インディペンデント紙より、キャプテンについてヒディンク監督とテリーのコメントです。
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●ヒディンク監督
(インディペンデント紙)「(ロシア代表監督として)私の注目は、ジェラードがチームプレーヤーだったこと、そしてその上、彼は自分がやっていることに確固たる信念を持ち、試合を決めていることだ。
ほとんどの選手は、キャリアを終えたときにはレジェンドとなる。ジェラード、フランク・ランパード、ジョン・テリーについて言うなら、彼らはイングランドフットボールの見本だ。彼らはそのプレーのやり方、さらにその人間性においても手本として非常に重要な選手たちだ。次世代の若いイングランドフットボーラーたちにとって、ものすごい手本だよ。
アンフィールドの空気は、その神経をコントロールできないチームにとっては脅威となるね。初めてあそこに行った時は、ちょっと震えが来るかもしれない。私は、自分の選手たちには十分な経験があることを願うよ。それは美しい雰囲気で、暴力性はなく、フットボールには常にある良い意味の威圧的な雰囲気だ。
(ジェラードを止めることが)もちろん重要だよ。しかし一方で彼らは今は非常にバランスの取れたチームだ。彼はアンフィールドで試合を決定づけるプレーするだろうが、彼一人のチームではない。彼が不調の日であっても、他の非常に熟練した選手たちが同じように試合を決めることが可能だ。」
●ジョン・テリー
「スティービーは次元が違うから、アンフィールドに行って彼と戦うことに多少の恐れを抱いているよ。リバプールには確固たる背骨がある・・・レイナ、キャラガー、スティービーG、そしてトーレス・・・すばらしい基軸だ。そしてチェルシーではフランクがそうであるように、スティービーはあのチームの心臓だ。」
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誉めてくれるなあ。ヒディンク監督はチェルシーの監督になるわずか前に、キャプテンのことを「最高の選手」と賞賛していましたからね。その分熟知してもいるんでしょうが・・・。選手同士はお互いに手の内を知り尽くした相手、お互いのスタジアムも慣れているし、良さを潰し合う厳しい試合になることは間違いありません。最終的には気持ちの強い方が勝つ、そういう拮抗した2試合になるような気がします。
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