アーセナル戦後の、両監督のコメントです。
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●ラファ
(SKY Sports)「(負傷について)ええ、トーレスは同じところですし、シャビも同じところです。不運なことにシャビは中足骨を痛めてしまいましたが、前回の負傷ほど深刻なものではないと考えています。
フェルナンドは(エバートン戦から)一週間見て大丈夫でしたし、トレーニングでも問題ないと感じていましたが、彼はまだフィットしていなかったかも知れません。彼は金曜に良いトレーニングをしていたんですが、試合中に問題があることは明らかでした。
トーレスは問題を抱え、私たちはトーレスの速さを使いたかったんですが、彼を交代させなくてはなりませんでした。その次にシャビ・アロンソに問題が起こりました・・・計画では、カウンターアタックで彼らを止め、ストライカーを使ってプレーしたかったんですが、負傷者が出すぎました。
私たちはもうちょっとできたかもしれません。良いプレーをするチームとの、オープンな試合になったと思います。私たちにはいくつかチャンスがあり、彼らにもいくつかチャンスがありました。こういう試合が引き分けに終わるというのは、よくあることだと思います。
普通ならばホームで勝率が上がるんですが、ご承知の通り私たちはアウェイで良い記録を出しており、ホームでは改善の必要があります。しかし私たちは大きな自信を持ってプレーしています。
(BBCより、マスチェラーノについて)ハビエルは足を蹴られました。ドクターと共に状態をチェックし、今後2日間でどうなるか経過を見なくてはならないでしょう。
(公式HPより)この試合で私たちにあったチャンスを分析するなら、私たちは2ポイントを落としたと言えるかもしれません。ですが、アーセナルのチャンスを分析するなら、彼らはもっと得点できるだけのプレーをしていました。私たちが長い時間1-0でリードしていたことを考えると残念ですし、2点目を決めることが出来ていれば展開は大きく変わっていたでしょう。
私たちにはトーレスとシャビを負傷で失うという問題があり、アーセナルはヨーロッパでとは言えないとしても、イングランドで最高のチームの一つです。ですから引き分けで終わったのはフェアな結果だと思います。アーセナルは非常に良いテンポでプレーし、私たちはトーレスの負傷で彼らの背後を十分に突くことが出来ませんでした。
私たちは依然として彼らと6ポイント差ですが、まだまだ先は長いですよ。」
●アーセン・ベンゲル監督
(Arsenal World)「勝てなかったことには落胆しているが、私はチームの姿勢とパフォーマンスには非常に満足しているよ。選手たちは不満を感じているが、現実的にならなくてはいけない。我々は非常に良く組織された、セットプレーとカウンターアタックに優れたチームと対戦し、早い時間に1-0のリードを許した。彼らはアンフィールドでああいうすばらしいサポートを受け、時にはそれが彼らを勝たせることもある。
しかし我々は、すばらしい能力、メンタルの強さ、連帯感を見せた。それは、追いついて1ポイントを獲得できる自信を与えてくれた。我々は今シーズン最初の、強力な相手との大きなテストをやり抜いたよ。我々はブレーキを引くことなく、手を抜くことなく、我々のやりたいプレーを忠実に実現した。
それは、我々の技術的能力と動きをベースにしている。総体的に見て、我々はこの試合をとても良くやった。誰一人として非難できない、すばらしい試合だったよ。
私は、我々が今シーズン達成できるものについて、常に大きな自信を持っている。シーズンが始まる前にそのことについて話したし、今はそれをさらに数人に納得させただろう。まだまだ道は長いが、私たちはこのチャンピオンシップのトップチームと戦えるだけの能力がある。
昨シーズンから変わったのは、選手たちが成長していることだ。彼らは非常に若く、信頼とともに自信は強まっている。昨シーズンにその兆候は見えていた。我々はビッグゲームで良い試合をし、今はさらに成熟している。
これからマンチェスター・ユナイテッド戦というもう一つの大きなテストがあるが、このパフォーマンスの後で、我々はさらに強くなってユナイテッドに挑めるだろう。」
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勝っていればベンゲル監督にここまで言わせなかったのに・・・悔しいなあ。しかし、シーズンはまだまだこれから!監督と選手たちには、アーセナルに負けないような一体感が作れるよう、がんばってもらわねばなりません。
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無題
無題
リザーブの選手もカーリングカップの出来しだいで上がってきそうです。レト君にはぜひもう一度、チャンスをあげてくれませんかね・・・。