういうことを経験すべきだと思いますか?

Carra:いや、あいつらは自分たちがどれだけ叩かれているかわかってしまうだろうからね(笑)!真面目に言えば、ほとんどの選手は俺たちのサポーターが一流だと評価していると思うよ。仲間の多くは町に出かけたときに彼らと交流するのを楽しんでいるし、リバプールをサポートするってことが何なのかわかっている。そうじゃない奴がいたら、おそらく俺たちはそういう奴らを試合の後に一晩"the Arkles(※ファンが集うパブ)"に放り込んでやるべきだろう!

Liv.tv:あなたはファンと近しい関係にありますが、最近の'Reclaim The Kop(KOPを取り戻せ)' 運動についてはどれくらいご存知ですか?

Carra:かつて存在したような雰囲気を求める人々のことを、俺は理解しているよ。しかし達成するのは難しいだろう、特にスタジアムが全席指定で、早い時間のキックオフの中ではね。しかし俺は彼らの努力を賞賛している。新スタジアムの展望がだんだん現実味を帯びてきている中、ファンはアンフィールドでの最後の数年を楽しみたいと思っているだろうし、彼らがそうするのは間違いない。長い年月にわたってKOPが生み出してきたあの雰囲気は伝説的なものだが、俺たちはここで最近忘れがたい試合をいくつか経験してきたから、現代の選手として文句のつけようがないよ。俺たちのファンが欧州戦のビッグマッチで何を生み出してきたか、見てみるといい。チャンピオンズリーグ準決勝のチェルシー戦は、アンフィールドで最もすばらしい夜の一つとしてしっかりと思い出されるだろうし、願わくばそんな夜がさらにもっと来て欲しい。俺たちのようなサポーターを誇れるチームは決して多くはないし、それがクラブをこんなに特別なものにしている要因の一つでもある。
Liv.tv:先日のFAカップアーセナル戦での6分間の 'protest for justice'についてはどうですか・・・選手としては奇妙な気持ちでしたか?

Carra:俺は何が起こるかを知っていたし、それが何かもよく理解していたが、選手としてはある意味ちょっとおかしな気分だったね。アーセナルの選手が何が起こっているか知っていたかどうかは定かじゃないが、すばらしい雰囲気を作っていたよ。ファンは自分たちの主張をしっかり見せていたし、唯一残念だったのは、その試合を勝利で飾ってもっと周知させることができなかったことだ。

Liv.tv:うまく行けばあなたのキャリアはこれからまだ何年も続いていくでしょうが、スパイクを脱いだ後に何をしているかと考えたりしたことはありますか?

Carra:俺はいつでもそのことを考えてはいるんだけど、しょっちゅう気持ちが変わるんだよな。俺たちが勝っている時は監督になるのはいいもんだろうと思うんだが、負けた後にどんなに悪い気分になるかってことも知っているし、うまく行ってない時はそういいもんじゃない。監督で負けたらそれが10倍もひどくなるからね!メディアの仕事についても考えてはいるんだが、フルタイムの仕事じゃないし、午前中は何か別にすることを探さなきゃならないしな。今のところ、俺には何かこれだというものはないが、フットボールにはきっと関わっているだろう。

Liv.tv:今からあなたのキャリアの終わりまでの間に何が起こったとしても、あなたのKOPでの伝説的な地位は既に揺るぎありません。アンフィールドの過去の偉大な選手たちと比較されていることは気持ちがいいですか?

Carra:気分はいいが、本音を言えばちょっと居心地が悪いね。おそらくチームのレジェンドっていう言葉は、選手がそのキャリアを終えるまで使われるべきじゃないだろうし、俺はいつも自分はレジェンドなんて言われるほどじゃないと思っているんだ。達成するべきものは常にあるし、既に獲得したものはあるけど、俺は引退するまでにもっと多くのトロフィーを勝ち取りたいと強く願っている。俺は自分の選手としての残された時間がすごく早く過ぎていくだろうということを意識していて、その時間を最大限に生かそうと決意しているよ。

Liv.tv:来週で29歳になりますね。30代になってもいいプレーを続けていけると感じていますか?

Carra:そうだ、しかしこのクラブの標準はすごく高いから、リバプールでプレーを続けていくのに十分かどうかが問題だよ。俺たちは毎年挑戦を続けていかなくてはならないし、そのためには全ての選手がいつでもベストの状態でいなくてはならない。俺はもちろん、自分が34か35くらいまではプレミアシップでフットボールができると信じているし、その時の自分の状態が、リバプールのチームで自分のポジションを守るのに十分なレベルを保っていることを願っている。ここは自分が引退するまでプレーしていたい場所だからね。

Liv.tv:現役フットボーラーの多くがここ数年自叙伝を出していますが、あなたにはそういう計画はありますか?

Carra:いつかは書いてみたいし、実際必ずそうするだろう。しかし俺が自分のプレーを終えるまで待つよ。まだキャリアが続いているうちに自分のキャリアについて本を書くのは、ちょっと変だと思うしね。

Liv.tv:フットボールの本はよく読みますか?

Carra:フットボールの本しか読まない。クリスマスや誕生日に誰かが俺にくれる本もそればっかりさ。俺は多分今までの人生で、フットボールに関係ない本を読んだのは2冊だけだな。

Liv.tv:最近何かいい本を読みましたか?

