ヴィラ戦について、終了間際にゴールを決めたクラウチと、ラファのコメントです。
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●クラウチ
(Liverpool Echo)「全員がスティービーの発言に同意すると思う。リバプールのようなクラブにとってこのポイント差は疑いなく大きすぎるし、大きな落胆だよ。
シーズンのスタートの時は、僕たち全員が自分たちはこれから真剣なチャレンジに立ち向かうんだと感じていた。でも今はそうであるようには見えない。僕たちはずっと遅れを取ってしまったし、スティービーが言ったように、十分に良いとは言えない。
ドレッシングルームには十分な才能が揃っていると僕は思う。僕たちは優れた選手の集団になった。タイトルを獲るのに十分かどうかは僕にはわからないけど、僕たちが今いるポジションよりはもっと上にいていいはずなのは間違いない。選手として、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権は固めておかなくてはならないね。それは最低限だと思うし、さらにその上を目指して僕たちは懸命に努力をしなくてはならない。
(ヴィラ戦のゴールについて)もちろん、あんな風に追いつめられないような試合にしたいよ。僕たちは1-0でリードしていたんだし、試合を僕たちが本来なら出来るように終わらせられなかったのは残念だった。
今シーズンの僕たちはホームでちょっと、仕事を終わらせられないとか相手チームを抹殺できないという特徴があるけど、アストン・ヴィラは賞賛に値するよ。彼らはあそこで持ちこたえてゴールで僕たちを驚かし、僕たちは1点を返しただけで喜んでいた。しかし、僕たちはリードを許すべきじゃない。アンフィールドなんだから特にだ。
リードされたのは僕たち全員がショックだったよ。1点を返した後は、グラウンドにいた全員が2点目、3点目を取りに行こうと考えていたと僕は思うし、それが出来なかったのは残念だった。たった1点しか自分たちがリードしていない時は、相手チームが挽回して来るチャンスは常にあるんだし、現実としてそれが起きてしまった。
ヴィラは良くやったよ。まさに彼らはそれをやり、僕たちは最後になんとか引き分けに持ち込んだ。しかしホームなんだから、それで十分とは言えないよ。」
●ラファ
(Liverpool Daily Post)「選手たちが勝ちに行きたがっていないとは誰にも言えません。彼らはしっかりとそれをやっています。
私がどう感じているのか、説明するのは難しいです。私の英語はご存知ですね。しかし、私は非常に、非常に落胆しています。ファンの反応を見れば特にです。彼らはチームに対して、私に対してすばらしい対応を見せてくれます。私たちは彼らに、良い試合、良い勝利を返す義務があります。
次はカップ戦でノンリーグのチームと対戦します。誰にとってもすばらしい機会になるでしょうが、おそらく私たちは自信を得られるゴールをいくつか決められるでしょう。
(現在5位という状況について)どこが悪いと人に説明するのは難しいですね。私たちはヴィラよりもずっと良いプレーをし、何度もチャンスを作っていました。そして試合を決めてしまうべきでした。
私たちはこれまではアウェイでのプレーに問題を抱えていました。今はその状況ははるかに良くなっていますが、ホームで十分な勝利を得ることが出来ていません。チャンスを作ってはいますが、まだ2、3試合続けて勝つことが出来ていません。
私たちはヴィラを破るに値するプレーをした、それは疑問の余地はありません。しかしなぜそれが出来なかったか、分析をしなくてはなりません。もしもチャンスを作ることが出来ていなければ、何か悪いところがあるはずです。しかし私たちはチャンスを作っていますから、なぜ試合を終わらせてしまうことが出来ないか、それを解決しなくてはなりません。
私たちはヴィラよりもはるかに良いプレーをし、私たちとどう対戦するか方法を見出したチームとは直面していません。もしも私たちに良いプレーが出来ていなければ全てを変えなくてはならないでしょうが、そうではありません。私たちは良いプレーが出来ていますので、それを続けて行かなくてはなりません。
私は順位表のトップについては考えるつもりはありませんし、何かを認める発言をするつもりもありません。4位になるために努力し、それからさらに高い位置を目指します。
私たちは現実的でなくてはなりませんし、今はトップ4でいることについて話さなくてはならない時です。ポジティブな材料は、チームがしっかりとハードワークを続け、終了間際に起こった出来事です。ピーター・クラウチがファインゴールを決めてくれましたし、私たちは確かにそれに値するプレーをしていました。」
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ラファは現状のシステムを変えるつもりはないようですね。むうぅぅ・・・。クラウチをスタメンにするとか、アロンソ・マスチェラーノ・キャプテンを同時に使うとか、何らかのてこ入れが必要な時期なのではないかと思うんですが。週末のFAカップ戦はノンリーグが相手ですから、思い切ってメンバーを落とすかもしれません。しかし、チームの自信を回復するために敢えてベストメンバーで行くという選択肢もあるでしょう。
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無題
いつもと同じセリフだけど、溜め息ばかりついて、ものすごく辛そうでした。
今まで見られた苦笑さえなく・・・
オーナーとの一件があってから、自分の英語力の不甲斐なさについての発言が多くなりました。
もしかして、電話かメールで 「何がいいたいのか分からない」というようなヒドイこと言われたのでは・・・
その悔しい気持ち、同じイギリスに住んでて痛いほど分かります。(涙)
早く監督に元気になってもらわないと。
無題
英語は十分普通に話してると思うんですけど、まだまだなんですね~。アロンソの英語もいまだに笑いのネタにされているようですし。難しいんですね。頑張ってください!