「100%はこれから」byラファ

ヴァレレンガ戦は4-1の快勝。試合後のラファのコメントです。
----------------------------------------------
●ラファ（公式HP）
「（キャプテンの交代は）大腿部の負傷です。経過を見るつもりですが、一週間かかるかもしれません。

（今日のスタメンは）来週に向けてのチームに近いですね。オリンピックで何人か選手を欠いていますので若手選手を起用しましたが、彼らは力を見せてくれました。しかしおそらくは、前半に起用した選手たちのほとんどを（来週）見ることになるでしょう。

そう、また1つ良い訓練になりました。好試合で、私たちには4ゴールがあり良いプレーでした。しかし選手たちはまだ100%ではありません･･･今の時点ではそれは難しいでしょう。相手チームは私たちよりもフィットしていましたが、私たちのパス、選手間のパスと相互理解が良くなっているのをご覧になったと思います。私は結果に非常に満足しています。
順当なら、能力があり、良いプレーをしてチャンスを作ればゴールは生まれるものですよ。

（ヌゴグのゴールについて）以前に言った通り、私たちは我々のスカウト部門に本当に満足しています。彼らは、ヌゴグのような選手、能力を持ちながらあまり高額ではない選手を見出しています。ダニ･パチェコ、クリスチャン･ネメト、それから怪我をしていたナビル･エル･ザハルもそうです。

あれだけ大勢の赤いシャツを着た人々を見られたのは、私たちにとってすばらしい驚きでした。ここでのこのチームに対するサポートは、実にすばらしいものです。」

----------------------------------------------
どのゴールも見ていて楽しくなる、いいゴールでした。フォーメーションは2トップではなく、トーレス1トップの4-2-3-1に見えました。キーンが左に入ってベナユンがトップ下、ディフェンスラインの前に残っているのはアロンソ1人でキャプテンは自由に動き回り、4-1-4-1に近かったかもしれません。キーンは中に入ってきて、空いたワイドなエリアをドッセーナがガンガン上がって来る。ラファの目指す基本のスタイルが見えてきたように思いました。
ベナユンはやはりサイドではなくホールの位置に置いてこそ、ですね。彼の3点目はすばらしかった！彼は今季もリズムに変化をつけるサブかな、と思っていたんですが、プレシーズンのこれまでの出来を見るとベンチに置くのはもったいない･･･。
トーレスのゴールはいかにもトーレス、最後はディフェンダーの股を抜いて左足で決めました。ヌゴグもまた左足！彼のプレーを見ていると、効き足がどちらなのかわからなくなります。プレミアのハードなDFにどこまでやれるかは未知数ですが、大いに期待したい選手です。アロンソのプレーもゴールだけでなく、パスに守りに非常に良い働きをしていました。
そして何より楽しかったのは、後半になってチームがヤングレッズに変わり、彼らがその前のシニアに遜色ない、すばらしい攻撃フットボールを見せてくれたことです。パチェコが特に良かった！彼は同じピッチに立っているヒーピアの半分の年齢です･･･レッズの未来は本当に明るい、そう実感させてくれる一戦でした。
キャプテンの怪我はCL予選が間に合うかどうか微妙のようですが、今日のチームパフォーマンスを見れば彼が不在でも大丈夫でしょう！