「チーム全体が良かった」byラファ

ユナイテッド戦後の両監督と、キャラガーのコメントです。
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●ラファ（公式HP）
「今日は私たちが満足できる試合だったと思います。今まで非常に優れたチームを相手に敗北をしていましたからね。しかし私たちは精神力を見せ、後半は非常に良いプレーをしていました。これはとてもポジティブなことです。
早い時間に失点した後、チームは強い精神力を見せつけました。私は開始から早いテンポでの試合を望んでいましたので、あれだけ早い時間に彼らにゴールを決められたのは本当に落胆しましたよ。彼らはボールを廻し、ポゼッションをキープしていました。ですから、私たちにはかなりの変更が必要でした。チャンスを掴み、後半に大きく改善ができたのは本当に重要だったと思います。

今日は、大勢の選手が懸命なハードワークをしているのをご覧になったと思います。特に二人のストライカー、ディルク･カイトとロビー･キーン、彼らは前線で驚くほどの仕事をやってくれました。そしてアルベルト･リエラも彼の初試合に良いプレーをしてくれました･･･彼は幸運の男です。
フィジカル的に彼は準備万端ではありませんでしたが、私たちには彼の能力が必要でした。そしてスティーブン･ジェラードを入れた後は、彼も良くやってくれました。今日は大勢の選手のことをお話できます･･･ライアン･バベルも実に良かったですが、チーム全体のプレーが良かったと思います。

過去2年間、彼ら（ユナイテッド）は喜んで後ろに引き、私たちがミスをするまでカウンターアタックのみを仕掛けてきたことを私は覚えています。そして今日も、多かれ少なかれ状況は同じでした。ベルバトフ、テベス、ルーニーのような能力を前線に擁してプレーするなら、ただ引いて待っているだけでも、私たちが何かミスを犯せば彼らは私たちの息の根を止めることができます。

私たちは今日は多くのミスは犯しませんでした。私たちは常に進歩し、物事を改善できますが、チームそのものが良いプレーをしましたね。
私たちが改善しなくてはならない唯一のものは、トップチームを相手の結果でした。今は3ポイントを獲得し、昨シーズンよりも良い位置につけています。私たちは今はトップ4を相手に勝利を得、上手く行けばチェルシーやアーセナルを相手にも同じ結果を出せるでしょう。エバートン戦も、私たちにとってもう一つ難しい試合です。」

●ファーガソン監督（ユナイテッド公式HP）
「試合を全体的に見た私の意見は、リバプールの方がはるかに良いチームだったということだ。彼らはタックルし、我々を追いかけて悩まし、我々にミスを犯させ、我々はそれにしっかり対応できなかった。それが敗北の源だった。

我々はベルバトフからテベスへのすばらしいボールで先制し、非常に良いスタートを切った。あの時点では、私は勝利を確立しつつあると思ったよ。しかし我々が失った2ゴール、あれは全くショックな失点だった。ディフェンスが非常に、非常にお粗末だった。ハイライトを見た人間は、これは問題あるチームだと思うだろう。リオ･ファーディナンドは別として、我々はピッチ上で一つも良いパフォーマンスがなかった。考えられないことだ。

（ビディッチの退場について）私は見ていたが、彼はひじを出していた。しかしキャラガーやシュクルテルは試合の空中戦の競り合いで毎回ひじを使っていたし、彼らには全くファウルは与えられなかった。我々の側は3人の選手に警告が出て1人が退場になったが、私はそれがユナイテッドが汚いチームだった結果とは思わない。

（来週末のチェルシー戦は）難しい試合になるだろうが、アウェイの試合は全て難しいものだよ。そして試合のフィジカル面にしっかり対応できなければ、その時はまた悪戦苦闘することになるだろう。」

●キャラガー（公式HP）
「俺たちにとってすばらしい結果だ。ただの3ポイントでなく、俺たちに信念と自信を与えてくれる。ヨーロッパ最高のチーム、そして大きな敬意を払っているチームを倒したんだ。俺たちの自信に驚くべき効果を発揮するはずだ。

あまりにも長く俺たちはリーグの先頭から遅れ続けていて、トップはいつもマンチェスター･ユナイテッドとチェルシーだった。今は俺たちはリーグのトップに行き、俺たちとユナイテッドとの間にちょっと一息つけるだけの差をつけた。
今回の結果がどう作用したかはシーズンの終わりにわかるだろうが、願わくばこれが俺たちに拍車を掛けて欲しいね。」

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キャラにはちょっと危ないプレーがあってひやひやしましたが、忘れます。彼の言うとおりに、これがチームにとって大きな自信となってチームパフォーマンスをぐっと押し上げてくれるといいですね。キャプテンは今日の出来を見る限り、まだ100%に遠いという印象を受けました。ミッドウィークまでには調子を上げてくれるでしょうか。
チームの一番良い形を見つけるのは、もうちょっと時間がかかりそうですね。キャプテンとトーレスがこれから戻って来ますが、カイトとキーンの前線のコンビは相手ディフェンスを大いに脅かしていましたし、左のリエラは良かったし、交代のバベルも良かったし、右のベナユンとアルベロアのコンビも良かったし、CMFはマスチェラーノとアロンソのコンビが効いていたし･･･というわけで、選択肢があり過ぎです。最終ラインは最終ラインで、アッガーを使わないでおくのはもったいないですしね。