公式HPより、新アシスタントマネージャー、サミー・リーのインタビューです。
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Liverpoolfc.tv:リバプールに戻って来たお気持ちは?
Sammy Lee:すばらしいね。戻って来たことを本当に嬉しく思う。
Liv.tv:初日はどんな感じでした?
Sammy Lee:金曜にここに来たんだが、選手たちの最後の日だった。だから全く夢のようだったよ。彼ら全員いなくなってしまったが、彼らに囲まれて打ち解けあえたのはすばらしかったね。彼らが夏の休暇から戻って来た時には、もうお互い顔見知りだ。
Liv.tv:あなたはもちろん、イングランドのコーチに専念するためにここを去りました・・・スベン・ゴラン・エリクソンの元で働き、ワールドカップに行ったことは楽しかったですか?
Sammy Lee:すばらしかったよ。非常に、非常に優れたコーチたちと一緒に仕事が出来て、私は幸運だった。彼ら全員から少しずついろんなものを吸収できたし、願わくば、それが私がこれからもっと良いコーチになる力になって欲しい。
Liv.tv:あなたはイングランド代表で、すばらしい選手たちと共に仕事をしました・・・彼らがもう一段階進んで、メジャーな大会で優勝できなかったことは、おそらく遺憾でしょうね。
Sammy Lee:ああ、しかし現実的にならなくてはいけない。選手たちは本当に、本当に良くやったし(準々決勝に勝ち進み、PK戦でポルトガルに敗れた)、彼らは称賛に値する。もちろん、私たちはこの国について、我々は勝ち進んであらゆる大会で優勝すべきだという信念を持っているが、いつもそうなるわけではないんだ。大会で優勝していないことで我々は批判を受けているが、選手たちは全力を尽くしているし、それが求め得る全てなんだよ。
Liv.tv:その後、あなたには、ボルトンのサム・アラダイスの元でプレミアリーグに復帰するチャンスがやって来ました。サムの元でのリーボックでの仕事はどうでしたか?
Sammy Lee:すばらしかったよ。さっき言ったように、私は何人かのすばらしい監督の元で仕事をする機会を得てきたが、サムもまた、非常に、非常に優秀なコーチだ。私は彼からとてつもなくたくさんのことを学んだよ。
Liv.tv:ボルトンの監督になるチャンスをオファーされた時は嬉しかったですか?
Sammy Lee:そう、あの時私は、この仕事を与えられたことを非常に名誉に思うと言ったよ。そして、その名誉と誇りは何にも優った・・・まさしく何にも優ったよ・・・上手く行かなかった時の失望にもね。9試合で5ポイントしか取れなかったのは失望だったが、言っておかなくてはならないのは、ああいう時期にも、サポーターは、私と私の家族双方に対してすばらしかった。そして何より重要なのは、選手たちに対してもだ。チームが良いスタートを出来ていない時に、そのチームをサポートするのは簡単なことではない。しかし彼らは私たちにすばらしいサポートをしてくれた。そのことについては称賛以外の何物でもないよ。
Liv.tv:この仕事を受けたことに、何か後悔の気持ちはありますか?
Sammy Lee:いやいや。私はこの仕事を望んでいた。引き受けた時には、すばらしい誇りと名誉を感じたよ。
Liv.tv:これまで、リバプールでの出来事についてはあなたは詳しく追いかけていましたか?
Sammy Lee:常にね。自分がどこにいようと、いつもここの出来事を追いかけていたよ。何よりもまず、私はサポーターなんだ。口が達者なように聞こえて欲しくはないが、私は常にサポーターであり続けていたし、どこにいようと結果を見ていたよ。
Liv.tv:イスタンブールの時はどうでしたか・・・あなたはどこで見ました?
Sammy Lee:もう有頂天だったね。自分がどこにいたか、私は決して忘れないだろう。私はイングランド代表チームに帯同してシカゴにいたんだ。私たちは、コーチングスタッフ全員が集まってスベンの部屋で試合を見ていたよ。信じられなかった。何マイルも離れていてさえ、自分が観客の中にいるような感じがしたよ。
Liv.tv:あなたは概してそういうことに関係した仕事をして来ましたから、非常に誇りに思ったのに違いないですね?
Sammy Lee:ああ、そうだね。しかしさっき言ったとおり、自分が一人のサポーターだというその事実で、私は誇りに思ったよ。彼らが良くやってくれたことを、一人のサポーターとして本当に嬉しかったし誇りに思った。ただのサポーターであっても、チームの一員のように感じられるものだよ。
Liv.tv:ボルトンを離れて以来、何かありましたか?
Sammy Lee:ほとんど何も!研究訪問をしていたね。他のクラブをあちこち歩き回り、彼らの手法を研究して、いつかフットボールに戻る時のために自分の知識を広げることに努めていた。停滞していたくはなかった・・・前進し、新しい手法を学ぼうとしていたよ。
Liv.tv:リバプールに戻ってくるチャンスがあるかもしれないと、初めて聞いたのはいつですか?
