トーレスのスペイン代表での早めの交代について、マルカ紙に語ったアラゴネス監督のコメントです。また、スペイン元監督カマーチョのコメントも出ています。
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●アラゴネス監督
(Liverpool Daily Post)「選手が怒るのは理解できるし、私は彼を支持しているよ。しかし重要なのは、その後にしっかりとこういうことを修正しておくことだ。
こういうものはドレッシングルームの中に留めておくことだが・・・そういう風にならないとしても、我々はそれを悪化させはしない。
交代させられた選手が怒るのは、私は理解できる。私も同じだったからね。しかし、チームの雰囲気は飛び抜けてすばらしいよ。
(守備について)トーレスも貢献し、前線でシロコフをブロックしていた。彼はそれを完璧にやったよ。ゴールはビジャが決めたが、1点目はトーレスが彼に供給したものだ。
(SKY Sportsより)トーレスは長くタフなシーズンを過ごして来ており、我々にとって非常に重要な選手となるだろうが、今回はピッチの中央にもう少し強さが必要だった。彼らの中盤の2人、11番(セルゲイ・セマク)と14番(ロマン・シロコフ)が問題を引き起こしていたからね。」
●カマーチョ元スペイン代表監督(Liverpool Daily Post)
「1点目のトーレスの気前の良さは見事だったよ。ストライカーならば、ゴールキーパーを脅かしている時にチームメートの方を見るというのは簡単ではないことだ。しかし、彼にはビジャにボールを渡すという冷静沈着さがあったよ。すばらしいプレーだった。
すばらしい大会のスタートとなったね。彼らは、このヨーロピアン・チャンピオンシップで自分たちが攻撃的なフットボールをやるんだというところを見せた。パスを廻して、多くのチャンスを作るフットボールだ。
プジョル、セナ、ビジャが非常にハイレベルの仕事をし、チームの中で際立っていた。イニエスタは、足にボールを持った時にはあらゆることが出来る。頭と足に何か違うものを持っている選手だけが、2点目のゴールに繋がったようなパスを供給することが出来るんだ。」
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トーレス、監督と握手拒否!なんて言われていますが、問題はないでしょう。ラファはEl Mundoに連載中のコラムの中でトーレスとビジャのコンビネーションを称賛し、3点目のハグについても触れています。また、自分はオフィスに座っていて、監督の決断をあれこれ批判する人間が好きではないと、かなり強い口調で語っています。実感こもってます(笑)。
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無題
トーレスなんだかビミョーですね。本人も複雑な思いでいるような気がします。
でもチームがいい状態なら自分のエゴは捨てなきゃいけないんでしょうね。
どうも代表で元気がないのは非常に残念です・。
でもまだ始まったばかりですから、今後に期待したいです。
カマーチョさんのトーレスに対するコメントにはいろんな意味で同感しました・。
無題
こんにちわ^^。
複雑でしょうねー。しかし負けず嫌いの男ですからね!きっと心の中はメラメラ闘志を燃やしていると思います。
プレミアファンとしては、「スペイン代表にイングランドの奴らは使えねー。」と言われるのは非常に悔しいですし、ましてや選手たちはそう思っているはずです。彼らの新しい力がスペインを勝てるチームにした、そう言われるような活躍をして欲しいと本当に思っています。そして、ロシア戦ではその片鱗がちらりと見えたんじゃないでしょうか。