「全員のゴール」byトーレス

トーレスのオフィシャルサイトより、スペイン代表チームでの記者会見の内容です。一部昨日の記事と重複しているところもありますが、そのまま訳しました。昨日のGoal.comの訳の中に一部間違っていたところがありましたので、訂正しておきました。
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●トーレス（オフィシャルサイト）
「僕たちは、チームが優勝候補であることをピッチの上で証明しなくてはならない。ここには僕たちと同じか、それ以上に良いプレーをしているチームがある。『優勝候補』というタグに意味はないよ。僕たちは以前も同じような状況にいて、そういう機会の中で良い結果を出すことが出来なかった。僕たちがまさにやらなくてはならないのは、今やっているレベルのプレーを大会を通じて維持することだ。

僕は自分たちが優勝候補だとは思わないよ。今この段階で、自分たちがヨーロピアン･チャンピオンシップで優勝できるなんて考えるべきじゃない。一つとして同じ試合はないんだし、90分の間には何が起こるかわからない。でも進むに連れて少しずつ、僕たちはそれが可能かもしれないと信じ始めることが出来る。

簡単には行かないだろうけど、大会のこの段階で僕たちが最高の状態にあるというのは良い兆候だ。僕たちに余分のモチベーションは何も必要ない。僕たちには大きな信頼感があり、しっかりと結果を出している。これまでの成功は偶然じゃない。僕たちは、グループを首位でフィニッシュするという最初の目標を達成した。今度僕たちが結果を出さなくてはならない場所は、準々決勝だ。僕たちはこのグループの勝者で、グループCを2位で終えたチームは僕たちのことを警戒するはずだ。

スペインは、対戦相手がどこであろうとフットボールのプレーのやり方を合わせられる能力がある。僕たちは様々な戦術を持っている。タフなライバルは大勢いるけど、スペイン代表チームはそのスタイルに応じて誰が適応するかを知っている。スペインのフットボールの歴史を通じて常に、ユースチームからずっと一緒にやってきた7、8人の選手のグループがあった。それは今年も変わらない。でも、僕たちは過去から学びたいと思っている。

（アラゴネス監督について尋ねられて）彼はいつもチームのためだけを考えているよ。2006年のドイツワールドカップでの敗退を別として、僕たちは彼の元でとても良くやって来た。そして僕たちは、ヨーロピアン･チャンピオンシップでの勝利でフランス戦の敗北の埋め合わせをしたいと思っている。

（ビジャについて）僕は彼が大会得点王になると確信しているよ。実際もうほとんどそうなりつつあるし、僕は彼がそうなることを願っている。僕は彼のプレー振りに全く驚いてはいない。彼は困難なシーズンを過ごした後で好調で今年を終えたし、彼がシーズンを力強く終えたことが、チームにとってとてもポジティブなものになった。彼は大会のこれからも脅威になり続けると、僕は確信している。

（これからの対戦相手について）どことやることになろうと、それを受け入れるだけだ。でも、ルーマニア、オランダ、イタリア、全てがタフなチームだよ。そしてルーマニアがグループを勝ち上がったとしたら、それは彼らがいかに優れたチームであることかの証明だ。

オランダの瞬時のゴールはすばらしかったね。でも僕は、僕たちの大会ベストゴールはまだこれからで、それが決勝で出ることを願っているよ。

（スウェーデン戦のゴールについて）僕は他のどのゴールとも同じように、あのゴールを祝ったよ。スウェーデン戦での僕のセレブレーションに何も特別なものはなかった。ゴールは全て、スペイン代表チームとスペインを支える全ての人たちで決めたゴールだ。チームは一体で、全てのゴールを皆で祝っている。」

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トーレス、フランスは無視ですか（笑）。スペインはどこが勝ち上がってくることを望んでいるんでしょうか。リベンジを狙ってフランスか、それともルーマニアか･･･。ルーマニアはトーレスが試合前から「ダークホース」と言っていたチームだけに不気味です。守備の堅いチームですから、スペインはこじ開けるのに苦労しそうです。
オランダのゴールは当然彼も見ているんですね。カイトとトーレスの対戦が今からもっのすごく楽しみです。それにはどちらもきっちり準々決勝を勝ち抜いてもらわないと！