チェルシー戦後の両監督のコメントです。
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●ラファ
(公式HP)「通常ならチェルシーを相手にアウェイで1ポイントを取ったというのは良い結果ですが、前半に私たちは、試合を勝てるだけの良いチャンスを何度か作っていました。後半にはもっと守りをしなくてはなりませんでしたが、私たちは良く守り、彼らのペナルティボックス近くでハーフチャンスを何度か作りました。3ポイントを取ることも可能でしたが、優れたチームを相手にプレーするのは簡単なことではありませんからね。
私はチームの出来、特に前半のパフォーマンスには満足しています。私たちは何度か本当に決定的なチャンスを作りました。クラウチには何度か良いチャンスがありましたが、一つのチームとして選手全員が気持ちの強さと献身を見せたことが、非常にポジティブでした。
チェルシーは、ゴールキーパーをはじめとして非常に優れた選手たちを擁する、非常に優れたチームです。私たちが今日やったようなチャンスを作れたのは、私にとって非常にポジティブなことでした。もしもチャンスを決めることが出来なければ、ご存知の通り、時に勝利と引き分けという違いになります。
全体として見ればここで1ポイントを取ったというのは悪くはありませんが、私たちが今日やったような勝てるチャンスを作った時は、失望しなくてはなりませんね。
いつもの通り、ゲームプランは試合に勝つことであり、私たちは引き分け狙いの試合はしていません。攻撃に出て、勝利のために必要なことはほとんど全てやりました。今私たちに必要なのは、これからの全ての試合で3ポイントを取りにいくことを考えることです。これからFAカップとチャンピオンズリーグという、2つの重要な試合を迎えます。私たちはそのことを考えなくてはなりません。
順位表の私たちの位置に関して言えば、懸命な努力をして可能ならば今日のようなプレーを続ける、必要なのはそれです。他のチーム相手にそれが出来れば、私たちは間違いなく勝ち始めるでしょう。
マルティンは良くやりました。彼の体調は良く、私は彼がこれからもっと良くなって行くと思います。彼は英語を学んでいる最中ですし、戦術的にこれからさらにチームメートとの相互理解も良くなって行くでしょう。」
●アブラム・グラント監督
(SKY Sports)「我々はまだタイトルを狙える。簡単ではないが、まだ可能性はあるし最後までチャレンジを続けるよ。
選手たちが全員戻って来れば、我々はさらに強くなる。アフリカネーションズカップから戻って来る選手たちが力になるだろう。フランク・ランパードも復帰し、私は彼が良いプレーをしたと思ったよ。
もちろん、試合に勝てなければ失望するよ。特にホームの試合ではね。我々はリバプール相手に何度かチャンスを作ったが、質の高い試合でも、非常に戦術的な試合でもなかった。我々には試合に勝てるチャンスがあったが、ゴールを決めることが出来なかった。サブの選手で変化をつけて試合に勝とうとしたが、良い試合とは言えなかったね。
(マスチェラーノがジョー・コールを倒したプレーについて)我々は結局大きなチャンスを逃した。あの時私が見たのはあれはペナルティで、今はTVでそれを見たよ。100%ペナルティだった。彼は良いレフェリーだが、ミスを犯した。ミスは起こっている。我々にとって今シーズンそれは一度や二度ではないから、それには慣れているよ。しかし彼は良いレフェリーだ。」
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一番決めて欲しかったのは、終了間際のマスチェラーノが左サイドをドリブルで持ち込んでペナントに渡し、そこからキャプテンに絶妙のパスを出したシーンでした。あそこでカイトが決めてくれたら!あの辺のチェルシーの守りはさすがです。しかしグラントさんが言っているように、今日のチェルシーはベストではありませんでしたね。ランパードが本調子ではなかったし、ランパードとバラックの共存は相変わらずうまく行っていないように見えました。ドログバ一人いたら全然違っていたでしょうし、エッシェンが真ん中にいても格段に怖いチームになっていたでしょう。
グラントさんはライリー審判を誉めているんだかけなしているんだか(苦笑)。あのプレーはPKを取るにはちょっと微妙に見えました。ジョー・コールがボールに向かったプレーをしていたら明らかにPKだったでしょうが・・・。
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無題
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