「覆せる」byラモス監督

CLマドリー戦前の、マドリーの監督と選手たちのコメントです。
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●ファンデ･ラモス監督（SPORTING LIFE）
「（この試合の結果が今季の契約に影響するかと問われて）この契約では私にはまだ3ヶ月半が残されている。それには非常に満足しているよ。この試合は6月までに課せられた課題ではないし、明日我々が勝とうと敗退しようと、それが私の契約に影響を及ぼすことはないだろう。

この試合には良いパフォーマンスが要求される。もしも我々が結果を覆したら、この大会におけるクラブの威信の一部を回復できるだろう。我々がそういう結果を達成し、もう一度このクラブ決勝にを近づかせることを私は願っている。

ファーストレグは実に戦術的な戦いだった。しかし我々はまだ道半ばまで進んだだけで、これから0-1のビハインドを覆せると信じている。私の選手たちはこれをやれると信じている。しかしそのためには全力を尽くして努力しなくてはならない。

（リバプールの負傷者について）リバプールで誰がプレーするかについては、私が何かできることではないからね。しかしリバプールは個々の力に頼って勝つチームではないし、その選手層には常に厚みを持っている。決して一人の選手のチームではない。

現段階が厳しいということは我々は受け入れているが、それに対処しなくてはならない。しかし我々は勝ち抜けられるだけの能力を持っている。この大会は、いかにチームのベストを引き出すかが全てだ。
勝利は自信を生む。アウェイの試合で4戦連続無敗というすばらしい記録は、この試合に向けて我々に自信を与えてくれる。

この試合は、楽しい、実に面白い試合だ。すばらしいチームのどちらか一つが敗退するというのは悲しいね。」

●ラウル（SPORTING LIFE）
「僕はホームのファンたちが僕たちに影響を与えることを願うよ。僕はここに一人のファンとして来たことがあり、そこは目を見張るような雰囲気だ。そういう舞台でプレーすることを僕たちはとても楽しみにしているし、その歓声と雰囲気から何かインスピレーションを得られることを願っている。

（9年前、ユナイテッドを相手にアウェイで2ゴールを決めて勝利、準決勝進出したことについて）スタジアムも状況も違う。しかしあれはすばらしい偉業だったし、ここで同じことをしてベスト8進出を決められたらすばらしいね。
リバプールが早い時間にゴールを決めたとしても、あまり心配しないだろう。僕たちはそれでも2-1で勝ち上がれるんだからね。しかし終了間際数分までノーゴールという状況にはなりたくないし、彼らに得点して欲しくはない。」

●ディアラ（SPORTING LIFE）
「僕たちは冷静さと落ち着きを保つことが必要だ。周りの環境のことを気にしてもどうしようもないからね。あそこのファンは叫び、彼らのチームを助けるために出来ることは全てやる。だから僕たちはそういうこと全てを遮断し、プレーに集中しなくてはならない。

スティーブン･ジェラードはリバプールで最高の選手だ。彼は全てを兼ね備えている。あの強さ、パワー、スキルに匹敵する選手はほとんどいない。彼は常にチームの力となる。
それから、トーレスのことはいまさら僕が言う必要はないね。マドリーでは誰もが彼のことは熟知している。シャビ･アロンソとジェイミー･キャラガーも重要な選手だ。しかし僕たちは彼らのことを考えるのではなく、自分たちがこの試合に勝つために全力を尽くさなくてはならない。」

●カンナバーロ（SKY SPORTS）
「アンフィールドでは極限まで我慢が必要だ。ゴールは早い時間に生まれるか、それとも終了間際に決まるかも知れないからね。僕たちはじっと我慢をし、最終ラインでミスを犯さないようにしなくてはならない。そしてゴールは間違いなくやって来るだろう。
もしも僕たちが得点すれば、リバプールは前に出てプレーしなくてはならなくなる。この試合で勝利したいなら彼らはプレーしなければならないし、僕たちが利用できるのはそういう瞬間だ。

（リバプールはベルナベウでと同じようにディフェンシブに来ると思うかと問われて）間違いなくそうなるだろうと思うね。彼らにとっては、ベルナベウでの1-0は最高の結果だった。今度は僕たちはすばらしい試合をして得点を決めなくてはならない。さっき言ったように、敵地に行ってとにかく我慢のプレーをすることが重要だ。今の得点は気にするべきじゃない。

僕たちは、最初の1分だろうとラスト1分だろうと、自分たちが1ゴールを決められるとわかってこの試合に挑まなくてはならない。僕たちにとっては同じことだ。重要なのは、得点を決めることだ。
鍵になるのは、真ん中でプレーしないことだ。ピッチを広く使い、ウィングで1対1の状況を目指すことが必要だ。ロッベンから、ウェズリー（スナイデル）から、マルセロから、その全員を僕たちは必要としている。アンフィールドで勝ちたいなら、僕たちは一つのチームでなくてはならない。僕たちにはメッシやクリスティアーノ･ロナウドのような能力を持つ選手はいないんだからね。」

●ペペ（SKY SPORTS）
「リターンレグは違う試合になるだろう。リバプールが守備に大きく集中を傾けてくるとは僕は思わない。僕たちはそれを利用すべきだ。

（マドリーダービーでイグアインを温存したことについて）僕たちはどんなことにも備えているべきなんだ。彼はとても重要な選手だから、監督はこの試合に向けて彼の力を温存したいと考えた。僕たちは、そう決断をした監督を支持すべきだ。」

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メッシやロナウドがいないって、ロッベンも十分怖いですが（苦笑）。彼らがサイドを徹底的に狙ってくるとしたら、やはり数的優位を作るためにアンカーは二人必要ですね。マスチェラーノに中で頑張ってサイドをフォローしてもらわなくてはなりません。そうすると、アルベロアが間に合わなければキャラがRSBか。練習の集合写真の中にデゲンが戻っているのには驚きましたが、彼はCLの登録からは外れていますし、まさかいきなりダービー君スタメンということはないでしょう。まさかの3バックはあり得るかもしれませんが。