エコー紙で、ラファがウィガン戦を1トップにした理由を説明しています。
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●ラファ
(Liverpool Echo)「私たちは、二人のウィンガーをワイドに開かせてプレーしようとしていました。ゲームプランとしては、チーム全体を広く開かせて、ジェラードがペナルティボックスに入っていくというものでした。
私たちには2度か3度の決定的なチャンスがありましたが、それを決められなかったのが私にとっては鍵でした。もっとストライカーを置いてプレーし、相手チームが非常に深くコンパクトに守ってきた場合、おそらく試合はさらに困難なものになったでしょう。ですから、私たちは二人のウィンガーを置いてワイドにプレーすることで、チャンスを作ろうとしていたんです。さらに、彼らが空中戦に非常に強いことも知っていました。
もうほんの少し運が必要だった、そういう試合がまたひとつ増えてしまい、私たちは本当に落胆しています。私たちはかなりのポゼッションをしてチャンスも掴んでいましたが、試合を殺す2点目が決められませんでした。チャンスがあった時は、それを決めなくてはなりません。相手チームがひたすら守っていながら、FKからのこぼれ球のワンチャンスを決められたんですから、本当に落胆しています。
トップとの差が大きいというのは明白ですが、レースは長いですし、私たちは一度に一試合のことを考えなくてはなりません。ポイント差のことを考えれば、ますますプレッシャーが増すでしょう。ホームでポイントを落とすというのは難しいことで、トップに追いつくのはさらに難しいということを私たちは認識しています。」
●フィナン
(Liverpool Echo)「ウィガンに対して失礼なことを言うつもりはないけど、タイトルにチャレンジしたいなら、こういう試合に勝利することが必要だ。
僕たちはリードしていたし、このまま試合を進めて勝てると考えていた。僕たちが決めたゴールは良い得点だったし、勝てなかったことはもちろん大きなフラストレーションで、本当に落胆しているよ。
先取点は常に重要だし、特に相手チームが深く守ってくる時は、それを破るのは難しいからね。だから先取点を決めたときは、そこから勝利できると考える。しかし僕たちはそれが出来ず、彼らに試合を振り出しに戻させてしまった。タイタス(ブランブル)が得点を決めた後、僕たちにはひとつかふたつチャンスがあったけど、得点を決められる感じはしなかったし、全体的には落胆するような出来だった。
僕たちにはゴールを決められる能力のある選手たちがいるけど、時にはそれがうまくいかないこともある。マンチェスター・シティ戦も同じだった。しかし、僕たちにそういう選手たちがいるのは間違いない。
(タイトルレースは)うまく行けば僕たちはまだやれると思っているけど、年中それを言っているような気がするよ。ホームでつまずいたことでタイトル争いは本当に難しいものになるだろう。しかしまだ18試合残されているんだから、そこでベストを尽くすよ。」
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1トップならクラウチなんじゃないか?というのはファンの多くが思ったことと思いますが、ラファは相手の空中戦の強さを考えて、トーレスを選んだようです。しかしウィンガーがワイドに開いてクロスを上げるゲームプランを想定するなら、やはり中はクラウチだったのではないかと思うんですが・・・。トーレス1トップが機能したニューカッスル戦は、サイドはカイトとキューウェルでした。
しかし勝てなかった一番の原因は、キャプテンの低調なのではないかと思います。疲れのせいかシュートの精度も低かったですし、遠目からのいいシュートはありましたが、彼がボックスまで入り込んでいくようなプレーはあまり見られませんでした。3センターで自由を得られているはずがその攻撃力を生かしきれず、ゲームプランがうまく行かなかった時に、それをカバーする人間がピッチの上にいなかった、それがタイトルレースを難しくしてしまった一番の原因かもしれません。
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無題
無題
年末年始はへこまされましたね~、特に年始は、新年早々これかい!って感じでした。攻めてはいても、ペナルティボックスに入っていく回数は少なかったですね・・・遠目から苦し紛れに打ってもね~。
しかも元日早々にはマスチェラーノの「このままでは完全移籍は厳しい」なんてコメントも出るし(泣)。でもあれはオーナーに対する彼の揺さぶりのコメントだと思ってますし、もちろんリーグ優勝だってあきらめてません!!!