冬の移籍市場について、ラファのコメントです。
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●ラファ
(Liverpool Daily Post)「私たちは2008年を非常に良く終えることができました。自分たちのスタイルでプレーし、多くのゴールを決めることができました。この状況に非常に満足して喜んでおり、新しい年も同じであることを願っています。
トーレス以外にも、他の選手たちが怪我から復帰して来ています。シュクルテル、アウレリオ、アルベロアの全員が今はフィットしています。3人の新しい選手を獲得したようなものですね。
私たちは移籍市場に参入する必要はありません。そうしたいとはまず思っていませんね。どこかに補強が必要だと見なせば獲得に動くでしょうが、冬の市場というのは常に困難で、非常に高額でもあります。しかし私たちは今良い位置につけており、今現在の選手たちと、さらに怪我から復帰した選手たちを起用することで満足しています。
(売却について)ドッセーナの売却は考えていません。選手をひとつにまとめて置くことが重要だと私は考えています。」
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アルベロアが起用可能、これはうれしいニュースです。インスーアは国際大会に出て行ってしまいますが、アルベロア、アウレリオ、ドッセーナ、そしてキャラもサイドが出来ますし、これだけいればSBに問題はないでしょう。ダービーのプレーも見たいんですが、チャンスはあるでしょうか。
Guillem Balagueの以前の記事によると、ラファは移籍に関してもうおよそ72人の選手を検討したなんて言っていたらしいですが、Daily Postのコメントからすると冬の大型補強はなさそうですね。しかし予測がつかないのも移籍市場、サプライズがないとは言い切れません。
記事では、冬に出て行くのはおそらくペナント一人だろうとしています。完全移籍が決まらなければ半年のローンの可能性もあるとのこと。しかし夏でフリーで出て行くよりは、クラブとしては冬の移籍を完了させたいでしょう。彼についてはビッグクラブを含めた様々な名前が獲得のうわさに出ています。
また、記事ではオーナーズが借入金£350mについて、取り敢えず半年間の返済延長を認められたことも紹介しています。これで返済期限は1月24日から7月24日になりました。記事では、この期限までオーナーは借金を返すかクラブの買い手を見つけなくてはならず、彼らはそれまでに金融恐慌が緩和することを願っていると書いています。
ファンとしては、オーナーたちが出て行くのが半年間延びたことには非常にがっかり、しかし予想はしていたのでまあ騒ぐほどでもないか、というところでしょうか。シーズンの途中のこの大事な時にマスコミが騒ぐようなネタにならなかったのは、良かったのかもしれません。
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