イスラエルがロシアを破り、イングランドのEURO予選通過の望みが繋がりました。ジェラードとクラウチのコメントです。
---------------------------------------------------------------
●ジェラード
(テレグラフ紙)「ロシア戦以来ずっと、一人のイングランド代表選手であること、そして予選突破の可能性が自分の手を離れ、他の人間に頼らなくてはならないという立場にいるのは困難なものだった。そんな状況は誰も望まないし、僕たちがそこにいるべき状況じゃない。
今はもう一度チャンスを与えられ、そういう経験を選手全員のモチベーションにしなくてはならない。選手全員のパフォーマンスで、僕たちがもう一度幸運にもチャンスを得たことを証明しなくてはならないし、予選突破を決めなくてはならない。もしそれができなければ、ものすごくフラストレーションを感じるだろう。
僕たちは、自分たちの人生最大の試合のひとつになる水曜の一戦を楽しみにしている。
(オーウェンが負傷したのは)大きな痛手だ。彼は僕たちのトップゴールスコアラーで、うまく行って僕たちが予選突破を果たせれば、マイケルはこの大会で僕たちに栄光をもたらすシュートを決めてくれるだろう。しかし水曜日には彼はいないし、それは他の誰かのチャンスになる。僕たちは怪我についてなくて重要な選手が何人も使えないけど、その中でやるべきことををやるだけだ。」
●クラウチ
「僕は13試合スタメンで11ゴールを決めている。その数字をすごく誇りに思うし、もしそれを続けるチャンスを得られるなら、僕はやるよ。水曜には多くのファンがスタジアムにやってくるだろうし、僕たちは出来得る最高のプレーをやるだけだ。もしも僕たちが予選敗退することになったら、それは国にとって、そして僕自身だけじゃなく他の選手たちにとっても、ものすごい打撃になるだろう。水曜日のウェンブリーの雰囲気はすばらしいものになるだろうと思うし、僕たち全員がその試合でプレーしたいと思っている。
自分たちの予選通過が他の結果にかかっていて、それを待たなくてはならないというのはひどくフラストレーションを感じだよ。僕たちはもっと出来たはずだと信じている。今までのうちに目標を達成できていれば良かっただろうけど、そうはならなかったし、全員がその結果の責任を引き受けなくてはならない。僕たちは決してその事実から逃れようとはしていない。しかし望みは繋がっている。水曜日に良い結果が得られると僕たちは確信しているよ。」
●ベッカム
「(水曜が代表99キャップ目になることについて)一番大事なのはチームであって、僕じゃない。僕はいつもそういう風に考えてきたし、これからもいつもそうだろう。自分の代表100キャップじゃなく、チームの予選突破なんだ。」
-------------------------------------------------------------------
クロアチアは予選通過がすでに決定、水曜日のモチベーションは決して高くはないでしょう。そしてイングランドホームであること、引き分けOKであることを考えれば、予選突破はまず間違いないと思います。ベッカムも無事代表100キャップ達成できそうです。
今回のインターナショナルブレークでは、キャプテンは「イングランド代表の若手が育っていないのは外国人が多すぎるから」とか、「CLよりもリーグよりも、イングランド代表の試合の方が自分にとって大きい。クラブよりも国の代表で何かを成し遂げる方がずっと重い」と発言したりして、ちょっとした物議もかもしました。追い詰められた代表モードに入って、相当てんぱっていたんだろうと思います。水曜はきっちりと勝利して、悩みすっきり解消してクラブに戻ってきてくれることを願っています。
PR
無題
無題