アストン・ヴィラは今日スイスキャンプに出発しますが、クラブへの出入りを禁じられているバリーは帯同しない見込みだそうです。ミラー紙に、チームメートのラウルセンが彼について語っています。
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●ラウルセン
(Daily Mirror)「僕は彼(バリー)と話をしたよ。もちろん彼は自分に起こっていることに満足はしていない。それは誰でも理解できることだし、彼は良い気分ではないよ。このクラブのためにあれだけ大きく貢献して来た1人の選手が、最後にこんな風になるのは悲しいことだ。
ギャレスが何をしたいか、それは彼自身が決めることだ。彼は自分が望むこと、自分のキャリアにとってベストなことをやれる。僕はチャンピオンズリーグでプレーしたことがあるし、それは最高だったよ。彼がどこに行こうと、幸福であることだけを僕は願っている。
ファンが彼に腹を立てているのは悲しいよ。彼らは、彼がこのクラブのために今までやって来たこと、そして彼がどんなにすばらしい選手であったかを思い出すべきだ。彼はすばらしい能力を発揮して多くの試合でプレーして来たし、すばらしいゴールも決めている。ファンはそういうことを忘れてはいけない。
僕たちは、このクラブに10年間在籍し、このクラブで300試合以上プレーし、プレミアリーグで300試合出場最年少記録を持つ男のことを話している。彼は僕たちのキャプテンだ。ここ2年間の彼は輝いていたよ。
彼を失うのは大きな損失だ・・・もちろんね。彼はすばらしい選手で、ナイスガイで、優秀なキャプテンだ。でも、世界には良い仕事をやれる選手は他にもいる。
もし僕がキャプテンの仕事を与えられてそれがアストン・ヴィラなら、とても誇りに思うだろうし、『はい、喜んで引き受けます』と言うだろうね。」
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オニール監督、本当にバリーを練習から干し続けるつもりなんですね・・・。クラブが所属選手からフットボールの場所を奪う、これは「いじめ」以外の何物でもありませんし、個人的にこういうことは本っっっ当に許せません。「どうせ出て行く奴なんだからどうでもいい」とでも思っているんでしょうか?
しかし以前のコーチや今回のラウルセンの発言を見ると、クラブの仲間たちはバリーの味方のようで、それが救いです。
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無題
事態が動かずこのままシーズンに入ってからも、ということはまずないでしょうが、昨季のバレンシアで見られたようなのと似たようなことにならなければよいのですが……。
こうなると、来る来ないに関わらず、一選手のこととして心配になってきますね。
無題
バレンシアもひどかったですね。あれは会長の意向だったんでしょうが、あの一連の出来事でクーマン監督は、それまでの彼が築いてきた評価を地に落としてしまったと思います。
とにかく、クラブは何があろうとまず自分たちの所属選手を守って欲しい、と私は思っています。それがクラブ自身を守ることでもあると思うんですが。