「不利な判定」byモイーズ監督

マージーサイドダービー後の両監督のコメントです。
-------------------------------------------------------------------------
●モイーズ監督（Liverpool Daily post）
「最初の交錯がPKだったかどうか、私は確信が持てない。二人の選手が交錯し、お互いが接触する前にジェラードの腕はヒバートを遮っていた。ジェラードは滑ったのであり、ヒバートはタックルをしていない。
レフェリーはイエローカードを取り出していたが、リバプールキャプテンが彼と言葉を交わし、それからカードはレッドになった。

ジャッジは下される、それがフットボールだ。しかし試合ロスタイムには正しいジャッジを下されるチャンスがあり、エバートンが受けるべき結果を得られたはずだ。我々は少なくともPKを得られるはずであり、他のPKがあれ以上にあからさまなものだったと言うならば、私は違うゲームをやっているんだろう。
私はフットボールを違った風に見ているのかも知れない。あのレフェリーが我々が何故だと尋ねるのがおかしいと感じているのなら、おそらく彼はあそこにいるべきではない。

我々は毎日トレーニングを積み、どういう判定が下されるべきかわかっており、あのレフェリーはそれをしなかった。私の想像できるものを超えているよ。
レフェリーたちは、彼らの仕事にベストを尽くしている。私は過去何年も、レフェリーに文句を言わないように非常な努力を払って来た。我々はレフェリーを練習に招くなど、とても協力的にやっている。
彼らはタフな仕事をしているが、しかし私の仕事がどれほどタフか、そしてポイントを確実に獲得することが我々にとってどんな意味を持つか、彼らは理解しているんだろうか？

二人の選手が退場処分を受けた。フィル･ネビルへの判定については理解している。あれは正しい判定だったが、我々に有利な判定は全く下されなかった。人々は私にレフェリーは偏っていたかと尋ねるが、私はコメントできない。しかし私たちには何も与えられなかった。
我々はリバプールよりも良くやったと思う。別の日には我々は別の結果を得たかも知れないし、我々は良いプレーができていなかったが、リバプールも彼らの望むようなプレーは出来ていない。
9人に減ってさえ、我々はそれでもPKのチャンスを作り、それを得られなかった。勝利していれば、我々はリーグの上位半分の中にしっかり食い込んでいただろう。重大な判定が我々に不利な方に下された。」

●ラファ
「イングランドでは、選手はダイビングでPKを得るべきでないと私は常に感じています。私はどちらのPKの判定も正しかったと思います。カイトにレッドではなくイエローカードが出たことにも、私は同意します。彼はエバートンの選手に触れてはおらず、相手にまっすぐ向かっていったというよりも、むしろ横切るように動いていました。彼はボールに向かってチャージしようとしていたんです。

私は自分たちが勝利に値したと感じていますし、選手たちのパフォーマンスはすばらしいものでした。この結果は我々のシーズンの転換点になり得ますし、次週の二つの非常にハードな試合、ベジクタシュとアーセナル戦へ、私たちを自信に満ちて送り出してくれるでしょう。

私は情熱を少し抑えて、試合とボールをコントロールし、ポゼッションをキープしたいと考えました。スティーブンは交代に少し驚いていましたが、ルーカスは賢く、良いパスを供給できる優れた選手です。あのゴールはほとんど彼の仕事で、彼のシュートが我々を勝利に導くPKをもたらしてくれました。」

-------------------------------------------------------------------------
問題の判定についての個人的な感想を言いますと、
1点目のPK･･･あれはPKを取られても仕方ないが、ヒバートはイエローでよかったと思う。レフェリーの行動はやや不審。
2点目のPK･･･誰が見ても100%PK＆レッド。PK蹴るまでもなくルーカスの得点にして欲しいくらい。
ロスタイムのキャラのプレー･･･1点目がPKならあれもPKだったと思う。レフェリーの角度が悪かった？て言うかスカパーリプレイちゃんと流してくれ。
カイトのプレー･･･レッドでもおかしくなかった。危険すぎ。よけてくれたネビル弟に感謝。

です。ということで明らかにレッズ寄りの判定で、モイーズ監督が怒るのは無理もないと思います。みなさんはどうお感じでしょうか？