ファウラーの移籍先としていろいろなクラブの名前が出ていますが、彼は決断を急いでいないようです。代理人のコメントです。
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●George Scott(ファウラーのアドバイザー/
SKY Sports)
「正直言って、彼は現時点での自由をちょっとばかり楽しんでいるようです。あわてているような雰囲気はないですね。今のところのオファーは8つですが、電話は鳴りっぱなしですし、多くの興味を持たれています。それにありがとうと言うことを余儀なくされていますが、しかしありがたくないものもありますね。
私たちはまだ、それらのオファーに順位のようなものはつけていません。ロビーは自ら決断する男ですし、自分にとって何が一番良いか、そして特に自分の家族にとって何が一番良いかを考えて、心を決めるでしょう。
ロビーにはまだ6週間あります。最終的にどこへ行くか彼が決断を下して契約のペンをとる前に、それだけの時間を彼が使わないだろうとは言えません。私が申し上げたとおり、オファーはしょっちゅう来ていますし、他のクラブが来るのを待って、それから決断するという選択肢もあります。
シドニーも選択肢にありますし、私たちは少なくとも現地に赴くべきだと思いました。彼らはリバプールまで来てくれましたし、彼らのオファーを検討するために現地に赴くのが礼儀だと考えたんです。カーディフのオファーも、他のものと同様に真剣に検討しています。私たちはPeter Ridsdale会長を知っていますが、彼は野心的な人物です。彼という人は、一個人として、ビジネスマンとして、そして根っからのフットボール人として、私にとって印象深い人物です。
(The Sydney Morning Heraldより)ロビーがリバプールの伝説であることは間違いありませんし、彼がシドニーFCで新たな伝説を作りたいと思っているかどうかが重要なことです。彼はこのクラブと都市に大きな感銘を受けました。子供たちを連れて行くにはすばらしい所です。彼らは学校や家を見て回りました。強行日程の3日間でしたね。
ひっかかっているのはただ1つで、ロビーはプレミアシップの選手で、プレミアシップの金銭感覚に慣れているということなんです。プレミアシップは途方もない金銭を生み出す独特のリーグですし、それに匹敵するところは他のどこにもありません。スペインでさえもです。その金銭が、シドニーとオーストラリアリーグをかなり上回るものであることを我々は承知しています。
それはまさに金銭と生活の質の間の戦いで、私は生活の質の問題は金銭を大きくしのぐと信じています。世界中の金を全て使っても、家族の幸せは買えません。
シドニーには、ロビーのために不必要な大金を使うビジネスマンはいないようですね。それは良いことです。ベッカムのように、一人の選手が他の全員をあわせたよりも大金を稼ぐという状況は望ましくありません。それは不和を生み出します。シドニーは正しいやり方をしています。」
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シドニーモーニングヘラルドの記事によると、シドニーFCのオファーは週給およそ2万ポンドだそうです。シドニーは気候もいいしちょっと近郊に出れば自然も豊かですから、家族と暮らすのには良い所ですね。
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