シソコがイタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトに語ったコメントが、SKY Sportsに紹介されています。
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●シソコ
(SKY Sports)「僕の決められることじゃない。それはクラブ間次第だよ。そう、ユベントスの興味は真剣なものだし、僕は何とかなって欲しいと思っている。
監督が求めているのは安定性で、そこに何の偏見もないということは僕は納得できる。でも最近の、マスチェラーノとアロンソを選んだことについては、僕は理解できないよ。結果として、僕は自分のエージェントに移籍先を探るように頼んだし、もしも自分で出来ることだったら僕はすぐにでもチームを去っていただろう。
ユベントスはすばらしいクラブだし、クラウディオ・ラニエリはすばらしい人だ。僕はベニテスには大きな借りがある。彼は僕を一人の選手として成長させてくれた。彼は僕をリバプールに呼んでくれたけど、昨シーズンの僕の怪我の後で、何かが変わってしまった。」
●アリゴ・サッキ
(Goal.com)「シソコは相手のプレーを止める水栓ではあるが、フットボールをプレーすることは出来ないし、それだけの能力がない。」
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あえて「偏見」という言葉を使っているところがちょっと気になりました。記者の質問の仕方にもよるんでしょうが、否定はしていてもシソコの中にそういう気持ちがあるんだとしたら、彼がリバプールでプレーを続けることはますます難しいでしょう。
サッキさんのシソコのついてのコメントは非常にきっついですが、彼の特徴を短い言葉で端的に表しているのはさすがだなあと思ったので、敢えて紹介してみました。パス能力、もっと言えばしっかりマイボールにしてコントロールする能力、そこが欠けていることがはっきりと見えた今シーズンのこれまででした。もちろん優れたところは山ほどあってチームに大きく貢献してくれる選手なんですが、サッキさんに言わせるとそういうところは「水栓」の一言でばっさりです(苦笑)。
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