「期限撤廃」byオニール監督

オニール監督が、バリーの移籍についてクラブ公式HPにコメントをしています。
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●オニール監督（ヴィラ公式HP）
「我々は月曜にギャレスと彼の代理人とともに会合を持ち、水曜の午後5時を最終期限とし、もしもその間にリバプールがこの移籍取引を進める資金を持つことを証明しなければ、我々全員がそれを置いて前に進もうということで合意した。私はそうなることを願っていたし、どうやら報道されているらしい、リバプールが最終期限に15分遅れたというのは問題ではなかった。リバプールが最初にギャレス･バリー獲得の興味を示したのはほとんど4ヶ月も前のことで、最終期限に15分遅れたなどということはない。それは単純に真実ではない。

翌日の午前、我々は水曜の夜に起こった（最終期限が過ぎた）ことを拠りどころに、非常に明るい気分だった。全てが再び通常の状態に戻ったんだと、非常に陽気で楽観的になっていた。しかしそうではなかった。木曜にギャレスの代理人、私、そして選手の間で会合があった。彼らは最終期限を過ぎても、それでもまだリバプールはこの取引を継続しようとしていると感じていた。
私は当然それを聞いて落胆したよ。ギャレスは今はちょっとカッとなって自制心を失っており、彼らはもっと時間を要求した。

そういうことで、私は彼らの言うことを聞き、時間を与えることになる･･･いやいやながらだが、そうするよ。最終期限はなく、リバプールはギャレス･バリーを獲得するために今は時間を全て使えるということだ。彼らには通常の移籍市場、今月31日まで時間がある。

だから、問題を解決するのはまさにギャレスと彼の代理人次第だ。私は、これが私たちが前進する唯一の方法だと決断したよ。私には動かしていくべきフットボールクラブがあり、我々と共にプレーしたいと願う人間を心底望んでいる。
もしリバプールが移籍金を用意して来ずに終われば、それは他の誰でもなく彼らの責任だ。そうなれば私は嬉しいだろうし、ギャレスは残留する。しかし私はそれには非常に疑いを抱いている。今はまさにボールは彼らの側にある。」

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これは事実上の移籍容認宣言と受け止めていいでしょうね。リバプールはオーナーの承認を受けて資金調達に動いており、それが滞りなく済めばバリーの移籍は実現するでしょう。金額は両クラブですでに合意がされていると思いますが、それが金銭のみで￡18mなのか、それともフィナンを含んでいるのかは不明です。また、資金調達はアロンソの移籍金を前提としてはおらず、バリーの獲得が即アロンソ放出に繋がるものではないようです。これはあくまで「現時点で」と言う話ですが。
おそらく後は時間の問題ですが、気になるのはバリーのCL出場のことですね。予選3回戦の前にはクラブは選手登録を済ませておかなくてはなりませんから、それまでに彼の獲得が間に合わなければ、バリーはグループステージには出場できません。確か登録期限は通常だと試合の週の月曜あたりだったと思うので、今週中に正式にサインしてもぎりぎりか、もう間に合わないんじゃないかと。この辺詳しい方がいたら教えていただけると嬉しいです。もし間に合うなら日曜にも正式に彼の入団が発表されるかもしれませんし、間に合わないならもっと解決は遅れるかもしれません。しかしもう移籍が規定事項なら、マスチェラーノとルーカスがいないリーグ開幕にはラファは間に合わせたいでしょうね。バリー、とうとう来るのかー。
（※追記）CLの選手登録はグループ抽選後にもう一度最終登録できるそうなので、8月31日までに移籍すればグループリーグに出場できるそうです。それでもできれば早く、火曜のヴァレレンガ戦前には決まって欲しいなあ･･･。