トラブルメーカーからヒーローへ、一夜にして評価が一転した感のあるベラミーです。ところでそんなベラミーってどんな人?というわけで、
BBCが彼についてのこれまでのいろんな監督や選手のコメントをまとめて紹介しています。
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<監督たち>
●ゴードン・ストラカン(元コベントリー監督)彼は一つの型にはまった選手ではなく、あらゆる要素を少しずつ兼ね備えた選手であり、才能とと知識を手に入れる賢さを持っている。
(2000年8月、コベントリーでベラミーとサイン後)
●マーク・ヒューズ(ブラックバーン監督)我々は、このタイプではヨーロッパ最高の一人と私が感じている選手を得ることができた。
(2005年6月、ローバーズでベラミーとサイン後)
●マーティン・オニール(元セルティック監督)クレイグは中盤でプレーしたが、私はしばらく彼はLubo Moravcikだと思ったよ。ペナルティボックスの周囲にちょっと鋭いパスを供給していた。
(パークヘッドにローン中のベラミーを褒めて)
●ニール・ウォーノック(シェフィールド・ユナイテッド監督)私はクレイグの自己に対する信念が悪いものだとは思わない。ストライカーというのは種族が違うんだ。
(BBCのスポーツコラムニスト時代にベラミーについてコメント)
●スティーブ・ブルース(バーミンガム監督)クレイグは一流の選手で、めったに手に入れるチャンスの来ない一流の選手だ。我々がオファーを出した理由はそれだよ。
(2005年1月、ニューカッスルからの獲得を狙って)
<ウェールズ代表>
●ジョン・トシャック(ウェールズ代表監督)クレイグはケビン・キーガンに最も近い。彼らの運動量は非常に似ている・・・クレイグは走って走るし、ケビンもそうだった。
(2006年11月、トシャックが彼のかつてのチームメートとベラミーを比較して)
●ウェールズアシスタントコーチDean Saundersクレイグが練習に現れた時はしっかりと練習するし、プレーに向かう時は100%の力を尽くす。彼は激しい気性を見せるトップのプロフェッショナルであり、ウェールズのすばらしい代表だ。
(2006年10月、ベラミーがウェールズ代表キャプテンに選ばれた時)
<ニューカッスルでの騒動>
●サー・ボビー・ロブソンクレイグ・ベラミーがすべきことは、自分の契約を尊重することだ。今の彼はあまりにもいろいろと言い過ぎている。プレーに集中し、このクラブのためにゴールを決めるべきだ。
(2004年8月、ニューカッスル監督時代に不満を述べて)
●グレアム・スーネス彼はもう私のためにプレーすることはない。私がこのクラブに足を踏み入れた瞬間から、彼は混乱を起こす存在だった。テレビに向かって私を嘘で非難することなどしてはならない。
(2005年1月、ニューカッスル監督時代にクレイグの不満爆発に腹を立てて)
●元ニューカッスルアシスタントTerry McDermott私は、ひとりの人間があんなに憎しみと不穏に満ちているのにでくわしたのは初めてだ。私が彼から学んだことにはびっくりさせられる。
(ベラミーのグレアム・スーネスとの口論の後で)
●ニューカッスル会長Freddie Shepherdアラン・シアラーはベラミーに、もしいつか彼がニューカッスルに戻ってきたらぶん殴ってやると言ったそうだ。
(FAカップ準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦で、ベラミーがシアラーに無礼なメールを送ったと報道された後で)
<プロの模範?>
●ジョン・ハートソン僕には言えることがある。僕はここに来て4年になるが、彼がここで浸透させ、言ったことは誰にでも出来ることじゃないよ。
(元セルティックストライカーが、ベラミーがローンでパークヘッドにいた間に受けたアドバイスに喜んで)
<アンフィールドのヒーロー>
●リバプール監督 ラファエル・ベニテス彼は私たちが求めていた能力と速さ、才能を持っています。
(2006年6月、ベラミーと契約して)
私はベラミーとリーセについて本当に喜んでいます。チーム内の雰囲気は本当に良いですよ。ポルトガルでのトレーニングキャンプは我々の助けになりました。選手たちの結束は、問題の前も後も非常に良いものでした。
(今週カンプ・ノウで2-1の勝利をあげた後で)
●イアン・ラッシュベラミーはチームに欠けていた力をもたらす。それは稲妻のような速さだ。私に言わせれば、彼を600万ポンドで獲得するのにリスクなど全くない。
(レッズのレジェンドが、昨夏のベラミー獲得に際して)
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ニューカッスルでの騒動のくだりは思わず笑ってしまったんですが、これがリバプールでのことならとても笑ってはいられません・・・。気性の激しさと口の悪さは変わらないでしょうが、もう問題は起こさず上手く周りとやって欲しいと思います。彼の持つ能力とプレーへの情熱、何よりリバプールに対する愛情は全く疑いの余地がない、すばらしい選手ですからね。
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