ウェストブロム戦後の、両監督とキーンのコメントです。
-------------------------------------
●ラファ
(SKY SPORTS)「私は常にロビーを支えたいと思っていました。彼はプレーを続けて私たちの勝利に貢献していました。彼が私たちのためにゴールをコンスタントに決め始めるだろうということに、私は疑いを抱いてはいませんでした。ロビーは私に、自分は背中から猿を降ろした(※いたずら小僧を除ける=苦しい時を脱する)と言いましたよ。私が今まで聞いたことのない表現でしたが、彼が何を言いたいかはわかりました。
ロビーはゲームインテリジェンスを持っており、彼は常にディフェンダーの脅威です。彼がリーグ戦のゴールを決めるまでは時間の問題でした。彼はすばやく、相手ディフェンダーのいかなるミスにも付け入ることができます。彼がやったのはそれです。
(ハットトリックのチャンスもあったキーンを交代させたことについて)私たちは、フェルナンド・トーレスを試合に投入する必要がありました。勝利を完成させるために、そしてもしかしたら3点目を得るために、彼の速さが必要だったんです。フェルナンドはマッチフィットしていませんが、私たちは彼を加えることが必要でした。何人か疲れている選手がおり、ロビーは懸命に頑張っていましたが、終了近くではでフェルナンドが私たちにとって重要でした。
(公式HPより)トッテナム戦の後で、私たちが精神力を示す必要があると誰もが言っていたのを、私たちはわかっていました。先週は負けるような試合内容ではありませんでした。私たちはあの時良いプレーをし、そして今日も良いプレーをしました。3ゴールを決め・・・そしてもっと決めても良かったですね。
私たちは順位表のトップに位置しており、長くその位置に留まりたいと思っています。しかし一度に一試合を着実にこなし、3ポイントを獲りに行き続けなくてはなりません。」
●キーン
(公式HP)「この勝利を得たことはとても重要だったよ。試合の開始時間が遅く、他の結果を見てからっていうのはあんまりいいもんじゃない。しかし僕たちにとって良い結果の試合がいくつかあったから、自分たちのやるべき仕事を果たしたことは重要だった。
仲間たちが良いパフォーマンスをやったし、僕たちはもうちょっとゴールを決められたね。先週のトッテナム戦から立ち直ることが大事で、僕たちはそれをやった。このチームには大きな回復力があるんだ。
もちろん、ゴールを決めるのはすばらしいよ。しばらくかかったが、それが単に時間の問題だということはわかっていた。僕はそういうことで落ち込んだりはしていなかったよ。もうちょっと若かったり経験不足だったら、そうなっていたかも知れないけどね。
願わくは、今日がロビー・キーンがベストに戻った日であって欲しいね。これまでスタートとストップを繰り返していたが、僕が自分が試合ごとに良くなっているのを感じていたし、上手く行けばそれを続けられるだろう。」
●モーブレイ監督
(SKY SPORTS)「我々はリバプールに問いを投げかけて点を取りに行く、ポジティブな姿勢を意図していた。攻撃的な姿勢を意図し、長い時間帯を我々は引けを取らなかった。ただだらしない10分間があり、そのつけを払うことになったよ。しかし我々の若いストライカーたちは、ピッチ上でトップクラスのディフェンダーと対戦した。彼らは時にちょっと経験不足だったね。
こういう試合が我々のシーズンを決めつけるわけじゃない。順位表で我々に近いクラブとの対戦が肝心だろう。しかし我々は踏みとどまり、来シーズンには信念を持ってもう一度やり直せる。我々には自信があり、この段階での順位には私は心配していない。まだどことも肉薄している状態だ。」
-------------------------------------
今日は文句なくキーンの日でした。ラファや彼が言うように、今日が彼のゴールラッシュのスタートであって欲しいと思います。今日は4-4-2のフォーメーションでカイトとの2トップ、カイトの方が若干下がり目で、二人とも精力的にサイドに流れたりしながら動き回っていました。トーレスも復帰、前線はこの3人にバベルも加えていろんなオプションが使えそうです。バベルは今日途中出場し、まだまだ本調子とはいえませんでしたが、持ち味のスピードを生かした突破は見られました。前線の破壊力はベクトル上向きです。
PR