Carra:スティービーとロビーのは面白かったよ。ポール・マグラーのをちょうど読み終えたんだが、それも良かった。

Liv.tv:あなたはフットボールの知識の豊富さで知られていますね。あなたは今もメルウッドのフットボール知識のチャンピオンですか、それとも誰かあなたに迫っている人はいますか?

Carra:俺が賢いってわけじゃなくて、皆が俺ぐらいフットボールに興味のある奴ばっかりじゃないってだけさ。ベラミーは何でも良く知っているし、その話題が好きだね。外国人選手もだいたいそうだし、俺は良くスペインの奴らと話しているよ。例えば、マドリーやバルセロナではどんな感じだとか、ディルク・カイトとはオランダの試合について話したりとかね。

Liv.tv:あなたは今まで情熱や熱意のかけらも失ったことはありませんが、他の選手たちとそれを分かち合えないことでフラストレーションを感じたりはしませんか?

Carra:それはあるね。特に土曜にビッグゲームがあった時、例えば次の日俺たちがトレーニングに入ったとき、彼らはそのスコアすら知らなかったりする。俺から見れば全く信じがたいことだよ。しかし皆が違うんだし、人それぞれだしな。彼らはおそらく、俺のことを一日中フットボールのことばかり話していてちょっとばかり間抜けだと思ってるだろう!

Liv.tv:フットボールをしていない時は、どのようにリラックスしていますか?

Carra:フットボールを見るか、フットボールの本を読むか。多分俺は問題ありだな(笑)!何か違うものも見てみて試合のことを心から締め出すべきなんだろうが、テレビで見るものがないんだよ。くだらないものばかりでね!

Liv.tv:では、"Celebrity Big Brother(※数人の芸能人を大きな家に住まわせて、カメラでその生の生活を中継するテレビ番組)を見たりはしないんでしょうね。

Carra:全然!しかし何をやっているかは知っているよ。俺のかみさんは毎晩5分か10分はチャンネルを変えて見ている。恥ずかしいやつだろ?

Liv.tv:それでは出演しようなんて絶対に思っていないですね?

Carra:冗談だろ。ありえないね!

Liv.tv:それでは仮に、あなたが他の5人の有名人と一つの家に閉じ込められるとしましょう。誰を選びますか?

Carra:うーん・・・アレックス・ファーガソンとジョゼ・モウリーニョを最初の二人に選ぶよ。彼らのフットボールのついての議論を間近で見てみたいからね。ケニー・ダルグリッシュ、彼はKOPのKINGだから、それ以上の理由はないよ。パーティーをするならマラドーナがいるといいだろうな。それから最後は、冗談を言い合うためにDavey Thommoだ。

Liv.tv:そして5つ必需品を持っていくとしたら?

Carra:難しい質問だな。まず初めに、いつも読んでいるリバプールエコー紙とリバプールマガジンにするよ。かみさんがクリスマスに気持ちいいスリッパをくれたから、それも入れよう。歯ブラシもいるよな?それからもちろん、毎日Liverpoolfc.tvにログオンするためのコンピューターだ!

Liv.tv:OK、それでは5つの質問に即答してください・・・

Carra:OK。

Liv.tv:エバートンを破るのと、マンUを破るのでは?

Carra:エバートン。

Liv.tv:プレミアシップの優勝とチャンピオンズリーグの優勝は?

Carra:チャンピオンズリーグは優勝したから、今度はプレミアシップを取らなきゃな。

Liv.tv:クリーンシートか得点を決めるかでは?

Carra:クリーンシート。

Liv.tv:スカイスポーツとリバプールエコーでは?

Carra:エコー。

Liv.tv:チーム・キャラガーとRing of Fireでは?

Carra:Ring of Fire。

Liv.tv:それでは最後に、ファンの間では、週末の結果を受けて熱狂的な感覚を取り戻しているようです。そしてこれからはチャンピオンズリーグのバルセロナ戦があるわけですが、あなたは今シーズンの残りが美味しいものになるだろうと楽しみにしていますか?

Carra:俺たちのシーズンは今どちらの方向にも行けるし、もしも俺たちがチャレンジすることなくバルサに敗れたら、人々は失望するだろう。俺たちは今なかなかのポジションにいる。ユナイテッドはプレミアシップで俺たちの先を行っているが、俺たちはチェルシーを視野に入れているし、アーセナルは俺たちを視野に入れている。まだ先は長いし、面白くなるだろう。これからの3、4試合でポイントを全部取ることが、プレッシャーをかけ続けるために肝心だ。チャンピオンズリーグに関しては、バルセロナは世界最高のチームの一つだから難しい試合になるだろう。カンプ・ノウでうまくやれればチャンスはある。アンフィールドでの試合は彼らにとって簡単じゃないだろうからね。

Liv.tv:では、幸運と、これからのリバプールでの10年のご活躍をお祈りします!
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無題

いつもながら、この人のインタビューからはサッカーへの情熱とリバプール愛をひしひしと感じ取れます。キャプテン同様、一生レッズのユニ着て下さい!って感じです!
そしてキャラガー・アウォーズ2007・・・早くも今からワクワクしてます^^

それにしても週末に試合ないと、なんか寂しいですね・・・

無題

キャラガーのインタビューはいつ見ても楽しいです。笑いどころも外してないし(笑)。本当にリバプールとサッカーを愛するサッカーバカだなあ、という感じが伝わってきますね。攻撃と守備にそれぞれ地元出身の熱いリーダーがいる、リバプールは幸せなチームです。
明日は久しぶりのリーグ戦なのに、放送がない!!!寂しすぎます・・・。
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