ラファは、ルイス・ガルシアのFAカップ出場について、ウェストハム監督アラン・パーデューと共同してFAにアピールするようです。
試合が終わるとすぐに、2人は選手とともに審判の部屋へ行った模様。
PFAのオフィシャルサイトより両監督のコメントです。
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●アラン・パーデューのコメント
我々4人は全員、レフェリーの部屋にいた。ルールの定めるところによると、彼ら(ルイス・ガルシアとハイデン・マリンズ)はあるいは退場になるべきだったのかもしれない・・・しかし、我々は、FAはこのことに対して寛容な態度を見せるべきだという意見で一致した。我々両チームは、決勝でお互いとプレーする。うまく行けばFAはいくらか共感を示してくれるだろう。
私は、ペナルティが軽減されることを望んでいる。もし彼らが3試合の出場停止を考えているなら、今シーズンは2試合で翌シーズンに1試合という方法もある。皮肉にも、この両チームが決勝で当たるのだから、他のどこかに影響するわけではない。ほんの小さな事件が、彼らに特別な日を失わせてしまうことになる。
主審は、自分はイエローカードを考えていたが、ガイドラインに従ってレッドカードを出さなかったら、自分が逆に処罰されるのだと言った。2人の選手はどちらも正直な男だ。彼らの間にはいかなる敵意もない。我々はレフェリーの部屋に入って、礼儀正しい会話をしたよ。
それはほんのわずかな時間だったが、現状では今のところ、彼らはどちらも決勝には出られないだろう。それは彼らのどちらにとっても非常に、非常に気の毒なことだし、すばらしい決勝になると予想される試合から彼らを引き離すことになる。我々にできることはあまりない。アピールし、我々の考えをメディアに説明し、そこに何か共感が生まれないかと期待するだけだ。
ハイデン・マリンズは礼儀正しい男で、すばらしいプロであり、彼の人生の中でベストのシーズンを今過ごしている。わずか一瞬の出来事が、彼からFAカップ決勝をプレーするチャンスを失わせるというのは苦々しい思いがする。それは彼だけでなく、私だけでもなく、クラブの全ての選手とスタッフにとってだよ。
●ラファのコメント
スペインでは、私たちには2試合、3試合、4試合の出場停止の可能性があります。2人の選手に2試合の出場停止(そして決勝は出場可能にする)で十分でしょう。深刻な事件というわけではないのですから。
我々はアピールを試みます。私は怒っているというより、落胆しています。私たちは決勝戦がどんなに重要な試合かを知っています。私たちが得をするとか、彼らが得をするということはありません。このケースでは、両選手と両チームどちらにとっても良い事になります。
ですから、どちらの監督も同じ意見を持ったのです。私は、誰かが賢明な判断をしなくてはならないと思います。状況はとてもはっきりしていますよ。
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退場のシーンのビデオを見ましたが、赤はちょっと厳しいかな、という感じはしました。しかし、ルイガルは相手の腕を押さえた上にどさくさ紛れのひじ打ちをしていて、印象は良くありません。
結果論になりますが、あそこで大げさに倒れたりしないで適当にいなしておけば良かったのに、倒れてしまったばっかりに、両チームの選手が入り乱れて騒ぎになって審判も喧嘩両成敗にせざるを得なくなったんでしょう。うーん。
シセのゴールはすばらしかったです。
1点目は→
ここ 2点目は→
ここ 問題のシーンは→
ここで見られます。シセの得点もバック宙もおみごと。ファウラーのパスはまるでアロンソのようでした(笑)。
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