エコー紙より、アウレリオとインスーアのコメントです。
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●アウレリオ
(Liverpool Echo)「エミリアーノがチャンスを与えられた時には、毎回彼は自分の能力を証明して来た。それはこの間の夜も変わらなかったね。彼個人にとってばかりでなく、チームにとっても良いことだ。それはファーストチームに加われる選手がまた一人増えたということで、選手層を厚くし、監督にさらに選択肢を与えてくれるということだからね。
リバプールのようなビッグクラブに在籍していれば、ポジション争いをしなくてはならないということは常に認識している。でもそうなった時、僕たちは皆チームの利益のために競い合っているんだ。僕たち全員がチームの力となるために懸命に努力をしているんだし、ポジション争いも単にその一部だよ。僕たちは一緒になって努力をしている。エミリアーノと僕の場合は、二人ともチームのためにベストのことだけを望んでいるんだ。」
●インスーア
「(U-20南米選手権は)僕にとって良い経験とは言えなかった。僕たちは次のステージに勝ち進むことが出来なかったからね。もちろんもっと上手くやりたかったんだけど、残念なことに物事は僕たちが願っていたようには行かなかった。
僕はあの大会に参加しなくてはならなかった。それでリバプールの試合を逃してしまうことになったけど、もう過去のことだし、僕はそれを後ろに置いて、リバプールとこれからの試合にだけ集中しなくてはならない。プレミアリーグではまだ10試合が残されているから、願わくはできるだけたくさんの試合でプレーしたいよ。
離れている間も、僕はリバプールの結果をずっと見ていられたよ。でもそうやっているのと、実際にチームの中に加わっているのは同じじゃない。それでも今は、これからの試合を楽しみにしていられるね。
僕はチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦ではプレーできない。練習で懸命な努力を続けて、僕たちの次の試合を楽しみにしていなくてはならないということだね。マンチェスター・ユナイテッド戦でプレーすることを考えたら、ものすごくワクワクするよ。僕がチームに入れるかどうかはわからないけど、とにかくトレーニングで出来る全ての力を尽くさなくてはならないし、もしもプレーできたらそれは僕にとってすばらしいことになるだろう。
子供の頃、アルゼンチンでリバプールとユナイテッドの試合を見ていた時のことを思い出すよ。世界中の人々が見る試合なんだ。その中でプレーする選手誰にとってもものすごい大一番で、今は僕にはそこに加わるチャンスがある。だから僕は集中を保ち、チームの中に入れることを願っているよ。
ミドルズブラ戦でチームに入ってスタメンに選ばれたのは本当に嬉しかったよ。リバプールには他に優れた左サイドバックの選手たちがいることを、僕は知っているからね。でもリバプールのようなクラブにはこれだけたくさんのポジション争いがあるんだから、僕はとにかく前進を続けて、あらゆる試合に全力を尽くすだけだ。
チームの中に戻って来られて、本当に良かったよ。僕たちのファンの前で勝つことが出来て、すごく楽しかった。僕たちはとても良いプレーをした。僕たち全員にとって今重要なのは、この前進を続け、ポイントを取り続けられるように自分たちのレベルを上げ続けることだ。」
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懸念のポジションだったLSBが、アウレリオの好調とインスーアの台頭で、一気にポジティブな意味で頭を悩ますポジションになって来ました。アウレリオのコメントはさすがベテランです。対するインスーアのコメントは若くて元気。彼のコメントを読むと、ユナイテッド戦で彼を起用して欲しい気持ちになりますね。試合まで中3日、アウレリオのコンディション次第かもしれません。どちらかと言えばインスーアにマドリー戦を、アウレリオにユナイテッド戦をやって欲しかったです。自国育成枠に入るまではあと1年、その頃には彼が主力になっているでしょうか。
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