Sammy Lee:先週の終わりのことだ・・・起きるのもその後も早かったよ。アシスタントマネージャーとして復帰するチャンスがあると聞かされた時は、ためらうことはなかった。合意するのに時間はかからなかったよ。
Liv.tv:ラファから電話が来たんですか?
Sammy Lee:(肯いて)ああ、まさかと思うだろうが、私はここに研究訪問に来ていたんだよ。リバプールでそれをしたいと思っていて、ラファはシーズンの終わりに来ていいと私に言った。それで、偶然にも私は先週3日間ここに来て勉強をしていたんだ・・・それからこの職が来たわけだよ。
Liv.tv:今のあなたの主な職務を教えていただけますか?
Sammy Lee:そうだね、まだ最終的には決まっていないが、全員と調整をし、全員と連絡を取り合い、ここにいるものすごい選手たちのベストをしっかりと引き出すよう努めることになるだろう。
Liv.tv:あなたはリバプールを離れてから、イングランド代表で、そしてプレミアリーグでは監督として仕事をして来ました・・・そして研究訪問も。そういう全てが、あなたをコーチとして向上させていますか?
Sammy Lee:そう願うよ。研究訪問のことを私は言ったが・・・FAで仕事をしている間もそれをしていたんだ。自分の腕が落ちないように、そして知識を広げるためにね。コーチとして進歩するのは重要なことだ。良い経験も悪い経験もその全てが、アシスタントとして監督として、自分の将来に役立つことを願っているよ。
Liv.tv:あなたがここを離れてから、メルウッドは変わっていますか?
Sammy Lee:いや、それほどでもないね、ありがたいことに。ここには今もすばらしい人たちが大勢残っている。選手、スタッフ双方にとって非常にすばらしい設備があり、戻って来て嬉しいよ。
Liv.tv:私たちは、あなたが選手たちと冗談を交わしている写真を見ました。あなたが戻って、彼らからどんな反応を受けましたか?
Sammy Lee:彼らはすばらしかったよ。ここの選手たちは卓越しており、彼らは常にそうだ。一緒に仕事をするのに最高の集団だよ。彼らと一緒にやったのは金曜の一日だけだが、自分が離れてなどいなかったように感じた。共に働くのは喜びだね。
Liv.tv:大勢のファンが、コーチングスタッフの中にスカウスのハートを持つことはすばらしいと言っています・・・あなたは常に、ここのファンたちとすばらしい関係を保っていましたね?
Sammy Lee:そうだね、そう願うよ。基本的にはこういうことだ・・・私はリバプールサポーターなんだ。食べ、飲み、眠ることがリバプールフットボールクラブの人間は、彼らと共感を持つ。それがサポーターであり、決して変わらない。願わくば私も彼らと共感を持ちたいね。
Liv.tv:あなたはグレアム・スーネス、ロイ・エバンス、ジェラール・ウリエの元で仕事をして来ました。今は責任者はラファエル・ベニテスです。ラファと共に働くのは楽しみですか?
Sammy Lee:非常にね。彼がこのクラブにすばらしい一歩を踏み出させていることは、誰もがわかる。私は本当に楽しみだよ。ここで彼が擁する人々、そしてこれからここに連れてこようとしている人々を使って、彼がどういうビジョンを持っているかは見て取れる。私は彼に大きな感銘を受けているよ。
Liv.tv:外部から眺めていて、このクラブは近年どれくらい進歩したでしょうか?
Sammy Lee:すばらしい進歩を遂げている。人々は、私たちがいつリーグ優勝するんだと問うていて、それがファンの望むものであることに疑問の余地はない。リバプールは常にナンバーワンを目指し、このフットボールクラブにおいてそれ以外に目指すものは何もないよ。
Liv.tv:あなたの見解では、プレミアリーグの私たちの望む場所に再び戻るまでにははるか遠いでしょうか?
Sammy Lee:人それぞれの意見はあるが、私はそうは思わないよ。際どい試合、些細なことが違いを作る。私たちははるか遠くにはいない。
Liv.tv:リーグ優勝、それはサミー・リーにとって究極のものでしょうね・・・
Sammy Lee:プレッシャーをありがとう(笑)!いや、それは全員が、このフットボールクラブにいる全員が望んでいるものだよ、サミー・リー一人ではなくね。このクラブをサポートしている全員が、私たちの望むものを正確に知っているし、それが私たちの目標だ。トップの位置より下のものを望んではいない。確かに我々はしばらくそれを達成していないが、それより下のものを狙うとういのは、このクラブに害を及ぼすことになるだろう。ここにいる全員がナンバーワンを目指し、それを楽しみにしているということを私は言えるよ。
Liv.tv:シーズンが始まるのをウズウズして待っているでしょうね?
Sammy Lee:私にとっては既に始まっているよ。それもまたフットボールだ。私にとっては試合のないシーズンのようなものだよ・・・戦いに備えて、私たちはもう懸命に仕事を進めている。その時期はすぐにやって来る、だから我々のシーズンはもう始まっているんだ。
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