公式HPより、シャビ・アロンソのインタビューです。二つに分けています。
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シャビ・アロンソはliverpoolfc.tvに、メルウッドとリバプールでの生活、プレイヤー・オブ・ザ・シーズンについての彼の考え、そしてなぜピッチ上でモモ・シソコを避けているかについて語った…
Liverpoolfc.tv:現在のチームのムードはどうですか、シャビ?
Xabi Alonso:ホームで二つ負けた後に、いい勝利を得られたことは重要だったね。その前は全く奇妙な数日間だった。自分たちが、カップ戦で同じチームに2度ホームで破れるとは思っていなかったからね。突然全てが変わった。僕たちは納得のいく勝利をあげる必要があったし、それをうまく果たした。僕たちはやらなくてはならないことをやり、結局は楽に勝つことが出来たよ。
Liv.tv:ワトフォード戦で、ラファがストライカーを3人並べたのには驚きましたか?
Alonso:その週の間に練習でやっていたから、驚きはしなかったよ。また、僕たちは3センターと3トップでプレーし、それはとてもうまく機能した。プレーしていて面白い戦術だね。
Liv.tv:これまで、ラファの取る選手起用やフォーメーションには驚かされていますか?
Alonso:うん、彼は何をするか全くわからない。彼が何をしようとするか、100%確信することはできないね。でも本当にうまく機能するんだよ。
Liv.tv:もちろんワトフォードでの試合はアーセナル戦の敗北の記憶を払拭する助けにはなりましたが、しかしFAカップの試合でファンが決して忘れないことは、彼らが作り出したあの空気です。選手たちはそこから何を感じ取りましたか?
Alonso:あれは本当に特別だった。96人の死者へのサポートを彼らが示したあの方法は、驚くべきものだったよ。彼らがBBCのライブカメラの真ん前で実行した抗議は世界中に放映され、あれは最高の方法だった。あの6分の間、僕たちはとても不思議な感覚がしたよ。ものすごい音でチームメートと声も交わせず、彼らが試合を始めるまでの6分間に、選手たちはほとんど尊敬のような気持ちを抱いていたと思う。
Liv.tv:スペインでああいったご経験は?
Alonso: いや、ああいうようなことは初めてだよ。モザイクはとてもよく出来ていたね!強い断固とした抗議だった。
Liv.tv:不運なことに、それらの試合でルイス・ガルシアが負傷してしまいました。彼は6ヶ月の戦列離脱となりますが、彼の状態はどうです?彼と話はされました?
Alonso:彼には気の毒だし、本当に残念だ。もちろん彼は、クラブとチームメート全員からあらゆるサポートを受けている。僕は彼と、手術の前とその後にも話をしたよ。全てがとてもうまく行っていて、今の彼は、物理療法の前の数日間をバルセロナの家で過ごしているだろう。長い期間戦列を離れることになるけど、彼はそれをうまく処理していかなくてはならない。僕たちは皆プロだからね。彼とチーム双方にとって大きな痛手だよ。十字靭帯だとわかった時は彼は落ち込んでいたけど、もともとポジティブな人間だからね。彼はいつも笑顔を浮かべようとしているし、今はもう回復することにしっかりと集中しているよ。
Liv.tv:あなたもチャンピオンズリーグシーズンの中で、長期にわたる負傷をしたことがありましたね。ルイスにどんなアドバイスを送りますか?
Alonso:彼は、その時やっていることにしっかりと集中する必要があると思う。急ぎすぎるのはあまりベストの方法とは言えない。彼の膝が彼に語りかけてくることを、尊重しなくてはならない。
Liv.tv:今シーズンのご自身の調子については、どのくらい満足していますか?
Alonso:チームがいいプレーが出来ていれば、皆が自分たちのパフォーマンスについてもいいと感じると思うよ。ここ数週間は良くなってきたと感じているし、いいフットボールが出来ていると思う。ここ2、3ヶ月は本当に楽しくプレー出来ているよ。
Liv.tv:中盤でスティービーとモモのどちらとプレーするかによって、自分のプレーを合わせる必要がありますか?
Alonso: うん、もちろん。僕たちがそれぞれに自分の特徴というものを持っているけど、スティーブンやモモ、ボロでも、一緒にプレーするときはやり方が変わる。スティーブンとやる時は、彼はああいうペナルティボックスに入っていくパワーがあってピッチ中を駆け回るから、時に彼が前に行く自由を得られるようにする必要がある。しかし、そういう時は彼は可能な限り早く戻って来ることができる。チームはバランスを保って、今の所よく機能していると思うよ。僕とスティーブンはお互いにいい感じでプレーが出来ているし、いいフットボールをしている。試合によるんだけど、モモと一緒にやる時は、彼はピッチ中を走り回っているから、僕は彼がいないところに行こうとしているよ!
Liv.tv:あなたのパパのPerikoもミッドフィールダーだったんですよね?彼のスタイルはあなたと似ていましたか?
Alonso:彼は本当に強くパワフルなセントラルミッドフィールダーだった。いいシュートも持っていたよ。
Liv.tv:彼はレアル・ソシエダで、ラ・リーガを2度制していますね。その事があなたに、自分もいくつかのリーグタイトルを所有してやろうという気持ちをより強くさせているのでは?
Alonso:いや、パパがタイトルを取っているからという気持ちはない。彼は2タイトル連続を制するという名誉を成し遂げているけど、僕にとっては、いくつかタイトルを取ったら今度はプレミアシップを取りたいという気持ちが膨らむよ。リーグタイトルは自分たちが1シーズンを通してベストだということを証明するものだから、それを取りたいね。
Liv.tv:あなたは彼よりもいい選手ですか?
Alonso:(笑)違う選手だからね。比べたくはないよ!
Liv.tv:彼は、あなたとお兄さんのミケルがフットボールをするように薦めましたか?
Alonso:薦めはしなかったけど、彼はいつも僕たちをサポートしてくれた。引退した後は彼は監督になったから、フットボールは常に身近なものだったよ。しかし彼は、僕たちがスポーツと同じくらい勉強にも集中することを望んでいた。何が起こるかなんて誰にもわからないからね。とにかく僕たちは、フットボールをやれと薦められる必要は全然なかったよ!
Liv.tv:彼は、あなたのプレーを見た後でアドバイスの電話を掛けてきたことはありますか?
Alonso:いや、アドバイスって程のものはないね。もちろん僕たちはクラブや試合のことを話すよ。いつもコメントはあるけど、それはお前はこうするべきだったとか、あれをするべきだったとかいうものじゃない。彼が僕に言うことは、プロフェッショナルであれということ、そして自分がやっていることに情熱を傾けること、それだけだよ。それは何より最高のアドバイスだね。
Liv.tv:私はあなたがいつ父親になるプランを立てているかはわかりませんが、いつかあなたがお子さんを持つとしたら、彼らがフットボールをやるように薦めますか?
Alonso:僕もいつか子供を持ちたいと思っているけど、今すぐではないね。僕は子供たちに自分のやりたいことをやって欲しいと思う。スポーツを何種類かやるのはいいことだし、もし彼らがフットボールをやりたいと思ったら、もちろん僕はうれしいだろうと思うよ。
シャビ・アロンソインタビュー Vol.2へ続く>>>PR