テレグラフ紙より、ジェラードのポジションとベッカムの召集について、マクラーレン監督のコメントです。
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●マクラーレン監督
(テレグラフ紙)「スティーブン・ジェラードは右のサイドでプレーできる。彼はリバプールでそれをやっており、得点をあげてすばらしいパフォーマンスを見せた。しかし私はイスラエル戦の後半とアンドラ戦を見て特に、彼は真ん中のプレーを望んでいると感じたよ。彼はその主張が正しいと証明しなくてはならず、そしてそれをやってのけた。
彼は我々を引っ張る力であり、彼の力を最も発揮できるフィールドの真ん中からチームに息を吹き込んだ。私はスティービーGに感銘を受けている。彼のこれまでの姿勢と、そして特に、真ん中でプレーした時のイスラエル戦後半とアンドラ戦での彼のパフォーマンスにね。私は彼にベストの場所を与えるつもりだ。
もちろんジェラードとランパードは一緒にプレーできる。私は過去2年間ジェラードとランパードを見て来たが、彼らは確か10試合をともに中盤の真ん中でプレーして、予選と大会の中で7勝2分1敗という成績だ。これは決して悪い成績ではない。
ファンの支持を私が取り戻すためには、試合に勝つしかないだろう。デイビッド・ベッカムを連れ戻したのはそのためだ。私はデイビッドが、このチームがエストニア戦に勝利する助けになると信じている。私は今年に入ってからデイビッドを非常に綿密に見てきたが、私が今まで長く、非常に長く見てきた中で、最もフィットしているように見える。レアル・マドリーの試合のひとつでは、彼は15km走っていた。
ワールドカップ以来、彼はすばらしいプロフェッショナルとして自分自身を律していた。彼は決して不平をもらさなかった。それが私が間違っていたことの証明であろうと他の何であろうと、おそらくそれは、彼がいまだこのレベルでのプレーを望んでいるということの証明だろう。
我々は若い選手たちの先頭争いを見てきた。右サイドには可能性がある。アーロン・レノン、ショーン・ライト-フィリップス、デイビッド・ベントリー、そしてその中にアシュリー・ヤングやテオ・ウォルコットも割って入って来ている。しかし彼ら全てがまだ『可能性』だ。
私はスタッフに意見を求めて助言を聞いた。Terry Venablesがこのポジションについており、彼はそれを知っているし理解している。これは私の決断であり、私の命運がかかっている。」
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命運をかけなくても現在0勝5敗のエストニアには勝てると思いますが・・・というか勝ってくれなくては困ります。勝利はもちろんのこと、その前のブラジル戦も含めて、内容が問われる試合になるでしょう。レッズキャプテンが真ん中、そしてファーディナンドが負傷のために、キャラガーが先発で出るかもしれません。すばらしいパフォーマンスを期待しています!
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