Liverpool Daily Postより、CL準決勝に向けてチェルシーのフランク・ンパードのコメントです。
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●フランク・ランパード
(Liverpool Daily Post)「リベンジを試合の中に持ち込むなんて愚かなことだ。あるべき集中力が削がれてしまう。以前に何が起こったかなんて重要じゃない。重要なのはこの2戦で、勝って決勝に進むことだ。
重要なのは、今僕たちが作っている歴史だ。今シーズンはチャンピオンズリーグの優勝を目指しているし、それはリバプールも同じだろう。彼らはきっと2年前の出来事なんか考えていない・・・今のことだけを考えているはずだ。
最後まで戦い続けるのが僕たちの強みの一つであることを、バレンシア戦で皆に見せたと思う。メスタージャでのチームの雰囲気はとても良かった。ああいう種類の試合に勝って勝ち上がりを決めるっていうのは、最高の気分だよ。僕たちにはチームスピリットと、能力と精神力があった。アウェイで戦うにはとても厳しい場所で、しかも僕たちは前半に1点のリードを許した。僕たちは全てを出さなくてはならず、そしてそれをやったよ・・・後半は僕たちが支配した。監督はハーフタイムにあまり多くのことは言わず、このまま続けて攻撃しろと言った。この試合はもうちょっとスペースが空いてくるだろうと僕たちは感じていた。叫んだり怒鳴ったりというのはなかったよ。
僕は正直、運命なんて信じてはいない。どこを倒すかは問題じゃない。リバプール相手に自分たちのプレーが出来なければ、敗退するだろう。
(FAカップ準決勝の)ブラックバーン戦に力を抜いて入ることは出来ない・・・そんなのは世間知らずで愚かなことだ。僕たちは警戒して挑まなくてはならない。」
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「リベンジ」という言葉がずいぶんメディアで言われているのは、2005年の対戦で、ルイス・ガルシアのゴールがゴールラインを割ったかどうか、きわどい判定でリバプールが勝ち上がったからです。モウリーニョ監督は今でもあれはラインを割っていないと言っていますし、「観客が決めた唯一の得点」と語りました。アンフィールドの魔力ってやつですか。もちろん、リバプールファンはみんなあれはラインを割ったファインゴールだと思っています。
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